2015/11/29 のログ
ご案内:「オリアーブの主戦場」にクライブさんが現れました。<補足:短く刈った黒髪/細く鋭い目つき/筋肉質な身体/薄汚れたブレストアーマー>
クライブ > 「おい、今のうちに生き残りを探せ。王国のは…情報を吐きそうなの以外は用はねぇぞ!」
兵同士の戦いが終わりお互いが一時的にとはいえ引き上げた戦場。
そんな場に同じ傭兵やティルヒア兵の混合の小部隊が味方の生き残りや王国兵の役立ちそうな生き残りがいないかと捜し歩く。
極力音は立てず夕暮れに身を隠すように散開して。
「この分じゃ期待は出来そうにねぇが…な」
主戦場だった場所に近づけば近づくほど死の気配を濃厚に感じ取り、今までの感を頼りにそれを避けるように動いた気がした兵に近寄り、息がない事を確認すれば瞼だけでも閉じ軽い祈りだけを捧げる。
「ったく……」
障害物もなく、逆にいれば隠れる場所もない平原。死体と残された武器が転がるそこを見れば探索を続けていく
クライブ > 「そろそろやばいか」
殆ど回れてはいないが運よくティルヒア兵の生き残りを数人見つけた以外は王国側の生き残りは発見できず。
逆に王国側の捜索隊と思われるいくつかの部隊が目につけばこれ以上は留まれないと決断する。
「合図を上げろ、逃げるぞ。こんな場所で死ぬ義理はねぇしな」
少なくともこんな場所では。
今配属されている部隊の行く末をもう少し見たいと考え
あまり使いたくはないが拾った王国側の煙筒、前もって味方に引き上げサインとして伝えていたものに火をつけ離れた場所に投げれば一目散に陣地へと引き上げていく
ご案内:「オリアーブの主戦場」からクライブさんが去りました。<補足:短く刈った黒髪/細く鋭い目つき/筋肉質な身体/薄汚れたブレストアーマー>
ご案内:「荒野アフリークの主戦場」にオルヴァ・フォンロークさんが現れました。<補足:狂人貴族。軽装騎士。輝く金髪の偉丈夫>
オルヴァ・フォンローク > 荒野にて小規模な戦闘が終わった。
王国軍の勝利だった。現在、見せしめの為の焼き討ちの最中だ。
肉の焼ける臭いと血潮の臭いがする。
「うーむ。……アフリークはもう大分安定しているでしょうか。
治安の維持のためにもう少し働くべきか。
こうゆうのは、派手でないといけません。」
数ある死体を長槍に串刺しに、オリアーブ地方の村々に解りやすく丘に飾れと命令。
石にに腰掛、焼き討ちを行う兵隊と丘を飾る死体を眺めている。
ご案内:「荒野アフリークの主戦場」にドルクスさんが現れました。<補足:白に近い灰色の髪、黒のレザーコート>
ドルクス > 「お~、ついに見つけた戦争キチガイ!」
戦地をフラフラ歩き回りやっと見つけた面白そうな展開
戦闘行為まではそこまで変わったことはなかったが現在進行形で見せしめ&処刑中の様子
「串刺し候とか言われちゃいそうだよね、うん」
うんうんと頷き…軍団に近付いていく
弱い者いじめは好きだがそれよりも強い者いじめの方がもっと面白い
町中の様に魔力を抑えることもなく悠遊と歩を進める
オルヴァ・フォンローク > 石に腰掛けながら物思いに耽る。
先日のやや破廉恥な傭兵にやられた傷が疼く。
――もう問題はないとはいえ、治癒魔法が効きづらいのは厳しい。
「……ふむ。これは、魔族でしょうか?。あれかな?」
魔族の隠しもしない魔力、気配を感じ取り見渡す。
「魔族発見、焼き討ちやめ!。半包囲しろ。」
そう号令すると魔族が自分に近づくまで、その場でまつ。
ドルクス > 「カッコいいなぁ、隊長命令。」
号令から展開までが早い、よく訓練されているんだろう
王国軍全般に言える事だがどれもこれも練度が高い
「さて……こ~んにっちわ~!突然ですが勝って嬉しい皆さんの戦勝ムードをぶっ壊しにきました~」
ハハ♪と笑顔を浮かべ両手に出現させたナイフを待ち構える兵達に向けて投擲する
鎧を貫通し肉を引き裂く感触や手触り
痛みに至るまで全てが幻覚なのだが兵達にそこまでの幻覚体制はあるだろうか
オルヴァ・フォンローク > ドルクスの攻撃でばたばたと倒れる兵隊。
それを横目に少し考察する。パチンと手を叩き、コチラに注目させる。
「こんにちは。なんというか魔族らしい魔族ですね。
私はオルヴァ・フォンローク。王国の騎士をやっています。」
ゆったりと剣をぬき、のほほんと挨拶する。
王国兵は命令がないので半包囲を展開ししつ必死に防御体制をしている。
ドルクス > 「褒めてくれて嬉しいねぇ、君は…貴族らしくないかなぁ。」
手を叩けばそちらを向く
このまま全員再起不能まで…とはいきそうになくほんの少し残念顔
「それじゃぁ王国騎士オルヴァ君!
俺と一騎打ちをお望みなのかなぁ?」
肩をすくめ腕を広げ尋ねる
周りを見れば防御に徹する兵達とまだまだ余裕そうなオルヴァ
動揺もしてなさそうに見える彼はとても面白そうだ
オルヴァ・フォンローク > 「褒めたつもりはないですよ。ほう、私が貴族らしくない?。」
首をかしげ、剣に写る自分を見る。
肩をすくめる魔族を見て、険しい顔をする。
「一騎打ちでも、何でも良いですが……名乗りをしないのですか?。
まあ、今回の戦では魔族と戦っても利益がないのが悲しいですがね。」
苦労のわりに旨みが少ないと苦笑してゆらゆら剣を構える。
ドルクス > 「貴族様が意気揚々と人間バーベキューなんてする?」
今時の貴族ってそうなの?と驚きの表情を浮かべ
「名乗り…まぁ別に名乗る程でもないさ
根無し草の魔族とでも名のろうか…まぁ、君が俺に勝てたら教えるよ?」
軽薄そうな笑みを浮かべ足元の小石を拾い上げ、ニギニギと感触を確かめながら握りしめる
オルヴァ・フォンローク > 「いえ、誤解されがちですが、別に好みでやっている訳ではないですよ。
効果が確実にでるからやるだけです。後のオリアーブ地方の領主為ですかね。
まあ、楽しいかと問われれば……楽しいですがね。」
半分生きてる方がもっと良いですよと、人間バーベキューをちらりと見る。
何を考えてるのか解らない顔をドルクスに向ける。
「これを貴方が引き継ぐなら、楽なんですよ。
どうです?。魔族がここで暴れてくれるなら、治安維持になるんですよ。
村の方を調子に乗らせない為ですし」
剣呑な雰囲気で圧をかける。
荒野にオルヴァとドルクスの圧がギシギシとせめぎあっている様。
まわりの兵隊が手に汗をかき、激突をまつ。
ドルクス > 「いやいやいや、嫌なのに頑張って串刺しましたなんて聞いたことないよ?」
いくら効果があるとは言えこういった事はある程度の耐性がなくてはできる芸当ではない
だから彼は気狂い、そう勝手に断定する
「あれれ~おっかしいなぁ?
俺に暴れて欲しいならこのまま君達と激突するよ?」
わざとらしく肩をすくめ尋ねる
周囲の空気は今にも破裂寸前の様で…
「はっきり言えよ、か弱い僕ちゃん達の代わりにティルヒアの軍隊と戦ってくだちゃいってさぁ♪」
口元が三日月の様に歪む
表情には誰から見ても明らかな嘲笑と嘲り
悪意前回の笑顔で男は笑って見せる
オルヴァ・フォンローク > 「――くはっ。はははッッ、あははははっっ!」
片手で髪を掻き揚げ天を仰ぐ。
魔族の言葉、嘲笑と嘲りを受け爆笑しだす。
戦場でなければ腹を抱えて倒れていそうだ。
「ははは。ふふっ。
根無し草さん、か弱い人間の変わりにティルヒアを滅茶苦茶にしてもらいませんか?。
その後で、私が根無し草さんを狩りとりにいきますよ。
どうでしょう?。」
大根役者のような、うすっぺらい紳士然とした笑みを見せる。
要するに気持ちが悪い。偉丈夫なのに……。
感情が混沌として狂っている。ドルクスの断定は正しいのだ。
狂っているから、戦う判断基準も人とは違うのだ。
ドルクス > 「ハハ、ハハハハッ!いいわけないじゃ~ん。」
怒るでもなく言葉の通りにお願いしてきたのを見て笑ってしまう
だがその願いは叶えられない
「俺を狩るなんて、良い事言うねぇ。
じゃぁその英雄願望、今すぐ叶えてみたら?」
部下の窮地を救い魔族を討伐、聞くものが聞けばまさに英雄譚
そんな提案を提示する
狂った二人の異常な会話、周りの兵達にとっては気味が悪い事この上ないだろう
「まぁ、お喋りはこれぐらいでいっか…さて、そろそろ始めようか!」
喜々として再びナイフを投擲する
幻覚なのでその動きは自由に操れる、剣で受け止めようとすればありえない動きで肩に刺さるだろう
だがしょせん幻覚、精神力や魔力で打ち破る事は不可能ではない