2015/11/16 のログ
ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア」にツバキさんが現れました。<補足:オリアーブ島での一般的な服装にフード付きマント。>
ツバキ > 話には聞いてたけど、本当に水路の多い都だね?
それにしても…思ってたより動きが早かったみたい。

街並みを見渡しながら、特に行く当てもなく歩き回っている少女。
ある王族から調査と、あわよくば要人暗殺を受けたのがつい先日。
何かあるだろうと予感がしてたらしい、そして、自分も何か嫌な予感がした。
だから行く前に連絡すると言ったけどそのまま来てしまったのだ。
その結果がこれである。
返答に迷い、その後で船に乗って…なんてやっていたら、こんな簡単には来れなかっただろう。

ツバキ > しかし、話に聞いていたのとは違う事もいくつかあった。
魔物や魔族なんて居ない、はずなのに道中で魔物に何度か出会ったのだ。

この調子だと、ここで感じてるこれって…どうなんだろう?

感じているのは人外の気配。
実際には精霊等も居るので、それが引っ掛かっているのかもしれないが…数が多過ぎる。

それはともあれ、なにやら思い出したのかぽんっと手を叩いた。

辺りの気配から特に視線を受けてないのを確認すると、意識を集中する。

ツバキ > 前もって受け取っていた、念話が出来る機械?らしい。
歯に被せる為に目立ちもしない、なんとも便利な道具である。

とりあえず、挨拶も無しにティルヒアへと来てごめんねーとかどうとか。
魔物も魔族も居ないって聞いたのに魔物には会った事。
都内で妙に人外の気配が多い事。
今のところはこれだけを伝えておいた。

さて、と集中を解けば、改めてぐるっと見渡す。

「………どこか美味しい食べ物って無いのかな?」

ツバキ > ちなみに、受け取った船の券は懐にそのまま入っている。
船内では存在感を消し、オリアーブ島の中で会った魔物は適当にあしらってきた。

少女の頭の中では、すでに調査は次の日となってしまっている。
食事を求め、再び彷徨い始めるのであった。
その後の行動は、港湾都市でやろうとした行動と同じ。
どこかでいい匂いがすれば、存在感を消して勝手にお邪魔して料理をこっそり頂く。
お腹が満たされれば、適当な建物の屋根かどこかで寝るのである。

受け取ったお金の意味があんまりないような気がするのは、きっと気のせい。

ツバキ > 面白そうに感じる気配がいくつかある、都内にも、そして…
視線は遠くに見える城へと向けられる。

あの中にティルヒアって人が居るはずなんだけどね。
大きな気配が多分それなんだろうけど、城に近付くほどに人外の気配が増えてる気がする?

これは予想以上に楽しめるのかもしれない。
そんな事をつらつらと考えながら、何はともあれまずは食事。
そして寝る場所、調査は明日、である。
いい匂いを求め、鼻を利かせながらふらふらっと都内を歩いていくのであった。

ご案内:「◇“千年の女王の都”ティルヒア」からツバキさんが去りました。<補足:オリアーブ島での一般的な服装にフード付きマント。>