●概要 マグメールにおける貴族令嬢や王侯貴族が集う騎士団 旗手が掲げる旗に薔薇が大きくあしらわれていることからこの呼び名で呼ばれている。 公には赤、黄、白の3騎士団があり、これに非公認の黒薔薇騎士団が加わり総括して薔薇騎士団といわれることが多い。 なお正式名称は”マグメール王国軍特別礼装部隊”
●基本的なお仕事 元々は女性指揮官や女性騎士の健全な育成を目的に組織された騎士団。 部隊長は一応形式的には皇后となっており、現在は空席となっている事から一時的に軍部の傘下という形をとっている。 その性質上より実践的な軍事教育現場や祭典での花形としての役割が強かったが 元々軍関係者や貴族間の人脈形成の場の一つであったことから 現在は治世の乱れも相まって騎士を志す若い貴族の隔離場所や 兵役期間を消化するための避難場所になりつつある。
●各薔薇騎士団の特徴 ・赤薔薇騎士団 部隊長はノシェ・エルメンガルド。 なかなかに豪快な人物で多くの逸話を持つ。 その戦闘スタイルに反して趣味は編み物。
近接戦闘に長けた者が多いといわれている。 軍にとって戦端を開く楔であり先駆けを担うことも多い危険な役割ではあるものの、薔薇騎士団で最も勇壮かつ苛烈な部隊で知られる。 白薔薇騎士団と双璧をなす舞台で深紅の装束を纏うものが多く、部隊服も赤を基調としている。 これは幾度となく降る敵の血潮に染められる事も、自身の血潮で染まることも無いようにとの願いから。 男性顔負けの近接戦闘技能を持つものも多く実力主義。
・白薔薇騎士団 部隊長はラウラ・エルメンガルド 涼やかな見た目の美女だが冷血漢としても有名。 冷静なイメージがあるがお酒に弱いらしい。
スペルユーザーや弓師等が比較的多く所属する部隊。 遠距離からの殲滅、支援を主な役割としている。 とはいえ騎士として恥ずべく事の無いよう訓練も厳しく 一般の騎士に比べ近接技能の連度は高い。 赤薔薇騎士団と双璧をなす部隊であり部隊服は白が基調。 これは戦場においても装束を汚す事無く凛と咲く花であれという願いが込められている。 遠距離戦闘の外にも緊急時は黄薔薇騎士団の補助に入り医療行為等こなす事が求められるため、より知識を求める傾向がある。
・黄薔薇騎士団 部隊長はリーシャ・エルメンガルド 穏やかだがゴージャスな雰囲気のある人。 姉妹の中で一番メリハリのある体系の持ち主。 ちなみに怒らせたら一番怖いらしい。
主に後方支援を主として活動する部隊。 一癖も二癖もある騎士が多く、技術者が多いのが特徴。 もちろん騎士ではあるため軍事訓練もある程度受けている。 その活動内容は儀礼や医療、物資の運搬や護送と多岐に渡り より高度な礼儀作法と独自のスキルが求められる。 部隊服は黄色を基調としている。 これは友軍と民にとって太陽のような存在であれという願いが込められている。 その性質から対人関係や人脈に強い人材が多く、また最前線で戦うことが少ないという先入観、祭典などで最もみられる騎士団であるという点から薔薇騎士団の中では最も倍率が高い部隊でもある。
・黒薔薇騎士団 部隊長は不明。 それどころか部隊員同士お互いの存在を任務になるまで知らされないが一貫した指揮系統は存在する模様。
部隊の活動内容は公にはされていない暗部を司る部隊。 暗殺、破壊工作、上級幹部への慰問等後ろ暗い任務を請け負うことが多い。 この舞台に関しては貴族よりも平民が多く、非道な訓練が行われているとも言われている。 部隊員には高級娼婦なども存在する。 その性質上公な団体として認められる事はないがより忠誠心が問われる部隊でもあるためそれを確保するために様々な方法が取られているかもしれない。 部隊服は正式には存在しないものの黒を基調としたものが一応ある。 これは暗部を司る自負と何物にも染まることなく任務を遂行すべしという意味を持つ。
●施設 遊技場…野外、屋内共に充実している。特にお貴族様は注文が多いので実に充実している。 闘技場…練兵場と併設されており正式な闘技大会等も行われている模様。普段は練兵場として利用されている。 練兵場…騎士である以上日頃の軍事訓練は欠かせない。 修練場…こちらは座学向けスペース。 宿泊施設…基本的に個室だが一応家族で過ごせるスペースもある。貴族向けなので非常に過ごしやすく、従者用の部屋もある。 茶室(サロン)…貴族にとってはお茶会で人脈を作ることも仕事の内 庭園…立食パーティー等で利用され、十分な広さがある。中央には美しい噴水がある。 兵装保管室…礼装や兵装は日ごろからの管理が大事です。 厩舎…騎乗は騎士の友。馬だけでなく他の4足歩行動物も飼育が可能。 図書館…騎士たるもの武勇だけでなく知力にも優れているべきという趣旨から宿泊施設とサロンの中間にある。一番の人気ジャンルは恋愛小説。
●所属条件 騎士以上の職業であること。またはその従者であること。 基本的に女性メインの舞台ですが男性が所属されても問題はありません。 また黒薔薇以外の騎士団に所属する場合は貴族以上の身分であること。 騎士団長や各部隊長といった重役に関しましてはご遠慮ください。 ただそれ以下(副部隊長や切込み役)であれば自由に設定されて構いません。
●利用趣向 基本的に自由です。 が、設定上一応国の機関であるため団体として襲撃した場合国家が敵に回るレベルのお話にはなります。少なくとも貴族は敵に回ります。 騎士団内での模擬戦や雑談、茶番で壊れるのはもうしょうがないです。茶番次元でそのうち修理されるでしょう。
●その他 適当に施設を作成されてもかまいません。 また元所属していたり、所属を希望している等の関連付けもご自由にどうぞ。 |
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