2015/12/14 のログ
ご案内:「◇“堅実なる街”フラ=ニス」にオルヴァ・フォンロークさんが現れました。<補足:狂人貴族。軽装騎士。輝く金髪の偉丈夫>
オルヴァ・フォンローク > フラ=ニス港の一角。

「困った……。いや、コレが悪いわけではないですね。
前までが便利すぎましたね、いやはや。」

騎士が金髪を輝かせコツンと剣の柄尻を叩く。
現在の装備はその辺で売っていたゴルド紙幣で買える普通の長剣だ。
大げさに天を仰ぎ、嘆いているようだ。
しかし大根役者のような、うすっぺらい紳士然とした雰囲気がする。
要するに気持ちが悪い。偉丈夫なのに……。

「オリアーブでは市街地戦ですか。ふむ、職人の保護は上手くいってると良いですがね。」

フラ=ニスで亡命者の密航手配にオリアーブ島へ渡った軍への補給手配を進めている。
フラ=ニス港はかなり忙しそうな賑わいだ。
壁にもたれその光景を眺めている。

オルヴァ・フォンローク > 王国から船で補給物資を運びオリアーブ島へ。
オリアーブ島から船で亡命者を運び王国へ。
その中間地点で積荷のチェックを指示して空を仰ぐ。

「ああ、こういった仕事は苦手だ。
商人たちも目ざとい。祭りのようだな。」

人が集まれば利益もでるか……。
潮騒と喧騒の音を聞きき、仕事が終わるのをまつ。
こっそりと街に入港すれば良かったと思い、ため息をつく。

「やれやれ、活気付く者を斬るわけにもいかないか」

オルヴァ・フォンローク > オリアーブ島への船に旗が上る。
積み込み完了の合図だ。船旅は苦手だと険しく眉をひそめる。

「強酒をありったけ飲んでおかないといけませんね。」

やれやれと首をふり、嫌そうに船に乗り込んだ。
船は比較的安全ルートを進み南海へ去っていく。

「……潮臭いのはどうも苦手だ。うぷ。」

ご案内:「◇“堅実なる街”フラ=ニス」からオルヴァ・フォンロークさんが去りました。<補足:狂人貴族。軽装騎士。輝く金髪の偉丈夫>