【ジェイル奴隷商会】 国境を越えて勢力を広げる奴隷マーケット。
奴隷商として敗戦国の王族や難民、未開の地の原石など『確かな商品』を提供し続けてきた実績は、やがて客層を権力者たちにも拡げ、ジェイル商会の奴隷は所謂ブランド商品としても扱われていった。 やがて勢力が巨大になるにつれ事象は逆転し、今やジェイル商会の認める奴隷はそれが王族や魔王であっても「元王族」「元魔王」の奴隷として認識されることとなった。
ジェイル商会で実績を積んだ商人は幹部となり、元締からジェイル商会幹部としての「力」を付与される。
【ジェイル・ブランド】 ジェイル商会が奴隷と認めた商品は、すべて金属とも宝石とも判断つかない鉱物で出来た、首輪や手枷、足枷といった『枷』で拘束されている。 この枷は装着している者の『魔力を奪う』『特定の行動を封じる』『行動を強制する』等、それぞれ異なる様々な効果を持っており、ジェイル商会の幹部のみが、元締めからこの枷を作成する力を与えられる。
枷にはその特徴として『檻に囚われた何か』の刻印が刻まれている。その『何か』は幹部ごとに異なっており、刻印によってどの幹部が奴隷としたか判断することが出来る。 幹部間は必ずしも仲がいいわけではなく、如何に上等な獲物に自分の刻印を持つ枷を付けさせるかで競うこともあるが、元締めはこれに関与しない。
また、刻印の横にはその奴隷の所有者の名前が刻まれる。これは名前を刻まれているものの意思により書き換えが可能であり、これを書き換えることで所有権の移転、奴隷の売買を可能としている。枷の装着者に対する前述の規制は、すべてここに名前が刻まれた主人の管理による。
所有者は定期的にこの枷に自らが所有者である意志を込めなければ、枷から名前は消えて、奴隷に対する強制力を失う。 こうして主人の名前を刻まれていない枷を身に着けた奴隷は『野良』と呼ばれ、野党や奴隷商等の恰好の獲物となる。
【元締】 元締めは魔族とも古の大魔道士とも言われるが、その正体は組織内でもごく限られた人物しか知らない。 実際に出会ったものも、白髪を蓄えた老人であった、妖艶な美女であった、闇を纏った魔族であったと証言も様々で、幹部ですらその正体を把握しかねている。 各地を転々と旅しているようで、稀に幹部が作成した枷を装着者から解除することもあるようだが、その意図も不明。 (この設定は枷を装着されたC様が、その設定を解除する際にご利用ください。)
【設定共有】 歓迎します。 但し『元締』もしくはそれ以上の存在については作成不可と考えています。 (奴隷となった方の救済措置を残すため) よろしければ幹部の方は自分の刻印を決めてください。
【メンバー】 幹部:ネックレス(刻印:檻に瞳) |
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