2015/11/18 のログ
ロト > 影…そんな器用な事は出来ません、直感と処々な事でどうにか過ごしてきた。
安全でなくなったとしても、彼女1人位なら守って逃亡も厭わない。
もう見た目はロリババァ的な言動になって来た、ロリでもないが外見が若いのでー…
お互い 妙な座り方であった、バランス感覚 素晴らしいのでは?彼女… じっと見つめてふと思う。

「一匹狼もほどほどに。時々 1人になって動きたい事もあるのですよ…是から忙しくなってきますので
せめて 今日くらいは戦の前触れ もしくは幕間の狭間。」

1人は 色々といい事もあるのですが、暇になって来るのもある。最近は敢て一人になっている節がある女は。

「どついても 即復活する人なので 大丈夫でしょう、多分。その観光地 既に戦乱の地 ティルヒア。安全に観光するには、如何か 身の安全を確保してから行うのが宜しいかと…」

なんて、どこぞの案内人みたいな台詞をさらさらと紡ぐ。
忍びについての疑問孕む言葉はそのまま受け取ったのか そうですか、と大して反応がなく。
どつく相手は 彼女も逢って居る あの人だ。酷い発言聞こえた。顔上げた

「その結果 私に何かあっても驚かないで下さいね。」
魔王な叔父と姪な関係。言葉の合戦なら既に日常的光景。
物理的な事も若干 スキンシップという形でやって居る。
仲がいいのか悪いのか 悪くはないだろう。

ツバキ > こうして2人して話していながら、ふとある考えが頭を過ぎる。
影を張って確かに安全ではあるのだけど…日の届かない薄暗い路地、いつまでこの場所で話しているのだろう。
そもそも自分がこうしていたのは、ある店の店員から逃れる為だけだった気がする。
その店員もいい加減に戻ってる頃合、もうちょっとマシな場所ででも良いんじゃないか、と。
そんな考えをしている中、こちらを見詰めている視線に気付く。
何事?といった感じにかくん、と首を傾けてみた。

「私の場合はどうしても付き合いのある相手ってのが居ない状況が多いし、どうしても1人になっちゃうんだよね。
そういう意味では、そういうのが作り易い貴女の環境がちょっと羨ましいかも?
貴女も忙しくなるのね、そろそろ…この辺りも激しさが増してこそうな感じ」

知り合いを作ろうと、長くない内にその場所を去る。
その繰り返しをしている少女には、どうしても1人になる時が多くなる。
まぁ、それを晴らす方法は色々とあるから良いのだが、その内容に問題があるのはあんまり考えない。

「そうだよね、私の術を受けてもけろっとしてたし…復活?あぁ、やっぱりするんだ…?
大丈夫大丈夫、色々と起こる事も楽しみの一つだし?」

なんとなく、そんな感じがあったおっさんの姿。
また会うのも面白そうではあるが、どうもあの雰囲気に微妙についていけないところがあった。
そして、心配をしているかのような発言には、さらっとそう答える。
むしろ、安全過ぎるのは…つまらないから。

「あ、あー…うーん…事と次第による?」

とはいえ、あの時に見た2人の雰囲気的には…そこまで何かあるようには思えない。
まぁ、魔王だしね、何があるかなんて予想出来ないよね。

ロト > …遠くで何か音がしているようなしないでもない様な。
彼女の影?が守って居る事は気づいているのかいないのか そもそもこうして会話が続いて居る事が何気にすごい。
見詰めていた事に気付かれると いえいえなんでも、とにこやかーに告げる位で 
さてさて、と宙から立ち上がって地に足を付け。

「忍びさんは 情が出てしまうと仕事がしずらいと聞きますよ、
…私は付き合えるだけの相手にはなれませんか?
…少しの事が出来れば良いのですよ 当たり障りのないお茶のみと会話を楽しむだけで
付き合いというのは広がります。私は…火の粉を払うだけ。
其れ以上の事は望みませんし、今日にでも離れますし」

彼女が一人な理由は敢て聞かない。
その内容が凄まじくとも、聞かせてくれるまでは聞かない。

「そうですか、血と肉と死に溺れてはなりません。まぁ、ツバキさまなら 大丈夫そうですが。」
なんて、にこやかーに笑って ぐぐっと伸びをするとさてそろそろと帰り支度をし始め―何もそれという道具はない。

「一寸 私の… あ、じゃあ また」

ごきげんよう、と彼女にお辞儀をすると、
ゆっくりと壁の影の方に寄り、影の闇に溶け込むように入ってー
とぷんと揺れたかと思うと その影は元の建物の影の様に静かになった

ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア とある路地」からロトさんが去りました。<補足:すらりと伸びた角/白銀の長い髪/黄金瞳/白肌/和ゴスメイド服一式、黒ストッキング、革製ショートブーツ/才色兼備たる女>
ツバキ > 立ち上がる女性を見上げる形になる。
まぁ、自分もそろそろ少し動かないといけないな、とは思っているらしく、同じく立ち上がった。

「うーん、そういうのは聞いてるんだけどね?どうなんだろう?
はっきりと言うと、分からない、かな?なにせ、自分のところでさえそういう人ってぜんっぜん居なかったしね。
んー…お茶にお話をするだけなの?それで、そういう事になるもの?
そっか、そういうのだってなら、やってみても良いかもって思えるよ」

周りはいつも大人、近い年の子供達は近付かされる事がなかった。
本人は理由なんて知らないけれど、その理由は、危ないから。
その大人でさえ、付き合いというものなんてしてなかった。
自分にあるのは…あぁ、うん、やめよう。
あんまり深く考え出すと、無意味に気分が悪くなる。

「どうなんだろう、きっと大丈夫じゃないかな?」

にへら、と笑顔を返す。
帰り支度、というか帰ろうとするだけだと思うが、そんな女性を見ながら立てたままの小太刀をどこかへとしまい込む。

「うん、それじゃ、またね?」

こちらはひらひらと手を振った。
女性が影の中へと消えていくと…辺りを包む影と共に、少女の姿も消え去った。

ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア とある路地」からツバキさんが去りました。<補足:オリアーブ島での一般的な服装にフード付きマント。>
ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア」にツバキさんが現れました。<補足:オリアーブ島での一般的な服装にフード付きマント。>
ツバキ > ふわり、ティルヒアにそびえ立つ城、その中の庭園へと少女は降り立つ。
その手にはなにやら殴り書きされた羊皮紙が数枚、束ねて抱えられていた。

はふー…深々と溜息をつき、がさごそと物陰に隠れる。
やっと動き出した少女は城内を関係者へと変化して巡り、一通りの人物名とその立場、評判、後は人外かどうかを調べ周っていた。
同時にこの城内の地図を仕上げる。
正直、人外の多さにいつ見付かるか…期待してはいたのだが、どうやら幸か不幸かその辺りは上手くいったらしい。

ぱらぱらと資料に再度目を通し再確認。
1度だけざっと気配を探り近くには誰も居ないのを確認すれば、目を閉じて集中する。
とりあえず、さっさと伝えるべき事を伝えよう、そう考えて。

ツバキ > 2・3度言葉を通して通じているかを確認、それを確認してから連絡を行う。

まずはこの国自体もなにやらかなり荒れてしまっている事。
調べ上げた城内関係者の情報。
…ただしティルヒア本人だけは感じる危険性の高さから手は出さなかったのでそれ以外となるが。
それから、城内と都内の地図を作っておいたからそれを送る、という事。

…内容自体はそんなに多くはなかったのだが関係者の説明の面倒さが祟り、説明が終わった頃には思ったよりも時間が経過していた。
集中を切り、目を開けばぱたーんっと地面に寝転がった。
うん、疲れた。

ツバキ > 後は何か大きな変化があり次第連絡を送るか…何か連絡がきたら対応かな?
何か抜けているような気がするのだけど、それはまた思い出してから調べれば良いか…そう考えた。

まだ日は沈んでない、また都巡りに繰り出そうか?
ひょいっと立ち上がると、まずやるべき事をやっておく。
ずずっ…影の中から現れる同じ少女の姿。
その少女にぽんっと資料を投げ渡せば、懐へとしまい込むのを確認する。
同時に、その少女の姿はゆっくりと形を変え…どこにでも居るような一羽の鳥となった。

それじゃ、よろしくね?

いつもの言葉ではない会話。
その会話に押されるように、鳥は羽ばたき王都の方角へと飛んでいくのであった。

ツバキ > そうかからずこの仕事を任せた王族の元へと辿り着くだろう。
地図を渡したらさっさと戻さないと、いざという時に影が使えない。
それまでは下手な動きは止めておこう。

くるりと城内へと続く扉へと振り向けば、その姿もゆっくりと変わっていき…
確かここのメイドか何かだった女性の姿へと今度は変わると、城内へと姿を消していった。

ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア」からツバキさんが去りました。<補足:オリアーブ島での一般的な服装にフード付きマント。>