2026/02/21 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート ファルズフ大聖堂」にルーパスさんが現れました。
■ルーパス > お世話になっている娼館の方々に、頭を下げたのは数日前。
仔を残し荷馬車に揺られ辿り着いた都市。随分と久しぶりに足を運んだ。
持参した洗礼を受けた際に頂いた深紅の修道服に着替え誰も居ないよるの礼拝所へ。
「主よ──、長くお会い出来ずにいた不義理をお赦し下さい。」
祭壇の前、跪き手を組み祈る。
壁際に散りばめられたランタンの明かりが揺れて女の影も揺れる。
本来ならば、もう足を踏み入れる事すら憚られる己の身体。
清貧ではあるが、貞潔を守る事も……、従順である事も出来なかった。
王都の聖堂に赴けなかったのも、従順に反した理由から。
「──────。」
深夜の教会内は酷く寒い。けれどそれも己への罰として、祭壇に向かい紡ぐのは自らの罪。
貞潔を破るだけでは足りず仔を、それも複数を宿し、
自ら従っていた相手を裏切り今は別の地にて暮らす。そんな経緯を、小さいなれど低く通る声で紡いだ。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート ファルズフ大聖堂」からルーパスさんが去りました。