【盟主】 『最古の狩人』マーナガルム
すでに過去より何人もの魔王を滅ぼし封印してきた狩人。 さんばらの白髪に深く皺の刻まれた頑健な老人。隻眼。 黒いハンター帽と黒皮のコート、大鉈と火を噴きだす不思議な筒の武器を使う。 正確な年齢は知られてはいないが口ぶりでは一般に知られていない”闇の歴史”を知っているようであり、200年余りは生きているのではと噂される。 ノーシス主教、ヤルダバオートを毛嫌いしアイオーン神を信仰することで特別な加護を受けている。その御業は時に魔王への切り札になる。 狼のミレー族ではないかとの噂があるが神出鬼没であり、ここに記された情報は少ない目撃情報から寄せられたものに過ぎず、正確なところはわからない。 彼と出会うことが出来た人間は稀である。
【設定】 神代の頃より脈々と語り継がれている『魔王狩りの勇者』のおとぎ話。 その話の一部に『狩人の古巣』と呼ばれる拠点や集落が出てくることは有名である。 誰もがそれはおとぎ話の中の出来事だと思ってはいるが、実際にこの組織は確かに存在する。 市井の人々には知られずひっそりと、魔族との戦いにおいて王国兵や傭兵に入り混じり高位魔族や魔王の首級をあげていく者。 あるいは孤独にただひたすら狙いの魔王だけを地の果てまで追いかけ殺しに行こうとするもの。
そうした勇者にも等しい者たちがただ魔王殺しの技術を伝え、磨き、相互扶助と伝承を絶やさぬための組織が『狩人の古巣』である。
具体的な組織の拠点などはない。 地下組織のように時に集まり、時に各地へ散り各狩人へと支援や協力をしている。
接触するには魔王を確かにその手で手に掛けたことがある者や魔王を排除しようとする確たる意志のある者には鳩や犬、あるいはミレー族の奴隷や町人を使ってそれとなく誘いの手紙が送られてくる。 それに乗るかどうかは自由であるが組織の中心へと至るには常に変容する組織の人や形を正確に把握しつづけねば難しい。
人員の数や規模は不明だが王侯貴族から、魔術師、戦士、商人、職人、他国の者、奴隷、ミレー族や幻想種族の者たち、あるいは魔族なども含まれていると思われる。
【目的】
この世の全ての魔王を狩りつくすことを目的としている。 不老不死、不滅の魔王であっても強力な封印、この世とは違う位相の次元に飛ばす、あるいは未来永劫生死ぬことも出来ない苦痛だけの煉獄へと繋ぎ止めることで魔王という存在を消そうとしている。
この組織はそれだけの技術力と力を持つものが何名か存在しているということを仄めかしている。
【以下PL事項】
参加に関しては種族性別問わず歓迎いたします。 魔王の組織はたくさんあるのに人側やそれ以外の組織はないなーと思って 立ち上げたくらいの軽いものなので、本格的な侵攻やバトルの理由づけにするのは難しいかなと思います。
魔族との永遠のいたちごっこのための組織でもあるので スパイ行為などで入団しても正確な組織の全容を掴むのは難しい。 襲撃や損壊などの大打撃を加えようとそれは組織のごく一部であるので壊滅に追い込むのはどんな存在であろうと不可能とさせていただきたく思います。
表向きにはなんの権力もないし存在すら疑われている組織なので所属していることを明かしてもあんまり利益がないと思います。 魔族と有利に戦いたいなーとかちょっと支援欲しいなー程度の感覚で使っていただけると幸いです。
また個別のキャラクターにおける戦闘展開や襲撃展開は各人の意思にお任せいたしております。
設定追加・変更などはちょくちょく行っていくかもしれません。 |
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