2026/02/01 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート ファルズフ大聖堂」に聖バティスタさんが現れました。
聖バティスタ >  
 
「万愛節の時期、ですね」

ノーシス主教の宗派の一つである聖バティスタ派騎士修道会にも当然、万愛節関する催しがある。
グランドマスターたる聖女が万愛節とはなんたるか、を説き、厳かに主神の寵愛を賜りなんたらかんたら。
それはあくまでも表向き。

「(地下用のシスターの数が足りるかしら…)」

本丸は、この大聖堂の地下にも有る地下娼街。
王国から金を持ったゲストを招き、荒稼ぎするチャンス。

「もう少し、布教に使う時間を増やしても良いのかもしれませんね」

大聖堂の中庭のベンチに腰を掛け、そう零す聖女の姿。
パッと見、信仰の未来を憂いているようにも見えるが全くそんなことはないのである。

聖バティスタ >  
「…さて」

ゆっくりと、ベンチから立ち上がる。
大時計の示す針は間もなく正午を指す。

本日は大礼拝の儀。
王国からわざわざ訪れる信徒も多い。

──それが信仰の為なのか、神の塩粒を求める邪な思想なのか、はたまた別の何かであるのか。

そんなことはどうでも良い。
大事なのはこの大礼拝によって、この騎士修道会に潤沢な寄与献金が行われるということ。

さぁて、今日も醜い豚さん達のためにもっともらしいことを話しましょうか。

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート ファルズフ大聖堂」から聖バティスタさんが去りました。