2025/09/08 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート ファルズフ大聖堂」にアルフェさんが現れました。
アルフェ > 神聖都市ヤルダバオートの一角
聖バティスタ派騎士修道会の拠点たる教会に隣接して建っている修道院
本来、修道会と名乗る組織なのだから、教会よりも修道院が本部である気がするのだけれど、
新参者の自分が知らない経緯があるのだろう。

整えられた従士服に身を包み、長い廊下を歩く。
修道院自体は、大教会に引けを取らないほどには大きく。
端から端まで歩くには、ちょっとした運動になるほど。
向かう先は、多くの子どもたちを預かる孤児院で――

「失礼します、シスター。
 ……子どもたちに、これを。」

孤児院の世話役を担うシスターに、手土産代わりの菓子が入った袋を渡す。
シスターがそれを持っていけば、年少の子たちが群がる様子が想像できてしまい。
ほんの少し、柔らかい表情を浮かべて、感謝を告げるシスターを見送り。

アルフェ > 代わりにやってきた司祭が連れてきたのは年長組の少女
どことなくふわふわした様子なのは、既に神の恩寵を賜っているからなのだろう。
先程までの笑みを消して、ふたりの手を取る。
向かう先は迎賓室―――多額の寄付を行う貴族が待つそこへと先導する。

そこで教えられる悦びこそが救いの道なのだと……
そう少女に説きながら、どこまでも深い快楽の沼に沈んでいき―――

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート ファルズフ大聖堂」からアルフェさんが去りました。