薬物商『アグリレーテ』
【場所】 王都、マグメール平民地区の外れにある薬物商。 いつの間にか存在し、周囲の娼館との取引もある。
【店主】 フレイ(No.224) 店主は留守がちの為、夫婦ものが普段は店を取り仕切っている。 外見年齢35〜6歳の平民。実は元人間の淫魔。 主であるフレイの許可なく人間を襲う事は禁止されており、忠実にそれを守っている。 娼館への集金は、男性が行っている。 女性は店番と、薬の調合が主な仕事。 店主は王城や貴族の屋敷、サロンへの配達、原料の調達が主。 店にいる時は、肩甲骨までの茶髪を軽く束ね、汚れたエプロン。 一見、平民の商人。 配達時にはその場に応じた姿に変じている。 貴族風の服に金髪であったり、茶髪を伸ばしていたり、変化の術を使用。
【取扱品】 傷薬(飲用、軟膏、粉末等) 包帯なども販売している。 栄養飲料(滋養強壮の薬草類を調合し、回復魔法をかけたもの) 医薬品(いわゆる病気やけがの具合に合わせて調合されたもの) 湿布・目薬・軟膏・内服薬(腹痛等、症状に合わせて調合)など 媚薬(飲用、軟膏、香等、注文次第) 娼館で必要と思われるもの全般 媚薬だけでなく、傷薬等といった娼婦を守る物もある。 避妊薬、ローション、下剤、自店の媚薬の解毒薬、など。 注文に応じて提供。 強力な物は、一般客には販売しない(販売ロール厳禁) 貴族・王族発注の強力な媚薬 これも飛び込み販売禁止。 特定貴族の紹介状が無いと、販売出来ない仕組み。 それでも最初は、紹介状を受け取る事のみ。 その後、身元調査、紹介状の真贋調査などを経て、店主が直接販売する。 基本的に貴族や王族は好んでこの地区に来る事はない為、使用する場所への配達業務となる。 注文書を使用人が持ち込むことはままある。
要は現代の調剤薬局風ですので、医師の処方箋も受け付けます。 薬局のような、日用雑貨品もあります。 まさに、冒険者から王様までといった感じで。
【謎】 破壊の意思を持った者は決してたどり着けないという謎がある。 その為、ごろつきやしょば代をせしめようという輩はたどり着けない。 破壊や調査目的と言う名目で店をどうにかしようとする者も同様。 時折、人間が行方不明になるという噂もある。 ただ、噂でしかない為に真偽のほどは不明。 店主が薬を届ける姿が度々異なる為、謎の従業員(笑)がいるという噂も。 無論、届けられる側は身元が分からないよう変装していると知っているため、噂を耳にした者は苦笑するか失笑しているらしい。 勿論、益するところが多い為そう言う事は黙して語らずである。-
【権力者との繋がり】 貴族や王族の一部に繋がりを持つ。 彼らが催す淫らな宴で使用する媚薬を提供している事がある為、ある程度は守られている。 その為に店主は、王城の中のサロンや、貴族の所有するサロン、邸宅へ入る事の出来る手形を所有。 そういった事情から、怪しいと訴えても握りつぶされる。 官憲による調査は皆無。 逆に、無理に踏み込めば本人に懲罰が下されるほど。 もっとも、そういった意図を持つ者は、店を見つける事すら出来ないのだが……
【間取り】 扉を開けて入れば広い店内。薄暗い照明。壁や棚に正体不明の物体。 古めかしいが、店として『らしい』雰囲気と薬物商独特の香りが充満。 目の前に大きなカウンターがあり、そこに店主か夫婦ものがいる。 その背後に大きな棚。常備薬物がそこにある。 客自ら手に取る仕組みではなく、欲しい物を言って出してもらう仕組み。 カウンターの後ろ、客から見て右奥の隅に隣室への出入り口。 奥には薬の調合を行う部屋。客の出入りは不可能。 その作業場から2階への階段。カウンター後ろの棚の更に背後にも階段有り。 上は生活空間になっている。 カウンター背後の棚の後ろと隣室に、地下への階段が隠されている。 一室は高級品として取引される薬品の加工、処理が行われている。 もう一室は……内緒 ♡
【トラップ】 盗難防止のために裏口は無く、様々なトラップが仕掛けてある。 カウンターを乗り越えたら、空間転移で魔族の森の奥へ。 (生命大事に頑張って戻って来て下さいね) 作業場行きの扉を潜れば、こちらはセレネルの海の沖合へ。 (魔物注意、遠泳頑張ってください(笑)) 棚にある薬物に触れようとすれば、電撃を食らい、扉の外に放り出される。 (死なない程度の雷撃ですが相当痛いと思いますヨ) 叩き出された者に対し、扉は店主の許可が無いと二度とは開かない仕組み。 その為に、治安が悪い場所でも商売が成り立っている。
マナー違反が出来ないようなトラップもありますが、普通の人は普通にお買い物できます。 夫婦ものはNPCですので、上手く利用してお買い物を楽しんでください。 破壊活動、窃盗の類は厳禁です。 一般客に、強力な媚薬や薬物も販売しません。 どうしても欲しい場合は、店主がいる時にお願いします。 私書での呼び出し歓迎です。 |
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