王国軍最大の規模を誇る師団 普段は王都の専守防衛に務めるが 一度動けばその圧倒的物量で戦場を蹂躙するほどの武力を誇る そのため、第一師団将軍の名の下に集うこの精鋭達は常勝と謳われている かつての師団長であったレオーネ嬢が王家へと嫁ぐ運びとなったため、その後継となった師団長が現在の第一師団を預かっている
──というのが表向きの姿 現実に戦場に赴くのは他の王国軍の師団である 王都防衛の要といえば聞こえはいいが、実際に戦場となることが殆どないため、 王国や貴族の子息達が王国騎士としてとりあえず名を連ねておくに丁度よい場所となっている
最大の規模を誇っている、というのも間違いではなにしろ 実際は実戦経験の少ない寄せ集めでもあり、王城や王都の警邏に出るのは貴族や王族の出ではない一般兵士達ばかり 彼らは普段から王都防衛のため鍛錬を積むのが仕事ともなっており、それなりに精鋭と呼べる者達も多い
【師団編成】 師団長:ヴァレンタイン・R・アーサー(970)
・親衛騎士 1000人 王都・王城に直接屯する騎士達 親衛隊と呼ぶにはあまりにも多い人数であるが 内実、半数以上は出勤しない貴族や王族の子息子女、そして天下りの形ばかりの要職が締めている
・一般兵士 不明数 伝令兵、補給兵なども含む とにかく膨大すぎる程の数がいるため質もピンキリ、特徴もバラバラ 大体のことは数の暴力で解決できてしまうため、腐敗には歯止めがかからない 教育も行き届いてはおらず、平民〜貧民地区などで力を盾に無茶を働く者も多いという
・粛清騎士 20人 上記の通り問題を起こす兵が目立ちはじめ、 王都の民から第一師団への不満と不信が募ったため、現師団長が編成を急いだ特殊な部隊 その名の通り、特に問題のある行動を起こす兵を粛清するための部隊で折り紙付きの実力者達ではあるものの、 現実には事が起こった後での対処となるため、根本的な解決にはなっていない
所属・参加・協力などは自由に行っていただいて構いません |
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