概要: ・九頭龍山脈に湧き出る源泉を直接利用した、広大な山脈の自然あふれる区画に密かに存在する温泉宿。 王都の平民地区の温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」の店主と、親交のある魔族が共同で作り上げた。
一般には公開されておらず、温泉宿店主か、共同経営者の魔族の招待でしか訪れることができず、 専用の転移魔法でのみ行き来できる結界内にて試験的に密やかに運営されており、時間の流れも外界とは異なる。 この宿の敷地内では何日〜何年、永久永劫に等しい年月を過ごそうとも、宿の利用を終えて外界に戻った時には数秒も経過していない時間差で戻される。 一般人や旅人がうっかり外界から迷い込む可能性は皆無。
・その正体は、安らぎと欲望と癒しと淫蕩が入り混じった、極楽にして淫獄。
ここで身を清め、交わる者たちの淫らな精気を取り込みたい淫魔の一種である温泉宿店主が、それを生み出す情欲に満ちた女性たちを安全かつ効率的に呼び込み、長期間住まわせ、囲い、この淫らな温泉宿での「快適な日々」を約束している。
宿泊料金は紹介制のため現在は無料。 あえていえば、宿泊して発散した分の淫気や精気の類。
施設詳細: ・上質な木造と漆喰で構築された10階層以上の雄大で巨大な宿は、完成時点で数百を超える畳張りの客室を誇り、 山、海、川の幸を王都とシェンヤンの様々な技法で調理された上質な飲食を提供する食堂を備え、 運動場や図書室、遊技場や宴会場など娯楽施設も豊富。 宿の目玉である温泉は、広大な宿の一階層を丸々利用したもので、 千人を超える人数でも収容して利用可能な大スケールの浴場では大小様々な泉質の湯が楽しめる。
・現在、宿を運営する従業員たちは王都の九頭龍の水浴び場で働いていた従業員女性の一部の100人以上で構成されており、 現在の宿泊者も店主と魔族の関係者のみとなっている。
・性に開放的なこの宿の特色として、医療施設や保育施設まで完備されており、 客や従業員の間で交わりの結果、妊娠出産に至れば安全に母子の産前・産後のケアから、住まいから働き口、教育まで面倒を見る体制が整っている。
・施設は店主と魔族の魔力による自動術式と、従業員たちの手によって、日々増築と改築を重ねており、 日に日に客室や多目的の施設は増え、 時に階層は積み重なってなお高くなり、敷地も新たに広がり続け、地下にも新たな温泉や地下ならではの愉しみを追求した拡大が進んでいる。 それらは店主と魔族と、宿泊客や従業員の欲望願望を反映して広がり続け、なかには温泉施設には不釣り合いなフェチズムあふれるプレイルームまで多数増築されている。 |
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