2025/10/22 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート ファルズフ大聖堂」にアガタさんが現れました。
■アガタ > 大聖堂裏手。食料品貯蔵庫に足を踏み入れる。
食料品の品質を保つためにひんやりとしたそこは、厨房傍に別棟として建てられた大きなものだ。
「───さて、と」
入口に携えている長杖を立てかけ、取り出した書付。
そろそろ大きめの祭事が立て続けに控えている。
足りないもの、あるいは足りなくなりそうなものを発注しておかなくてはならない。
紙片に目を通し、それから整然と並んだ棚に収められている食品類へと視線を向ける。
客人向けの食器類の確認もついでにしておいた方がいいだろうなと思いながら、生鮮食品よりは長期間保存のきくものの確認が今はメイン。
小麦類の袋、肉の瓶詰、魚の燻製──。
ジャムや蜂蜜類も、孤児院の子供たち向けに使用する量が増えるだろうから、これらの量の確認も。
整頓はされているが、少々息苦しさを感じるのは貯蔵庫として窓が少ないのと締め切られているせいだろう。
明かりをともしても薄暗い庫内をぐるりとめぐる。
麦は少し曳いて粉にしておいた方がいいだろうか、等考えつつ。
事前に用意したリストと照らし合わせて確認していた。
■アガタ > 確認作業が終わればそれらを手に、街へ、あるいは出入りの業者へと発注作業へと。
戸締りと明かりの処理の確認を終えてから外へ。
秋が終われば冬。もう少し保存食は増やして冬に備えたいところだな、なんて思いながら、日々の業務へとその足は移動してゆくのだった。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート ファルズフ大聖堂」からアガタさんが去りました。