2015/12/01 のログ
ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア 路地裏」にドルクスさんが現れました。<補足:白に近い灰色の髪、黒のレザーコート>
ドルクス > 「は~いそこのおじさん、ストップ!」
神職の男とワンピースの女性、二人から少し離れた所から声をかける
路地裏での情事…心躍る展開をのぞき見していたが少し前から雲行きが怪しくなりついに声をかける
「ダメだよおじさ~ん、ちょっと反抗されたから逆上なんてしてたら持てないよ?
そこは恥ずかしがってるとかいい方に考えてこそ真の男!」
よく分からない理論を展開しながらゆっくりと二人に近付いていく
身振りや口調からどうしても新たに路地裏に現れたこの男に2人意識が向いてしまうだろうか
レティシア > (緊迫した雰囲気の中、突然、聞こえた声に男の動きが止まる。
振り上げた片手はそのままに、男の視線がそちらへと向けられて。
しかし、次の瞬間、女の方が片手を振り上げ――パァンっと乾いた音が辺りに響く。
引っ叩かれた男は何が起こったのか、呆然とした表情を浮かべていて)
あたしを殴ろうなんて、随分と良い度胸ねぇ…。
(近づいてくる若い男を、ちらりと見てから、女は視線を己を殴ろうした人間の男へと向ける。
殴られた男は、今更ながらに、目の前の女が一切、怯えた様子を見せなかった事に気が付いた。
それどころか、己を殴り、ニッコリと笑いかける女に薄ら寒いものを感じれば、どっと冷や汗が吹き出して。
やっと、目の前の女が人ならざる者なのだと、察すると、「うわぁぁぁ」と悲鳴を上げながら、
転がるように、こちらへと近づいてくる若い男の方へと向かう。
若い男の背へと隠れるように回れば、女を指さして、「ば、化け物…」と助けを求める)
――あら。やぁね…化け物だなんて…。
(業とらしく溜息交じりに言葉を紡げば、直ぐにクスリと笑い)
ドルクス > 「えっ…あ~まぁいっか。」
平手打ちで済んだんだから良かったね。これが男に対する最後の感情だった
化け物と言って逃げていく男性、きっと彼はこれから女性恐怖症にでもなるんじゃないかと一抹の不安を覚えながら
「お姉~さん、こんな所で夜遊びしてると危ないよ?
ここの国の人達頭と下半身が直結してるみたいだし、美人は狙われちゃうからさ?」
そう言って目の前の女性を眺める
薄金の髪にまさにグラマラスと言える豊満な身体、そしてその身体を守るのはただのワンピースのみ
むしろ襲ってくださいと言われていると思っても仕方ないんじゃないかなと先程の男にほんの少し同情する
レティシア > (逃げてゆく男を女は呆れたように見た後、先程、乱入してきた若い男へと視線を向けた。
己と同族の気配を感じつつ、かけられる言葉に、クスっと笑い)
あら、心配して下さって、ありがとう…。でも…大丈夫よ?
さっきも狩りの途中だったのだけれど…好みではないのが、引っかかっただけだから…。
(言葉を発しながら、女の輪郭が歪み出す。
次の瞬間、現れたのは、銀の巻き毛に菫色の瞳の魔族の女。頭を軽く触れば、銀の巻き毛がフワフワと揺れて。
こちらへと視線を向ける相手を見つめ返せば、小さく首を傾げつつ)
――貴方も…同族でしょう?
ドルクス > 「うわぁ…狩りって言いきっちゃう?」
苦笑を浮かべながら女性の変化を眺める
薄金は煌く銀に、空色の瞳は菫色に…魔族としての本性を現したと言った所か
「あ、やっぱバレる?
まぁ同族って結構簡単にわかっちゃうよね…」
魔力は抑えているつもりがどうしても同族相手だと気付くし気付かれてしまう
修行とやらで完全に隠せるのだろうがそんな面倒な事はしたくない
「それで、狩りって具体的に何してたの?
ムシャっと食べちゃう?それとも性器でも吸っちゃうのかな?」
首をかしげ尋ねる、特に他意はなく狩りと言う言葉が気になっての好奇心
自分とはまた少し違う魔族の在り方に興味が湧いただけの話
レティシア > あら、狩り以外に、何と表現すれば良いのか、教えて欲しいわ?
(苦笑を浮かべる相手へと、笑いかけながら言葉を返す。
そのまま、直ぐ傍まで相手へと近づけば、「ふぅーん」と呟きながら、その白髪や赤い瞳をしげしげと見つめて)
まぁ、判るのは同族だろうし…人間には判らないだろうから、問題はないんじゃないかしら…。
……あなた、随分とストレートに聞くのねぇ…
(己の狩りのスタイルを相手から聞かれれば、口元を抑えて、可笑しそうにクスクスと笑いだす。
素直な男だと、ひとしきり笑えば、軽く首を傾げて)
あたしは淫魔なのよ。
だから、美味しそうな相手を探していたのだけど、よりによって、引っかかったのが、アレだったのよねぇ…。
あぁ、頂くのは、口からでも性器からでも、どちらでもね。
ドルクス > 「うーん…お誘いとか誘惑とか?
ちょっとソフトなのがいいかなぁ。」
狩りと聞くと生々しく聞こえてしまうので表現を少しソフトにしてみる
実際にはそういう生々しい事なのだからどういった所で変わらないが…気分の問題である
「回りくどいのも好きだけどお姉さんそういうのあんまり好きそうじゃないしね?」
ニヤリと笑う
回りくどくて無駄に話が長い、そういう聞き方もできるが相手は選ぶ
女性にはそういった話し方の受けが悪いのだ
「淫魔…神職者と淫魔ってかなりアレだね♪
でも…初めて見たよ、俺はドルクス。よろしくねお姉さん」
淫魔…所謂サキュバスという奴だろう
男ならぜひ一度はお相手してもらいたいと密かに人気の魔族
けれども実際に遭うのは魔族の自分としても初めてなので少し興奮するがそれを抑え笑みを浮かべて自己紹介を
レティシア > 言い方を変えても、やる事は同じよ?
(相手からの提案に、身も蓋もないダメ出しをする女は、結局、狩りという言葉を変えるつもりはないらしい。
己の事を評する相手に、女は更に可笑しそうにクスクスと笑いだす。)
そうねぇ、まどろこっしいのは好きではなくてよ?
ストレ―トに聞いて下さったほうが、逆にすがすがしくていいわね。
(男の傍へと近寄って、暫くその容姿を納得いくまで観察すれば、女は満足したらしく、一歩、後退して)
あたしだって、神職者なんて引っ掛けるつもりはなかったのよ。
ドルクスね……あたしは、レティ。ええ、宜しくね?
(マントの下のドレスの両脇を指先で摘み、軽く膝を折る女。
にっこりと笑いかけると、くるっとドレスの裾を翻して方向転換)
――では、ドルクス、またね?
(片手をヒラヒラと振りながら、再び狩りに戻るのか、女は歩き出そうとして)
ドルクス > 「そうだけどさぁ…まぁ何となく気持ちの問題だよね」
近付かれれば少したじろぐ
単純に色気に押されてしまっている様子
「あぁ、レティね。今度会った時はデートしてくれると嬉しいかな?」
何とか御眼鏡にかなったらしい
自慢話が一つできたと確信しながら優雅に一礼し去っていく彼女を見つめながら手を振る
また彼女と会えるならしばらくこの国をさまようのもいいかもしれない
ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア 路地裏」からドルクスさんが去りました。<補足:白に近い灰色の髪、黒のレザーコート>
ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア 路地裏」からレティシアさんが去りました。<補足:薄紫色のエンパイアドレス ボルドーのフード付きマント 銀色の靴 両耳にルビーのピアス 左手に蛇の腕輪>