2015/11/20 のログ
ご案内:「南海(オリアーブ海)」にカテリナ・F=タイクンさんが現れました。<補足:侍熟女。黒服。乱入歓迎>
カテリナ・F=タイクン > ティルヒア海軍の小艦隊が姿を現す。
後方に大型船、中に旗艦、前列に2隻の護衛船が見えるだろう。
「こちらは、ティルヒア海軍所属ジェットスピリッツ号。
カテリナ・フォンローク=タイクン海上司令である。
武装を放棄しなければ、王国の貴君に砲火をくれてやる。どうなさるか?」
歳を感じさせる女性の武人然とした声が風魔法によりオリアーブ海に響く。
旗艦船首には凛々しい黒服の淑女がピシリと立つのが見えるだろうか。
「ふん。セレネルの海の連中はどんなものか、オリアーブ海は厳しいぞ…。
――諸君、連中に魔法海戦というものを教育してやれ。」
帆の無い艦隊が魔法でスイスイ前進してくる
ご案内:「南海(オリアーブ海)」に魔王ハスターさんが現れました。<補足:イカしてない服装の貴族風ながたいの良いおっさん。豪華な防空駆逐艦に搭乗。>
魔王ハスター > 荒れる海上、南海と呼ばれた海域に不審船が現れる。
―――冥軍所属、南方侵略機動艦隊Ⅰ群。
複縦の陣形を組み、軽空母4隻を主軸とした機動部隊が、ティルヒア方面へと向かっていた。
添う様に護衛する艦艇、計7隻の小型艦艇と、それから、真ん中の主要戦力である、魔導主砲四基八門を突きだす巡洋戦艦。
―――そして。
「ヒャッハァ!ううみいいは広いいなぁ!大きいなぁ!!
はぁい、旗艦、ノアたん?何ですか。サンゴ礁でも見つかった?」
陽気に大声で歌うのは、旗艦ではなく、最後方の特殊防空駆逐艦に搭乗する司令官こと、魔王ハスターである。
単に司令官ごっこがしたいからというだけの理由で王国の艦艇をそのまま真似て作って、
そして司令官ごっこを始めたのだ。王国の艦艇と違う点をあげるならば、船側に六芒星のマークを描いている事か。
ごっこと言っても相応の指揮能力はある。…多分。
比較的前列に並んだ巡洋戦艦のオペレーターことメイド長のエレノアと通信魔法でこれまた戦場と思えぬ陽気さで連絡を取る。
『司令、五月蠅いわ。黙ってください。前方―――マイル、大凡15分後、ティルヒア海軍の艦隊と会敵、完全接敵します。
レーダーの反応によれば、敵の規模は少数。どれも全て魔導艦艇の様ね。世代は…旧世代型かしら?
…武装放棄を推奨してきているようだけれど?』
「オーケーオーケー!んなもん知ったこっちゃないねぇ!アレ全部敵っしょ?機動部隊、やっちまえ!」
『了解したわ。全艦艇、航空戦の用意と爆撃魔法の装填…砲雷撃の用意を始めてください。向こうが仕掛けてきたら、
一気に前列の艦艇を叩き潰しなさい。それまで、小型艦艇は接近、中型艦艇は射程適正距離を維持して下さい。』
南海の上、オリアーブ島を前進するティルヒア海軍を挟んで反対側、
冥軍の空母機動部隊が、船側の早い駆逐艦と巡洋戦艦と共に、姿を現し始めるだろうか。