2015/12/20 のログ
ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア」に魔王アスタルテさんが現れました。<補足:外見10歳、身長130cm。黒いワンピースを着て、悪魔の翼を生やす魔王。>
魔王アスタルテ > (混沌が渦巻きし都ティルヒア。
 上空では二匹の龍が激突し、地上では蘇りしティルヒア兵や化物達が暴れている。
 魔王ハスターおじいさんと共に、ティルヒア城前で万をも遥かに超える化物を殲滅する。
 その後アスタルテは、都の方が気になり、そちらに向かった。
 なにせ都にはまだ同胞たる魔族が残っている。
 虚空より出現した化物は人間だけではなく、魔族も襲っているのだ。
 故に、今は魔族も人間と協力し、この窮地を脱する時である。

 ヴェルムとナルラの演説もあり、王国軍とティルヒア軍は協力して化物や死者達と交戦している。
 だがナルラが発したその演説には偽りがあった)
「だけど、白き龍がティルヒアを惑わした“黒幕”ね……。
 あんまりな扱いだよね、それは。
 ヤルダバオートに穢されて、尚且つその神聖なる龍の姿まで陥れられてつくづく哀れなものだよ、神龍ティルヒア」
(実際に哀れむような目で、上空で戦う神龍を眺めた)

(アスタルテは翼を広げて、ティルヒアの都を飛んでいる。
 あの広場のあたり……千程の化物達が疲労しきった数百の兵を囲んでいた。
 その兵団には、王国軍とティルヒア軍が混ざっている。
 飛行する魔王の翼が暗黒に煌めくと、翼から漆黒の光線が千程の化物を貫いた。
 そしてアスタルテは、数百の人間の兵の前に降り立つ)
「疲労しきった力無き人間達なんて邪魔だよ。
 早く、混沌に狂ってしまったこの都から出て行きなよ」
(さらに遠くの方から迫ってくる化物の軍勢に、アスタルテは指先から闇の光線を放って全滅させる)

ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア」にネスさんが現れました。<補足:ワインレッドの髪/童顔/青と赤のオッドアイ/赤のフリルドレス/小柄/プロフィール参照>
ネス > こちらこそですよー^^*

そうですね。
んーと、昔共に殺伐とした世を暴れ回っていた同士で、それなりに特別な感情をお互いに抱いているみたいなのいいですね!
過去になんども身体の関係にあったり、時には争ったりみたいなのが好みです!

ネス > .....んーと、たしかこっちの方からだったかな。

(自分と同等の身分、立場である魔王の1人。戦乱の世を共に過ごしたアスタルテを探すべく、訪れたのはティルヒアの地。相変わらず噎せ返るような血液の匂いに興奮を隠せずにいるのか、今にでも生き血を吸いたいという衝動に駆られていた。今日は専属のメイドにも内緒でこのような地に訪れた為、堂々と魔力を使うわけにも行かず、移動魔法も使わずに背から生える黒い翼だけで移動していた)

あー、疲れてきた。アイツの魔力はでかいから、探すのも一苦労だわ。でも、ここら辺にいるのは確かなはずなのだけれど。

(顔を合わせれば、有無なしに押し倒され、何をされるかわかったものではないが。それを覚悟してでも彼女に会いたい理由があった。それを伝えるべきか否かと、頭の中で思考を繰り広げていれば、辺りを覆い尽くす魔力の中心へと差し掛かった)

見つけた。

(一斉に襲い来る化物の軍勢を瞬殺する、一人の少女。その姿が目に留まれば赤紫色の日傘を閉じ、一直線に近づく。彼女と顔を合わせるのは何年ぶりだろうかと、少し楽しそうな表情にも見えるが、内心襲われないことを祈るばかりである)

アスタルテ、久しぶりね。

(降り立ったが一人の魔王は、アスタルテの前へと。昔の共に顔を合わせるのは少し照れくさかったのか、目を背けながら言葉を掛ける)

魔王アスタルテ > (黒い翼を広げてこちらに向かってくる強大かつよく知る魔力が向かってくる。
 アスタルテと同じく魔王の一角にして昔馴染みの友ネスに、その紅の瞳を向けた。
 ネスと会うのはいつ時代だったかな、そんな事を思い浮かべる。

 久しく会う可愛らしいネスを押し倒して可愛がりたいとは思うものの、混沌が包み込みし都でそんな事をゆっくりと出来る状況でもないというのは確かである。ちょっと悔しい)

「ネスちゃんだね、おひさー」
(アスタルテは、降り立ったネスに笑顔を向ける。
 照れくさそうに目を背けるネス、相変わらず可愛いね♪)
「ネスちゃんもまた、二匹の龍が上空で争い死者や化物達が犇めくこの混沌とした都の終焉を見にきたのかな?」
(邪悪なる“魔王の大鎌”を右手に持つアスタルテは、きょとんと首を傾げて問うてみる)

ネス > えぇ、お久しぶり。

(共愛の挨拶とでもいうように自分より少し小柄な彼女を抱きしめ、微笑む)

いいえ、私は貴方に会いに来たのよ?アスタルテ。

(彼女の内心などわからないまま、笑みを浮かべる。二匹の龍やティルヒアなどには興味もないと言ったように頭を返し、自らへ攻撃を繰り広げる魔物の軍勢を横目に指先を自らの歯で傷つけ、垂れる血液を針へと変えれば魔物の脳天を貫くかのように一瞬で飛ぶ)

ここじゃ、話なんてできないわね。

(溜息をひとつ。傷口から溢れる血液で結界を作れば、外との干渉を一切断ち切る小さな部屋を作る。本当は、彼女とこの空間に入るのは身の危険を感じるのだが、襲われた時は襲われた時だと、彼女の手を引き結界の中へと踏み込む)

魔王アスタルテ > (ハグされれば、アスタルテもネスの背中に両手を回して共愛の挨拶を交わす。
 アスタルテは無垢に、にこりと微笑む。
 やっぱり久しき友と会うのは嬉しいものだよね)

「あたしに用?
 あははー♪ ネスちゃんがあたしに会いにきてくれたというのは、嬉しいなぁ」
(ネスは二匹の龍やティルヒアには興味がないといった様子である。
 化物の軍勢がまた次々と押し寄せてくるが、ネスは自身の血液を針に変え混沌とした彼等の脳天を貫いた)

「そうだねー。
 ちょっと喧しい観衆達が多いね」
(ネスの血液より結界がつくられ、外との干渉が断ち切られる。
 そしてアスタルテはネスに手を引かれ、結界内へと入った)
「そーいえば、ネスちゃんは魔族の国から引っ越ししちゃうんだってね。
 カレリアちゃんから聞いたよー。
 行き先はハーメルンだっけ」
(ネスの専属メイドであるカレリアからの話を聞いて、ネスにそんな話をふる)

「それで、あたしに話って何かな?」
(アスタルテは首を傾げるのだった)