2015/12/07 のログ
ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア2」にカテリナ・F=タイクンさんが現れました。<補足:包帯顔。黒服。片目に鉱石in>
カテリナ・F=タイクン > ティルヒア都・中央路付近
黒い雷光が閃くと爆音が鳴る。
黒い服のティルヒア兵が魔剣を振りかざす。
そのたび魔雷が敵味方問わず生きる者を焼き、蹴散らす。
「ハハハっ。この感情は何といえばいいのか。ああ、悲しいか。
……くくッハハハハハハーーッ!。」
片目を光らせ声だけで笑いながら、目に付く者を片っ端から吹き飛ばしていく。
その身に宿った感情と力に戸惑いつつ中央路を防衛している。
ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア2」にヴィクトールさんが現れました。<補足:黒の短髪に金の瞳、黒色の戦装束に身の丈ほどあるクレイモア>
ヴィクトール > (私有地防衛から暫し離れ、ティルヒアの様子を見にやってきたところだったのだが、黒い雷の轟音に導かれながら中央路へとやってきた。そこらの建物に身を潜めながら、気配を沈めて戦況を見やる)
…おいおい、何だよこれ。
(イカれてると言われる自分ですら、この戦いが狂っていると分かる。黒ずくめの女が敵味方問わず雷を叩きつけて皆殺しを繰り広げているのだから。空き家の窓から僅かに顔を覗かせつつ確かめていた)
(「兄貴が何か良い人材がいたらどうにか言いくるめてこいとか無茶なこといいやがったけど」)
(あれは無理だ、どう考えても無理だ。こんばんわと挨拶しながら外に出ようものなら、雷の洗礼で丸焦げにされそうである。…しかし、兄が荒くれ者な自分を認めてくれたのだから、自分がしないわけにもいかない。深呼吸を一つ、意を決すると、馬鹿正直に家のドアを開いて戦場へと踏み出した)
…そこの女、味方ごとぶっ殺して何してぇんだ? 頭いかれてんのか?
(指差し、お前のことだよと視線を送る。この争いの中だ、声を張り上げてはいるが、しっかりと届くだろうかと不安ではある)
カテリナ・F=タイクン > 「ふふふ。見えるか、あの美しい都がこんな姿に……。
あああ、なんていう事だ。」
誰かと会話しているという風に独りぶつぶつと呟く。
黒い魔剣を握り、周囲に雷撃を放つ。
「ここはパン屋、あそこは食堂。ああ服屋も……。
ううう、誰か。誰か教えてくれ……私は?。」
頭を振り、息を乱す。肉の焼ける臭いと炎の熱さが身を責める。
――男の声がする。ああ、ダメじゃない生きているのは……
「カハー、こほー。」
ニヤリと指差す男、ヴィクトールに笑いかける。
手に持つ魔剣が煌き、ヴィクトールの方向へ雷撃を放つ。
ヴィクトール > (錯乱する声、戦いの喧騒に紛れていくがなにかつぶやいているのは分かった。やはりなにか妙だと思っている最中、問いかけの言葉には嫌な予感しかしない笑みと雷が答えてきた。ぎょっとしながらも、横っ飛びに雷を回避すれば地面を転がり、すぐに立ち上がる)
こんのアマァッ、ヤクでもキメてんのかこいつぁっ!!
(大剣は収めたままに彼女へ向かって走りだす。再び雷を叩きこまれては堪らない、狙いを散らすように左右に機敏なステップを踏んで、照準を散らそうとしながら接近を試みる)
カテリナ・F=タイクン > アマ?。言葉が汚いぞ。
(雷撃が家屋を焼き地を舐める。回避に回って正解だったろう威力の様だ。
何故か雷撃を放った女が痛みに耐える様子を見せる)
ぐッ……はァはァ。すばしっこいヤツだな。
これはどうだ?
(ぐっと口を歪ませて笑う。
魔剣が輝くとカーテンの様に黒い雷光と轟音が彼らの間合いに放たれた。)