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ホーレルヴァッハ公爵家
Last Update:05/03(金) 00:14

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種別王家
所在地王都マグメール 富裕地区の一角
説明【王冠を被る蛇】を家紋とする王族
利用者利用自由
設定共有歓迎/募集中
損壊・襲撃名簿参照
相談用私書箱Gunter


 ▼Comment
【ホーレルヴァッハ家の歴史】
ホーレルヴァッハ家は、古来より政商として暗躍した一族である。
マグメール王国の王族の中では、比較的歴史の浅い王族であり、所謂【建国の諸王】に連なる家門ではない。
にも関わらず現在王族として権勢を振るうのは、歴代の国王、王族達の【銀行】として機能し、その資産を求め懐柔を諮ったとある国王によって、王族という地位を与えられたからである。

両替商と鍛冶屋から始まった一族の商いは、やがて銀行業、武具生産、鉱山開発へと突き進んだ。
莫大な利益は更なる開発と投資へと注がれ、市場と労働力となる奴隷を求めて海外貿易を押し進めた。
それは重商主義の啓蒙へと繋がり、海外進出の為に造船業を成し、王国貴族の中では有数の海外植民地を持つ事になる。
そうして歴代の当主達は、一族の財を増す事を至上として邁進してきた。王国が滅びても、ホーレルヴァッハの黄金は滅びない――とまで、揶揄される程に。
その結果、宮中闘争からは常に1歩引いた立場でありながら王国有数の財力を持つ大貴族に至り、王族の地位ですらその財で手に入れる事になったのである。

その性格上、王族となってからも王位継承を巡る争いからは身を引いており、歴代の国王や貴族達を資本の鎖で縛りつける事で実権を得ていた。
しかし、戦乱が続き乱れていく王国を間接的に支配するよりも、一族から国王を戴冠させて王国を丸ごと一族の市場とする方が実利があると判断し、先代当主の時から王位継承の為に資金を投入している。

現当主はヘルマン・オイゲン・フォン・ホーレルヴァッハ(NPC)。35歳。妻にゲルトルート・フォン・ホーレルヴァッハ(NPC)。一人息子としてギュンター・メルヒオール・フォン・ホーレルヴァッハ(当PC。No.1549)を持つ。


【企業としてのホーレルヴァッハ家】
ホーレルヴァッハ家が携わる業種は以下の通り。

『ヴェルリナス・バンク・フェアアイン【銀行・両替業】』
ホーレルヴァッハ家が最も重視しており、利益を出す企業。
王族、貴族、商人への融資をメインとするが、海外に支店を持ち現地の王国商人や貴族への両替業でも大きな利益を上げている。
頭取はホーレルヴァッハ家当主が務めるが、実務を担うのは種族問わず優秀と認められた者達である。
その為、立身出世を求めて此処で働こうとする者も多い。

『アイゼンラント【武具生産ギルド】』
ギルドと銘打っているが、その実態は巨大な武具の生産工場。職人では無く労働者を大量に雇用し、生産工程を規格化する事で一定品質の武具を大量に生産している。奴隷ではなく、正規の労働者を雇い入れて品質を保持している。
後述するホーレルヴァッハ家直営の各鉱山地域に拠点を構えるが、近年は海外に支店を置き、生産拠点を拡大している。
近年は、魔導機械の生産に注力している模様。

『マオル・ブルフ・ランメ【鉱山業ギルド】』
王国各地に存在するホーレルヴァッハ家直営の鉱山を管理・採掘する
ギルド。採掘される鉱物の大半がアイゼンラントに売却されている。
ギルド長はホーレルヴァッハ家ゆかりの貴族や商人が務めているが、他の組織に比べると中立的。アイゼンラント以外に鉱物を販売する事もあれば、働き口を求めてやってきた流れ者や奴隷も広く受け入れている。

『ヴァール・クノッヘン【造船会社】』
主にガレオン船やフリュート、フリゲートから戦列艦等の大型帆船や軍船を建造する組織。
ハイブラゼールに拠点を置き、海外貿易の為に必要な帆船を供給する役割を持つ。主な顧客はホーレルヴァッハ家を始めとする王族、貴族、商人。最近は、海外からの注文を受ける事もある。

その他、多種多様な組織やギルドを傘下に収めている。


【ホーレルヴァッハ家内部組織】

『金山羊騎士団』
ホーレルヴァッハ家の私有軍。主に領地の防衛や要人の護衛にあたっている。少数精鋭であり一騎当千の兵が揃うが、領地外へ出る事は殆どない。
魔導機械と騎士団を組み合わせた戦術によって、敵軍を圧倒する。

『銀羊艦隊』
ホーレルヴァッハ家の私有海軍。金山羊騎士団とは違い、海上貿易に重きを置くホーレルヴァッハ家の方針に沿った大規模な戦力を有している。
その為膨大な維持費が必要であるが、ホーレルヴァッハ家が経営する各植民地の防衛艦隊という名目でその維持費を植民地へ負担させている。

『ヴェルリナス・ギムナジウム』
両替商や銀行家を目指す貴族や商人の子弟を教育する組織。
華々しい冒険譚とは無縁であるが、教育熱心な資産家が子供を学ばせている。


【ホーレルヴァッハ家の魔術的特性】

ホーレルヴァッハの一族は魔術師よりも商人としての一面が強く、代々魔術の継承や研究といったものを行っていない。その為、先天的、後天的に関わらず魔術の鍛錬は趣味の範疇を超える事が無い。
しかし、一族に共通する魔術として『渇望』を発現する者が多い。その能力や力はまちまちであるが、ホーレルヴァッハ家の人間が先天的に発現する魔術には必ず上記の力を含んだものがある。
現当主であるヘルマンが持つ魔術は『死を渇望する魔術』
嫡男であるギュンターは『あらゆる渇望が続く魔術』を持つ。



PC事項
既知自由。縁戚関係から敵対派閥まで何でも御自由に御利用下さい。
囁き、私書箱などによるご相談も歓迎です。

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Pass:
Miniりすと v4.01