呪われたランバート家 三男、アルヴェル・ランバートの戦死から間もなく、伯爵家では謎の不審死が続いた。 最初は長男の身体に蛇が這いずり回っているかのような謎の痣が現れ、その三日後に死亡する。 次いで当主が一晩の間に体中すべての骨が粉々に砕けた状態で死亡。 最後に伯爵夫人が外傷ひとつないまま心臓が内側で破裂して死亡した。 次男、チャーリー・ランバートは夫人が死亡する二日前に忽然と姿を消し、熱心な捜索が行わているにも関わらずそれ以降9年間もの間手がかりもなく行方知れずとなっている。
三男の死亡から伯爵夫人が亡くなるまでの間はたった一か月にも満たず、その間にもこの家に仕える使用人など合わせて10人が当主達と似た状況で亡くなっている。 結果的にランバート家は没落、後に呪われたランバート家などと言われるようになった。
※以下PL情報 ランバート家は外交も盛んな家だったので、不審死の末に没落したという噂が国外に出ていてもおかしくありませんし、最近国に訪れた方でも平民の間で一種の怪談として語られている話なので知っていても不思議ではありません。
三男、アルヴェル・ランバートについて 名前:アルヴェル・ランバート 享年25 伯爵家であるランバート家の三男。元王国騎士団第二部隊副隊長。 メアリ(PC名簿803)の師。赤い髪と琥珀色の瞳が印象的な男性。 物腰が柔らかく誰にでも平等に接する上に甘いルックスを持ち合わせていた為、老若男女問わず人気だったが特に巷の女性の間では根強い支持を得ていた。 魔法剣士として副隊長の名に恥じない程の実力を持ち合わせ、戦場では負け知らずの不沈艦とまで言われるほど。 しかしとある戦場にて幼子を餌にした敵の罠にはまり、その優しさが仇となり帰らぬ人となる。
※以下PL情報 約9年前の出来事ですが上記の理由から一時期有名人ではあったので、死因なども含め知っている、聞いたことがあるなどの既知は可能です。 ただメアリが彼の傍にいたことは騎士団の中でもごく一部しか知らない情報の為、基本既知は不可とさせていただきます。
当設定利用について ・当設定につきましてはメアリ(PC名簿803)とのロールを行う場合でのみご利用ください ・本設定のNPCと交流があったなどの発言は可能ですが、アルヴェルに関してはメアリにとってかなりディープな話題となりますので、持ち込む際にはシリアス展開にご注意ください。 ・チャーリーに関しましてはそれらしい人を見つけた、それらしい人間がいた噂を聞いた、などの展開は可能です。ただ、チャーリー自身を見つけたといった確定はご遠慮ください。 ・その他ご相談などございましたら、お気軽に私書「meari」までご連絡お待ちしております。 |
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