2025/10/25 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート ファルズフ大聖堂」にルーパスさんが現れました。
■ルーパス > 大聖堂の一角、外側の通路に面した壁にその扉はある。
告解のための部屋、懺悔室へ通じる廊下。その廊下の突き当りにある扉は三つ……。
一つは、懺悔を聞く者。
一つは、懺悔する者。
一つは、赦しを与える者。
その真ん中の部屋に紅い修道服を着た女は身を預けていた。
前後の部屋に、胸より上と、臀部を剥き出しにして晒すその仕組みは懲罰や懺悔する者を嬲り清めるための物。
その部屋で、修道士である女はその顔を、臀部を白く、染め上げられていた。
「もう、じ……わけ、ござい、ま……。」
開く口は白濁のみを摂取し続けた所為、口渇感と粘り気に言葉は正確に紡げず。
懺悔にならぬ言葉を繰り返すばかり。
女を白く染め上げながら説法を施す従士や騎士、中には同僚が居たのかもしれない。
その誰もが清めるための桶の水を使う事無く、ただ女を清めと称し犯し続けただけだった……。
誰かの許しさえ得られれば、解放されるのだろうが、人の引いた今まで、誰からも許しを得られずに──。
■ルーパス > 廊下に悲鳴とも、嬌声ともつかぬ声が響く。
それは次なる呼び声となるのか──、いつ果てる事のない懺悔は気を失うまで…。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート ファルズフ大聖堂」からルーパスさんが去りました。