2025/08/15 のログ
ご案内:「タナール砦・地下牢(過激描写注意)」にヴァレリアさんが現れました。
■ヴァレリア >
戦火揺らめくタナール砦。…その薄闇と静寂に支配された地下牢。
「あ゛ひッッ♡ ひぃッッ♡ ひぎぃんッッ♡♡」
悲鳴ともつかぬ少女の嬌声。そしてそれに混じり聞こえるのは空気を弾けさせる鞭の音。
バヂィィッ
「ひゃあ゛ああうっ♡♡」
乳房を鞭に跳ね上げられ、一際大きな嬌声が響く。
白肌のあちこちに朱の痕を刻む少女は全裸に剥かれ、尋問とも呼べぬ拷問を受けていた。
──散々砦で魔物とまぐわった上、地下牢に閉じ込められ子飼となっていたところ。
地上での砦の争奪戦で勝利した人間側の捕虜となり、魔族…正しくはヴァンパイアだが。当然の扱いとして悪趣味な人間の嬲り物となっていた。
「はひ、ひぃ……♡」
痛みと、ゾクゾクと全身を駆け巡る快楽に、鎖に吊られるまま幾度も果て、失禁を繰り返す──。
今日もきっと、意識がなくなるまで───♡
……そう、思っていたが。
にわかに頭上が騒がしくなる。
人間が保有していた砦に、魔物の群れが攻め入ったのだ。
鞭を振るっていた男も慌てた様子で舌打ちし…その場から駆け出すようにしていなくなってしまった。
「あ………」
「(もう、終わっちゃうの……?)」
熱っぽい、名残惜しそうな赤い視線が自分を鞭打っていた男の背を見送っていた。
ご案内:「タナール砦・地下牢(過激描写注意)」にホウセンさんが現れました。
■ホウセン > いっとき、誰も居なくなってしまった地下牢。
拘束されたまま、お預けを喰らっていた”捕虜”の元に、来訪者が現れたのは、どれだけ時間が経過した頃か。
対魔族の最前線のこの要衝、兵員と物資の補充がされぬ筈もなく、今回はたまたま魔族の襲撃と重なったという話。
余程、魔族側の将が脳筋か慢心家だったのだろう。
砦に攻めかかっている間、事態を察した増強部隊に側面を突かれ、浮足立ったところで砦からも出兵。
二正面作戦を強いられて、今や主戦場は場外となっている。
その間に補充物資の運び込みと負傷者の後方搬送などと慌ただしくやっているのだから、
地下牢で繋がれているモノに関わっている余裕がある者はいない。
それなのに、この場に似合わぬ小さな影が、ペタリ。
物資補充の一翼を担っていた商人が、物見遊山のつもりで足を踏み入れ――
「ふむ、珍しい顔を見たものじゃな。
相も変わらず、良い趣味をしておるのぅ。」
吊られた少女を見て、丸い目をぱちぱちと。
既知ではあるが、長く”餌”を与えていなかった輩。
忘却可能の判子を押して、記憶野からサラリと放逐していても不思議ではない。
――この吸血種の飢えは、そうできている。
その位のことを知る妖仙であるが、反応はどうだったやら。
「待っておれば、またぞろ人間が戻ってきてお楽しみとなろうが…
お主が鞭で打たれるだけで満足する手合いには思えぬのじゃが。」
なんて、まずは言の葉を用いて傷口を舐るように。
■ヴァレリア >
「…? あれ……久しぶり…?」
投げかけられる声に薄く細められた紅眼が向かう。
薄闇の中でもぼんやりと光る血の色の瞳が魔物であることをしかと語る。
その顔には見覚えがあり、久しぶり、なんて声をかけて。
「ふふ…意外に、ああいうのも懐かしくて、いいかな…って…♡」
鞭に打たれ疵だらけの白肌。
痛ましい姿に相反するうっとりと蕩けた表情は──真性の被虐性癖のそれ。
「何しに来たの…?こんなところ。 遊び場には、少し暗くないかな…?」
妙に熱の籠る吐息と笑み──。鎖に繋がれた魔性のそれは眉根を下げ、目の前の少年を見つめていた。
■ホウセン > どうやら記憶に残っていたらしい。
並の人間なら、正気度の確認を余儀なくされえるかもしれぬ紅の瞳。
それを齢二桁になったばかりと思しき小童が正面から受け止めて涼しい顔。
恐怖や畏怖の感受性が鈍感に過ぎるということでもない。
「砦に来たのは仕事じゃよ。
厄介ごとは雇人たちに任せておるから、手持無沙汰でのぅ。」
一応は優勢といっても、戦場であるには違いなく。
なのに平素と変わらぬ物腰は、何があっても些事とし得る存在であるが故に。
ふわりと地下牢の澱んだ空気が動く。
湿気、黴臭さを土台に、汗や小水やら牝汁やらの体液の匂い。
そして少女に見える人外の血の匂いさえ混じるそれ。
掻き回した小さな商人は、見つめられる中でかくりと首を傾けた。
「童が遊ぶには面白みが無かろうが、”儂が”遊ぶには十分であろう?」
何しろ”お前”が居るだとか。
懐から黒漆と銀細工で飾られた煙管を取り出して、喫煙の支度。
煙草の葉を詰めたそれに着火するのは、初歩的な呪であり。
じんわりと火が回り、同時に熱も回った煙管の先を、一糸まとわぬ柔肌に。
始めに腹部、丁度臍の下の辺りに、じゅぅぅ…と。
見目どおりの小童がするべくもない暴虐は、常のこと。
非常に稀有であるが、妖仙が己の素性を隠していない人外相手なら尚更。
■ヴァレリア >
「───ワタシで玩ぶ…ってコト?」
ヴァンパイアの中でも、とびきりの最上位種。
こうした状況に囚われることすら遊びの一環である少女にとって、退屈こそが敵である。
身を傷つけられること…詰られることへの悦び。
そんな魔悦とも言えよう変態的な快楽に浸る少女のそんな言葉は、一介の魔王が放つ言葉とは圧が異なっている。
「く、ぁ…ッッ……♡」
じゃらりと、少女を縛る鎖が鳴る。
下腹部に押し当てられる火先。
柔肌を焦がし、肉の灼ける音と痛みに、少女は口の端がら銀糸を零す──。
とろんとしていただけの瞳に、悦を求める雌の火すらも灯して。
■ホウセン > こんな真似をしても、深刻な負荷には縁遠い。
その位の生命力だとか再生能力だとかを備えているのは承知の上だ。
だから、最初の一発は挨拶のようなもの。
肌を焼いた煙管を咥え、慣れた挙動で煙草を飲もう。
黒い瞳を半目にし、人の悪そうな表情。
吸気がされた煙草は赤々と、柔肌で少し冷めた温度を補填して余りある。
「それ以外の解釈が挟まる余地があるじゃろうか。
物分かりが悪いと折檻を受けるのは… 世の常じゃろう。」
再び熱された煙管の金属部分で、初撃の痕に並べてもう一当て。
肉の焼ける音と匂いにさえ、整った眉根を揺らしもせず。
二度、三度、四度、五度…と。
幾度か繰り返して仕上げられる”たわけ”の刻印。
「もっとも、遊んで欲しがっておるのはお主のように見えるしのぅ。
儂に言うべきことがあるのではないかのぅ?」
左手に煙管を持ったまま、右手に影を固めて棒状の何かを形成し。
黒いだけの物質が、やがて一本の乗馬鞭に固定されるまで一秒。
これまた原始的な”遊び道具”。
童の細腕であっても、軽く振るうだけでヒュッと風切り音を伴い。
鞭の先を深い胸の谷間に当て、正中線を薄く薄くなぞり下ろしていき。
鳩尾、臍、火傷痕、そして――股座。
大事なそこを気安くピタピタと叩いてやれば、芸ができた折の褒美も想像し易いか。
■ヴァレリア >
「……♡ イイ、よ…♡ 玩ばれてあげる…♡」
丁度、物足りなかったところだし。
そう言わんとするかのように、笑みに細められた血の色の瞳。
は…♡と開かれた口から漏れる吐息も熱っぽく。色味を帯びて。
そして言うべきこと、などと言われればまるで挑発するかの、言葉。
ぶるりと白磁の肌が震え、期待に股座からとろりと蜜を零して──♡
荒く息衝き、餌を貰う前の犬のように舌すらも、垂らして見せる。
じゃら、じゃら、ともどかしく身を捩るたびに、重苦しい鎖の音が地下牢に響く──。
■ホウセン > 【移動します。】
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