2025/11/10 のログ
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)2」に「不死兵」どもさんが現れました。
「不死兵」ども > 九頭竜山脈にある自然洞窟に、男たちの野卑な笑い声が上がる。不揃いな武器防具に身を固めた男たちが、吠え掛かった野犬に切りつけ血を流させ、風化しかけた何かの躯を蹴倒す。

「なんか面白ぇもんでもあればな」「高値で売れたら良い」「そうしたら王都で貴族みてえに暮らせる」「姫様とヤったりな!」

頭に浮かんだ欲望を口々に言う男たちの目はどこか虚ろで、底光りを放っていた。もちろん、彼らの願いなど叶わない。ここへ派遣されてきたのは、彼らに薬と目的を仕込んだある存在の意向ゆえ。

生き物であれ遺物であれ、価値あるものを持ち帰るという命令を受けた男たちは、それが実現するまで戻ることはない。食料も水も帰りの分は支給されていないので、現地で奪えなければそのまま野たれ死ぬことが決まっている。そういう、失うものなど何もない危険な一団が、松明を手に洞窟の奥へと入っていく。

ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)2」にハースニールさんが現れました。
ハースニール >  
「……これだけ探して、ってなると此処は外れね」

洞窟の中、魔法で灯した灯りの中で嘆息する桃金髪の女。
ギルドで捜索の仕事を受けてやってきていたが、今ひとつ進捗は良くなかった。

「この辺りは賊やゴブリンなんかも多いし…万が一、もありそうだけど…」

考えたくないわね、と踵を返す。
この辺りの仕事を受けた冒険者が帰還しない。
珍しくこそないあるが気持ちの良い話でもない…。

もしそうだったとしても、せめて何か痕跡を見つけてあげたい。
無論、無事であるのが一番なのだけど……。

そんな思案を巡らせていると…。

「──誰か、来る?」

素早く岩陰へと身を隠す。
咄嗟のこと、慌てて照明魔法を消沈させるが暗い洞窟の中のこと、勘付かれた可能性は否めない。
……賊の類でなければいいけど、と内心そんなことに期待しつつ、息を潜めた。

「不死兵」ども > 「おい!そこだ!何か光んなかったか?」「金目のものか」「へへへへ!ここまで来て山分けってのは勿体ねえな」「早い者勝ちだぁ!」

照明魔法の残光を松明の照り返しと誤解した男達がにわかに色めき立ち、足早に洞窟へと踏み込み、あちこち探し始める。近づくにつれて薬臭さが漂う。男たちの下卑た愚鈍さとあいまって、良い記憶と直感力を持っていれば、悪名高い「不死兵」の情報と結びつけて考えられるかもしれない。

「何だか匂わねえか?」「ああ、女だ……」「ひひっ!女の良い匂いがしやがる!」「おーい!かわいこちゃんよう!俺らと楽しまねえか!」

性欲まみれの男たちがゲラゲラと笑いながら暗い洞窟内に散っていき、あれこれひっくり返す。捜索しているとはいえ彼らの注意は散漫だ。逃げ道が塞がっていたとしても、何かで気を逸らせば脱出は容易だろう。

ハースニール >  
男達の下卑た声…どうやら賊の類ではなさそうだったが。品性は然程変わらないようだ。

「(鼻につく薬品臭…そういえば、ギルドで注意喚起な為されてたわね)」

こんなところにまで現れるのね、となんとなく集団の正体にアタリをつけつつ。
さてどう脱出したものやら。転移魔法の心得も在るが魔力光を抑える術がない。
かといってこのまま隠れていてもいずれは見つかるだろうし──。

「(そうね…噂通りなら……)」

一つ、可能性を見出し、女は物陰からその姿を現した。

「ね、ねえ貴方達。此処に金目の物を探しに来たんでしょ?
 ここからもっと奥に行ったところに山賊が溜め込んだ財宝が宝箱に入って安置されてるの」

私は鍵開けが出来ないから放って帰ってきたけど──、と。
そんな、とりあえず口から出任せ。

女一人よりもそちらに群がってくれるだろう読みではあったが──。

「不死兵」ども > 女が物陰から姿を現した瞬間、洞窟内に男たちのどよめきが響き渡った。

「マジで女かよ!」「うおぉすっげえ美人じゃねえか」「なんつう胸とケツだ」「しかもとんでもねえドスケベな服だぜ」「生まれつきのチンポ好きだなぁ」

ただでさえ優先順位などという知的な概念を持ち合わせていない男たちは、眼前に現れた美女の前で完全に参ってしまい、文字通り全員の視線が釘付けになった。

「なあおい。こうしちゃどうだ姉ちゃん」「財宝があんなら、俺らが箱くらいぶっ壊せるからよ」「大金持ちになる前祝いっつうことで」「俺らと楽しもうぜぇ?」

じりじりと女魔法使いに対する包囲を狭める男たち。彼らの目には理性などなく、涎を垂らしているのも幾人かいる。

「なぁいいだろ姉ちゃん。気持ちよくしてやるぜ?」「どうせそんな裸よりいやらしい服着てんだ。期待してたんだろ?」「俺らもよ、手荒な真似はしたくねえんだ」

ニヤけ面とともに迫る男たち。数人が錆びだらけの剣を抜いて、わざとらしくチラつかせる。しぐさから本気の殺意は感じ取れないものの、色好い返事がなければ、それを脅しの道具に使うであろうことは疑いようもない。

ハースニール >  
浴びせられる雑言の数々、片眉を顰め嘆息も漏れる、が…此処でそれに言及したとて意味はない。

「私はもう王都に戻らなきゃいけないの。
 付き合ってあげられないわ。お宝は貴方達のスキにしていいから…」

まあ、そんなお宝なんてありはしない。
それがバレる前にさっさと洞窟から抜け出したいところだったが…。
残念ながら平和的に抜けることはできそうになかった。

「全く…手荒な真似をしたくないのはこっちだって一緒だっていうのに…」

とはいえ、こちらは魔法使い。
魔物程度相手なら物の数ではないけれど──この狭い空間で男相手数人となれば勝手が違う。

「(しょうがないわね)」

そうして小さな詠唱とともに紡いだ魔術は、火。
簡易的な陣が向けた掌に浮かび、男達の目の前で煌々と洞窟を照らす小規模な火花が炸裂する。
相手が人である以上大怪我をさせるわけにもいかないと威力を抑え、脅しと目眩まし程度の魔術を放つ。

怯んだり、それで恐れて退いてくれれば──。

「不死兵」ども > 火花が炸裂した瞬間に男たちはどよめいたが、野生動物並の知性が欲望によって曇らされている今、熱源を恐れるという基本中の基本である生存本能すら鈍ったまま、洞窟を照らす魔法を見て拳を突き上げ、手を叩く。

「すげえ!魔法かぁ!?」「気が利くなあ姉ちゃんよ」「やっぱその綺麗な顔と、スケベな身体はじっくり拝みてえもんなぁ」

女魔法使いの人道的見地が仇になり、男たちは充分に距離を詰めてしまった。四方八方から手が伸びて彼女の身体を捕まえようとし、精緻な刺繍の入った黒衣の上から豊満な乳房や臀部を揉みしだこうとする。男たちの顔には一様に笑みが浮かんでおり、悪事を働いているという自覚すらないことが分かるだろう。

冒険者でもある女魔法使いならば、難を逃れるとすればこれが最後の機会と知るだろう。殺傷能力を持った魔法を乱れ撃つか、それ以外の、面制圧能力を持った力を問答無用で叩きつけるか。

ハースニール >  
怯んでくれさえすればその横を駆け抜け、逃げることも出来た。
故に誤算。怯むどころか向かってきた男達にその腕を捕まれ、次々に手が伸ばされてゆく。

「やっ…触らないで…っ!!」

豊満に過ぎる胸や尻へとその手が触れれば女も不快感を顕にする。
男達の浮かべた笑みは、どこか正気とも思えない。
噂に聞いていた集団とはいえ、実際に出会ってみなければその異常性は解らないものだと実感させられる──。

「こ…のっ……!」

最早傷つけることも已む無し、──それでも殺すことは躊躇われた。
目の前にいた一人の男に向け、詠唱を必要としない、咄嗟に鼻てる初級魔法の爆炎を放つ。
吹き飛び火傷こそは負うだろうが、威力は初級に留まる程度のもの──。

「不死兵」ども > 「うおおあぁっ!?」「おーおー、派手だねえ!」「まあ無理もねえや。アイツが一番ブサイクだったしな」「ハハハハ!」

もちろん、爆炎を避ける敏捷性も注意深さも男にはない。女魔法使いの目の前にいた1人が、火の粉を飛び散らせて吹き飛んだ。が、1人退ければ2人来る。ニヤけ面のまま錆の浮いた剣を抜き、女魔法使いの胸元や太ももに突きつける。背後をとった男は美女を羽交い絞めにしつつ、ピンクゴールドの髪に顔を埋めて胸いっぱいに香りを吸い込んだ。

「へへっ!良いじゃねえか。そんなに嫌うなよぉ」「気持ちよくしてやっからさ。な?なっ!」

 吹っ飛ばされた仲間など気に掛けることなく、愛撫と呼ぶには余りにも思いやりのない乳揉みと尻揉みを続けようとする男たち。もちろんそうした強引なボディタッチに終わらず、乳首や股間、そしてあろうことか、後ろの穴にまで指が這い回る。

ハースニール >  
一人が吹き飛ばされたというのに、それを気遣う様子も心配様子すらもない。

「ちょ、…っ! アンタ達、やめなさ───」

女魔法使いの声にも焦りが混じる。
羽交い締めにされたことで掌を向けて放たれる指向性の攻撃魔法が封じられ、そして男達の無造作で無遠慮な手によってその肢体が揉みしだかれ、弄ばれる。


「っ、く……っ」

乱雑粗雑とはいえ性感帯を強く刺激されれば、生体反射としての反応が現れることまでは止められない。
びくりと肩を震わせ、股間に触れられればしっとりとした湿りを帯び始めてしまう。

「──!? 触らない、で…!」

そして後孔へと手指が及べば、身体をくねらせ、弓形に反らしてそれから逃げようとする。

「不死兵」ども > 「おっ?へへっ!こいつ濡れてるぜ」「やっぱり期待してたんだなぁ!」「愉しませてやるからなぁ?姉ちゃんよぉ!」

誰か1人が言ったことをきっかけに、下卑た笑い声をあげる男たち。豊満すぎる胸と尻を揉みしだく手はますます大胆になり、「感じさせているんだ」と認識したケダモノどもはより一層執拗に性感帯を弄り回す。濡れた股間の割れ目をなぞっていた指も、ほどなくして内側へ入り込もうとするだろう。

「おいお前、ケツでヤるんならマンコは諦めろよ?」「わかってるって。くくくっ!見た目通りのドスケベ女だぜ、こいつはよぉ」

黒衣の隙間から指を入れて前後の穴を弄り回す男たちが、薬臭い体臭を振りまきながら女魔法使いに身体を密着させる。腰や尻たぶには既に勃起した男根が次々に押し付けられていた。女を性欲のはけ口としてしか見ていない証といえるだろう。