2015/11/18 のログ
ご案内:「◇“堅実なる街”フラ=ニス」にオルヴァ・フォンロークさんが現れました。<補足:輝く金髪の偉丈夫。奇人貴族騎士。正規装備>
オルヴァ・フォンローク > ジョン・ドゥと名乗るナナシ部隊の者と一悶着あったすえティルヒア軍の軍用海図を受け取った。
ジョン・ドゥを襲ってはみたものの上手く逃げられて、感心、感心と呟く。
彼に悪意はないと思いたい。
海図が手に入ってティルヒア海軍の大凡の進路は量れるものの問題が2つあった。
南海アフリーク方面は分厚い、フラ=ニス方面は手薄だが都ティルヒアに近すぎる。
……となるとオリアーブ攻撃王国軍を2つにわけ、一方をオリアーブ島東部に上陸させ注目
もう一方を大迂回させ浸透攻撃させる。
しかし、王国軍を大量に上陸させる強い護衛艦隊に心あたりがない。
それともう一つはアフリークとフラ=ニスの駐屯兵力に不安が残る。

「王都の重い腰を上げさせるには「魔術鉱石」の産出地であるング=ラネク山の調査は必須ですね。
……いやはや、まったく。」

手に入れた海図の写しと浸透作戦を立案し、王城へ手紙を出す。
相手が装備や経験を整えないうちにすめばいいが……。
そんなことを考えつつ歩く

オルヴァ・フォンローク > 堅実なる街を歩く、南海側の城壁の補修が始まっている。
ところどころに隙間があり容易く侵入できるだろう。
やあと声をかけ修復ポイントを限定させる、どうせ獲られる事になるならきっちり仕上げる必要もない。

「まあ……獲られない方が楽なんですがね。」

街の明かりが灯る。城壁の補修工事は夜間も行われている。
夕餉をまだ済ませてないなと思い、かかとを返し見回りもかねて街中へ向かう。
さて、南の海の異国の料理をだす飯屋にでも行ってみよう。

「ふむ……。ほう。」

兵隊のお楽しみ現場に遭遇する、手で軽く注意を促す
兵のお楽しみは違反してるわけでもないし、足掻く被害者を眺めるのは密かな楽しみだ。
思わず見物料を払ってしまうぐらいに。
自称、清廉潔白な騎士は兵のお楽しみを横目に歩いていく

オルヴァ・フォンローク > カラカラと扉空け入店する。
カウンター席に座りる、魚の良い匂いがする。
多少、注目されようがお構えなしに店内をじろじろ見渡す。
やはりというか、大衆向けの店なので傭兵や冒険者多い。

「ほう?、南海魚の刺身セット、パンスープ付ね。
生みたいですが、……鮮度が良ければいけるのか?。」

壁に掛けられたメニューを見れば本日のお勧めらしい。勇気がいるな。
しかし刺身よりもっと気になる物がある。
傭兵や冒険者たちが口にしているスープ……アレ、茶色い水なんだけど。
庶民は大変だなと思い、炊き出しの上申でもしようと決意する。

「ああ、ではこの南海魚の刺身セットを一つ。
この場にいる方々に酒をたらふく呑ませてやってください」

身なりが騎士なので何も注文しなくても平気ではあるが、経済を回復させるためにも金貨を無造作に渡し
戦士が泥水をすすり腹を壊してはならないと酒を振る舞う。
しばし店内に留まり喧騒に耳を澄ませる…料理は食べない、絶対にだ。

オルヴァ・フォンローク > ――匂いはおいしそうでしたね。
結局、何も食べずに店からでる。
そのまま沿岸部を歩き哨戒しながら月を眺める。

「いやはや、なんにせよ食べられないんでよね。
まあ、この黒パンも慣れれば……モクモク」

手を頭に置き天を仰ぎ、感嘆する。まずいし硬い。
少々、しょんぼりすると兵舎の方へ去っていった。

ご案内:「◇“堅実なる街”フラ=ニス」からオルヴァ・フォンロークさんが去りました。<補足:輝く金髪の偉丈夫。奇人貴族騎士。正規装備>