【容姿】 ドギツイほど鮮やかなピンクのロングヘア、幼げで愛らしい顔と紫の瞳、透けるような白い肌、そして常軌を逸して巨大な乳房がトレードマーク(頭より大きい。へそは隠れない程度)。 その胸をしまっておけるような服は少なくとも市販のものには存在しないので、包むとか覆うというよりは「布を掛けておく」ような構造の独特なファッションをしている。つまりほとんど常に下乳は剥き出し、ヘソも丸出し。 顔立ちも絶世の美少女と言ってよいものながら、乳房のインパクトのせいで霞みがち。 男の欲望の権化であり、「扇情的」と「醜悪」の間で綱渡りをしているような姿。
【基本設定】 呼びにくい名前なので、本人は「マリア」と名乗ることも多い。 かつて狂った錬金術師が作り出した「美しい娘」……の、出来損ないのホムンクルス。 工房で目覚めたときには、主人であり夫たるはずの錬金術師(マリアは『お父様』と呼ぶ)は既に死亡しており、それ以来マグメール周辺を一人で徘徊している。
基本的に無知で世間知らず。良く言えば純粋無垢。その性格と後述の性質があいまって、自分の容姿についても無自覚。 自分を求めていた主を生まれる前に失ったという経緯から、愛情に飢えている。物怖じせず、人懐っこい。
【能力】 生まれついてある程度錬金術の知識が備わっている他、高い魔力を秘めており、転移、障壁、浮遊等の高等魔術のような力を持つ。しかし、他者を攻撃したり物体を破壊するようなことに力を使うことはまずない。 また、男の慰み物として作られた存在ゆえに、男(オス)に対して強く逆らうことできず、個人的に嫌なことでも要求されれば従う。 ただそれでも限度はあり、例えば「抱かせろ」などはともかく「殴らせろ」「自害しろ」などと命令された場合はパニックになり、転移などで逃げてしまうだろう。
【体質】 人間と同じく水や食事などを摂ることもできるが、摂らずとも長期間問題なく生存できる。 しかし、ホムンクルスとして不完全な身体は、自らの「材料」である精液を強く欲しており、ロスマリヌスはそれを「この世で一番おいしいもの」と認識している。 やたらめったらに大きな乳房は非常に敏感な性感帯でもあるが、やはり本人はそのことに無自覚。いろんな意味で弱点であるにも関わらず率先して隠したり庇ったりすることはあまりない。
【美しい娘】 錬金術師が作り出そうとしたもの。霊薬エリクシールによって不老不死を得た錬金術師が、その永遠の孤独を慰める伴侶として作る「永遠に主に忠実で、身も心も若く美しくあり続ける処女」としてのホムンクルスの究極形(の一つ)を指す言葉。「理想の乙女」「生き人形」とも。 永遠の処女とは言っても、処女膜が再生するというようなことは無い模様。そもそも、そんな性交に不要なものがついていたかどうかも不明。
本来、それを創造するにはエリクシールが必要とされるが、創造主だった錬金術師は当然エリクシールを精製することなど出来ていなかった。 また、作られる過程でまともな管理もされていなかったために、ロスマリヌスの「美しい娘」としてのあり方は本来のそれとはかけ離れたものになっている。 知能はお世辞にも高いとはいえず精神年齢も幼い。それに合わせてか、絶世の美女になるはずだった顔もやや子供じみたものになっており、均整の取れた美しい身体は歩くのにも難儀しそうなほど肥大化した乳房のせいで台無しになっている。 「主に忠実」という性質は、人懐っこく素直な性格という形で表れることが多い。優しい素振りを見せておけば手懐けるのは容易いだろう。
【母乳(?)について】 乳房からは母乳のような液体を搾ることが出来るが、これは疑似エリクシールとも呼ぶべきもの。非常に美味(※具体的にどんな味かは決めてないのでお好きに描写してください)。 口にすれば体力や魔力の回復に大きな効果を発揮するが、流石に永遠の命は手に入らない(健康になって長生きする程度のことはあるかもしれない)。 身体から離れるとみるみる劣化し、ものの数分ほどで効能がなくなってしまう。摂取するならば、消化時間も考慮すれば乳首から直飲みが確実かつ効率的。 |
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