メグ・メール(喜びヶ原)の一角、一部河川に面した部分と広大な森林の端に張られた結界。 河川寄りの森林内に温泉が湧き出ている。 広さはそれなりにあり、小さな村程。
【NEW】 結界の形状は円柱状で、上空だけでなく地中も含む。
また、少女が居る時を限定し、逆に少女の元へと誘う事もある。 その場合、この結界は捉えた相手を逃がさぬ檻となるだろう。 もっとも、その利用理由は、もっぱら相手を弄ぶ事だろうが。
【環境、施設等】 河川寄りの場所に大きな樹木があり、自然に出来た大きな窪みを利用して建物代わりに寝泊りが出来る。 広さは5・6人が寝転がれる程度のもの。
寝床らしき場所の他、隅に裁縫箱や釣竿といった様々な物が転がっている。
温泉は樹木の側に湧いており、河川へと流れている。 動物達も利用しているが、その場で争いとなる事はない。 温泉の周辺だけは平和そのものである。
河川はそれなりに大きく、一年中釣りを楽しめる。 森林は様々な葉や実が食べる事が出来、知識と腕があれば食べ物に困る事はないだろう。
あるのは自然だけであり、施設らしきものは一切無し。 …だったのだが、木造の小屋が一軒、大樹の側に建てられた。 正確には持ってこられた、だが気にしない。 ベッド一つの小さな寝室と、キッチンがあるみたいだ。
そこに住む動物達、及び、動物的な勘を持つ者。 結界を張っている少女を知る敵意や害意の無い者のみ、普通に入れる。 後者に関しては、そこに住む動物が案内をしてくれる。 それ以外の者は、知らず知らずに入り口へと戻される事だろう。 上空や地中からの侵入、それも同じ様に入り口へと追いやられてしまう。 転移等による力でさえ、入る事は叶わず入り口へ戻される。 結界は魔力でなく妖力によるもの、妖怪以外にはそれは理解出来ない。 ちなみに、妖怪であっても上記条件は適用される。
森林内に小さな洞窟の入り口らしいものがある。 その中には大きな空間が広がっており、自然に少し手を加えた程度の事しか行ってない。 お宝探しで見付けて来た物、それ等が無造作に放置されている。 魔導機械やその関連の書物から魔術鉱石、魔法の装備品に装飾品。 売り払って手に入れたゴルド貨幣、それも同じように置いてある。 どう見ても宝物庫、でも入り口に扉も何もない。 この穴場に入る事が出来、ここまでこれば簡単に持って帰れるだろう。 しかも、よっぽど大量に持ち帰ったりしなければ気付かれないと思われる。
※気が向いたら何かが増えてるかもしれません。 |
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