2025/11/10 のログ
■宿儺姫 >
剛力の鬼と張り合い、恍惚とした言葉を並べ立てる女の何処がただの冒険者か。
そんな戯言など耳には入らぬといった風情、両断せんと振るわれた剛爪は目論見通りに女の身体を二つに引き裂いた。
「──なんじゃ、本体はこんなものか? 脆いのう」
血と脂に濡れた自らの右腕を払うように振る。
千切り飛ばした感覚は人のモノと違えど、そも魔族の類であると理解っていれば肉も臓腑も構造は違うだろうと。
そう、然程もそれを疑問に思わなかったことが失態だったか。
「何…!?」
背後からかかる声。
振り返ると同時、鬼姫の前にあった女の下半身が爆ぜ───。
「ぐ───?!」
無数の触手がその四肢、そして首へと巻き付きその動きを封じていた。
無論、全身の力を漲らせ、それらを引き千切らんとする、が──。
■マヌエラ >
それでも宿儺姫の剛力は、巻き付いてきた触手に対応可能であっただろう――その全力を発揮しうるならば。
”下半身”が吹き出していた、そして爆ぜると同時に大量に迸った血液。その中に、場違いな甘やかな芳香が隠されていた事を、鬼姫は感じ取れていただろうか。
その”におい”は、口腔から、鼻腔から、そして皮膚呼吸からすらも肉体に少しずつ入り込み浸潤し、その”薬効”を放ち始めていた。
剛力を弛緩させると共に、あらゆる感覚を鋭敏にしていく、魔薬としての効能を――。
結果として、鬼姫の剛力は触手を引きちぎるに至らず。
そして、更なる触手の群れが、姫の四肢を、腰を捕らえ、巻き付き、拘束し――空中へと大の字に磔にする。
「”本体”を真っ二つにされちゃうなんて、いつぶりでしょうか。
流石です、宿儺姫様。感謝しています。感動しています。
……私、すっかり貴女のファンになってしまいました。
なので……かわいがってあげたいです。気持ちよくしてあげたいです」
女が囁くに連れ、景色すら歪んでいく。
浮かぶ月はいつの間にか2つに増え、岩肌は生物敵な脈動を放ち、温泉と湯気からはかぐわしい…甘ったるい、魔族の体液と同じ魔薬の香りりが立ち込め始める。。
異界化しゆく景色の中、ぬれぬらと濡れた触手が立ち上り――宿儺姫の口腔へ、ごぶりゅっ!!!と突撃した。
■宿儺姫 >
鬼姫がその魔香に気付いたのは、それこそ巻き付いた触手を引き千切れぬという事実を得た後。
「な、に──…ッ」
ギリギリと、目一杯に力を込め、二の腕の瘤が十二分に躍動しようとその力は失せてゆく。
それが甘やかな香りの影響と気付いた時には、更に無数の触手が四肢へ、腰へと絡み…。
「ぐ、ぬ…っ! 本体という割には、平然としおって──」
ファンになったなどと嘯く女を睨めつける。
辺りの景色までも異界へと変わってゆく中、その影響は確実に鬼姫の屈強な肉体を蝕みはじめていた。
それが深く割れた腹筋の奥底、胎に熱を与え始めた頃──。
「ぐ…ぉごッッ!?」
野太い触手が鬼姫の口腔へと突っ込まれる。
ごりゅごりゅっっっ、と喉奥へ音を鳴らしながら侵入され、噛み切ろうと牙を立てるも──恐らくそれには至らず。口腔への凌辱を赦してしまう。
■マヌエラ >
「うふふ。本体が一つでなければならない、などという事はありませんよね」
悪戯が成功した子どものような笑みで、女は笑う。笑ううちに、その肌は青白く色を変じ、輝くようだった髪の金も月を思わせる不吉な銀へと変わっていく。
「あっ……姫様のお口……とっても力強くて、素敵です。もっと、味わいたい……」
あれだけ引きちぎられ打ち据えられていた触手と、まるで感覚を共有しているかのような口ぶり。
”感覚”のあり方も、それどころか”命”のあり方すらも、人間や鬼族とは異なるような異質さを発露しながら――
ごりゅっ!!ごっりゅっ!!!ごりゅっ!!ごりゅっ!!
粘液を纏った触手は、何度も何度も、喉奥へ、食道までをも凌辱する。
その粘液からは、今も漂う魔香がより強く感じられ――つまり、気化しただけで胎内に浸潤したそれが、液体という形で濃縮されたものが、口腔に、そして咽喉に塗りたくられている事になり……口から喉にかけての部位までもが、熱を、快楽を感じる機能を持たされ始める。
それを助長するように、ただでさえ口をいっぱいに開かせた太い触手の脇から、さらに細い触手が口の中に入り込み、顎が筈れんばかりにみっちりと詰まっては、激しい前後運動を繰り返した。
■宿儺姫 >
「ぅぐ、ごぼッッ ぐぇぶっ……ッ」
喉奥を凌辱するどころか、食道にまで至る触手──。
口腔を満たすかのように生えた触手の束が鬼姫の整った顔を歪めてゆく。
女…マヌエラを睨めつける余裕すらもなく、目玉はぐるりと天を向く。
触手が鬼姫の喉を犯す音と、濁りくぐもった声、そして恍惚としたマヌエラの声が入り交じる。
最早噛む事もできず、体内を淫猥に作り変える魔液。
「ご、ぐ…ぅ………♡」
鬼姫の四肢から力が抜け、その股座からしとどに蜜が漏れ落ちるまでには然程時間はかからずに──。
■マヌエラ > 窒息寸前の呻きにどこか甘さすら入り混じり始める段となって、ようやく触手がずるっ、と口腔から抜け出た。
同時に、襤褸のような端布を触手がたやすく引き裂き、野生美に満ちた肉体を顕わにする。
それによる布の擦過や夜気の接触にすら、皮膚から魔香に侵された肉体にとってはあらゆる刺激が快楽に繋がることとなる。
「ふふ、宿儺姫様の甘い蜜……出てきましたね」
眼前で脱力した宿儺姫の秘裂を目にして、にっこりと笑い。
「でも、可愛がって差し上げている最中に、宿儺姫様は力を取り戻してしまわれるかも知れませんよね? そうとなってはいけませんから――」
力の抜けた四肢に巻き付いた触手たちが、腕を、脚を、力強く引く。両足は股間部を見せつけるような180度開脚。両腕は、万歳をさせるような90度挙手。更にそのまま、ぐぐ、ぐぐぐぐ……!!!! と力を込めていく。
脱臼。骨折。そうした手段で、鬼姫の四肢を完全に無力化しようとしているのは明らかだった。
「ご安心ください。痛いですけど、ちゃんと気持ちよくなるはずですから!」
■宿儺姫 >
「──ぐはっ、か、はぅ……っ♡」
触手の引き抜かれた鬼姫の口からどろりと、体液と涎の混じったものが零れ落ちる、
「(此れ、は……不味い──か…)」
意識が溶ける。身体の奥に灯された熱が全身を侵しはじめる。
柔らかな身体とは言えない鬼姫の体躯が、牝としての準備を強制的に整えられてしまってる。
「ぐ…っ」
自らを可愛がるなどと口にする女をなんとか鋭い視線で睨めつけるも、すぐさまその威勢は砕けることになる。文字取り、四肢と共に。
みしッ、めきり──。
「ぁ、ぎ───! ぐ、ぁがっっ」
ごきんっ、ばきっ、ぼきん──っっ。
頑強な鬼姫の骨格が力任せに砕かれる野太く、鈍い音が響く。
「ぎ、ぁ────ッ!?♡」
響く鬼姫の悲鳴。
しかしその悲鳴には──色が混じる。
激痛として訪れる筈の感覚がすべて、快楽に転じて襲いかかった故に。
一瞬で達した女鬼の股座からぷしゃあっ…♡と潮が噴き散らされ──がくりと、触手に吊られるままの姿勢となる。
四肢を砕かれたその姿からは、最早抵抗らしい抵抗の力は感じられず──。
■マヌエラ > 「まあ、果ててしまわれたのですね……本当に可愛いです、姫様」
体内からしてはならない音を響かせ脱力した肉体。それによる絶頂。
吹き出す蜜を前に、女はころころと笑う。
「もっともっと――気持ちよくしてさしあげたいです」
そう囁く女の股間部に異変が生まれる。無毛の秘裂が覗くのみだったそこから、野太い触手が何本も生え、さらにそれが捻りながらより集まり、巨大な肉茎を形作っていく。人の腕、いや脚ほどもあろうかという太さと長さ。到底、人間の行為に使うようなものではない。
「姫様は鬼族の戦士ですから……これくらいは必要ですよね♪」
その先端部を――肉疣や、得体のしれない超小型の触腕がちろちろと蠢く箇所を、宿儺姫の秘部に充てがう。どう見ても大きすぎる。
「あ! ほらほら、ちゃんと見ていてくださいな!」
不意に、宿儺姫の堂々たる角にも小さめの触手が巻き付き、ぐっと頭ごと引っ張って自身の秘部を覗き込ませるような体勢へと移行させた。股間部を見せるに邪魔な爆乳には別の触手が螺旋状に絡みつき、例の魔液を塗りたくりながら左右に乳房を強く千切れんばかりにぎりぎりと引っ張る。
「さあ。行きますよ! 3,2,1…ゼロ!!」
完全に観測可能な状態で――極太触手肉槍が、みぢみぢみぢみぢぎっ!!!!!と、凄まじい締め付けを誇る鬼姫の膣肉を完全に拡張しながら挿入される。そのまま子宮口に激突し、更にぐりぐりと力を込めて、骨盤を押し開こうと蠢く。
■宿儺姫 >
「あ゛……♡」
角に巻き付いた触手がぐ、と女鬼の首を動かし、視線をソチラへと誘導する。
「───ッ…?! な、其れ、は───」
目の前に現れたのは──巨躯のオーガ、トロル…と比較しても雄々しく巨大な、逸物となった肉塊。
如何な頑強な体躯を持つ女鬼であれ、その頬に汗が滲み、目を見開いてしまう程には。
「ッや、め───ぐぁッッ♡ ぎぃッ」
みぢッッッ。
女鬼の身体の中でも柔らか、と表現できる希少な部位である乳房が引き伸ばされ千切れんばかりに軟肉が悲鳴をあげる──そして。
「ぎぁ、がっっ♡ あがっ、う゛っ♡?! あ゛あ゛あ゛あ゛ッッッ♡♡」
強烈な締め付けを物ともせず、巨大な肉塊が女鬼の股座へと捩じ込まれてゆく。
灼熱の胎を無理矢理に引き伸ばし、圧し拡げながら最奥に到達するそれは鬼女の広く頑強な骨盤すらもミシミシと破壊しかねないサイズ──。
深く彫り込まれた彫刻のような腹筋を悠々と内側から押し上げ形を変えさせ、それでも尚収まりきりはしないだろう。
「ぉ、が…♡♡ ごぼ…ッ♡♡」
──さしもの女鬼も脳を灼くかという快楽に変換されたそれに白目を剥き、口からはぶくぶくと泡を噴き零し果てていた。
……魔族の女としては、『まだ挿入れただけ』──なのだろうが。
■マヌエラ > 半死半生の状態に追い込んだ触手の群れも、「まだ挿入れただけ」――。
それを示すように、膣肉の中で触手肉槍が大きく蠢いた。一度一度が大きなストロークは、みっぢっ!!ごっきゅっ!!どっぎゅっ!!と、様々な音を奏でながら、子宮口を殴りつけるように前後する。
「可愛い! 気持ちいい! 素敵!! ですっ!!」
強靭な腹筋を嘲笑うように、ストロークのたびに内側から腹肉は持ち上がって――更に速度を増していく。肉疣が膣肉をかきむしり、張り出したエラが愛液をぶしゃっ!!ぶしゃっ!!と掻き出す。
■宿儺姫 >
「──ぐがッ♡ はぎッッ♡ ぎゃあ゛ッッ♡♡」
肉体を破壊するかのように奏でられる音。
降り始めた胎を強烈に押し上げられ、叩きつけられる様は最早屈強な女鬼の腹も意味を為さず──突き上げられるたびに腹ごと持ち上がり、いびつな凹凸を作り上げる。
限界まで引き伸ばされた結合部からぶじゅぶじゅと泡になった体液が噴き出し、口からは泡を噴き出しながら濁った悲鳴とも嬌声ともつかぬ声が漏れる。
みし、めぎっ───ばきんッッ
「お゛───ッッ♡♡」
そんな激しいストロークに耐えかねた骨盤がとうとう割れ、肉塊を締めるける胎のスペースが僅かに広がる。
並の人間であれば命に関わる状態も、不死身じみた女鬼にとってみれば今の状態ではただの快楽の増幅にしかならない。
だらしなく舌が天を舐め、股座から失禁したと見られる生暖かな液体がしゃああっ…♡と噴き零されて───。
もはや血に飢えた女鬼は、愉しげに捲し立てる魔族の女の性処理玩具かのようにすら扱われはじめていた。
■マヌエラ > 180度開脚万歳状態で激しく触手に上下に揺さぶられる、「可愛がる」という言葉から想像できない無様な扱われ方に、甘さを孕んだ悲鳴の群れは凄惨さを書き加える。
「ああッ♪嗚呼っ♪嗚呼っ♪ いいです。素晴らしいですっ。気持ちいいですよ、宿儺姫様!!」
一般人の一物など食いちぎりかねない膣圧すらも、ちょうど良い圧力とばかりに、女の腰が跳ね上がり。
「あら――」
やがて漏れ出る小水。官能の水音と共に流れ出るそれを、触手の群れが殺到し、先端部から吸収、「飲んで」いく。
「あったかくて素敵です、宿儺姫様♡……色々と出させてばかりで申し訳ありません。そろそろ私からも……差し上げますね」
割った骨盤に追撃するように、鬼姫玩具の上下と腰の突き上げは速度を増して、どぎゅどぎゅどぎゅどぎゅどぎゅどぎゅどぎゅどぎゅどぎゅどぎゅどぎゅ!!!!! と愛液と小水を撒き散らしながら加速して――
「あッ♡ 行きます! 姫様、今参ります!! 受け取ってくださいね!!」
ごがッ!!!!!!!!!!!!
ひときわ長大なストロークが、割った骨盤を押しのけ、最奥への肉槍侵入を果たし、更に――
「はァッ……!」
どぶぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!!!!!!
触手肉槍の先端部から、大量の魔液……神魔の体液がそうであるように、受精し孕ませることも可能な白濁の本流がとめどなく溢れ出た。
「――――ッ♡」
女にとっても絶頂にあたるその行為は、触手全てにデタラメな力を発揮させ、四肢を更にめしゃっ!!!と圧迫損壊させつつ、鬼姫の体を弓なりに、角をハンドルにしてそれもへし折らんほどの勢いで、背骨が折れるかというほどに反らさせる――。
■宿儺姫 >
最早魔族女、マヌエラの言葉など耳に入らず。
「ぐ、げッ♡ お゛ぐッ♡ ごあぇっ──♡」
速度を増したストロークが鬼姫の腹を歪め突き上げ、元に戻るかも疑わしい程に引き伸ばされ拡張された結合部、そして鬼姫の身体が奏でる音と言えばとても交尾から鳴るものとは思えぬ程。
そしてマヌエラの言葉通りにその時は訪れ──。
がぼッッ♡
「ぐえ゛ッッ♡♡」
女鬼の情けない声、そして腹の奥で何か間の抜けた音と共に肉塊の先端は子袋の中にまでその先端を突き上げ、そして───。
「────ッッ♡♡」
めき、ぐしゃ、ぼき、べきんっ───。
怒涛の吐精音と共に響き渡るのは、太く頑丈な樫を次々に圧し折るかのような鈍い音。
弓なりに逸らされた腹がぶくんッッ♡と風船のように膨らみ、四肢がひしゃげた音に続いて限界を超えた女鬼の背骨が破断する。
「ぁ──、か、はっ……♡」
──更には手綱と言わんばかりに掴まれた角がむしり折られれば──。
ぐたり、と全身から力が完全に抜け、達した証となるイキ潮を零しながらに全身を小刻みに痙攣させ、
整った顔立ちは無様に舌を垂らし白眼を剥き、口からごぼごぼと泡を噴き零す。無様の一言に尽きる姿──そんな姿を晒すこととなっていた。
■マヌエラ > 「ふぅ――――悦んでいただけましたか?」
青白い肌を上気させ、妖艶さすら漂わせた顔で微笑み、とても答えられる状態ではない、生きているだけで奇跡でありその生命の強靭さの表れである姿の宿儺姫に問いかける。
「私は、とても、とても――素敵でした。大好きです。なので、宿儺姫様のこと、お嫁さんにしてしまいたいです」
きゃっ、言っちゃった――無惨に白目を剥いて泡を吹き、上半身を「折りたたまれ」、鬼族の誇りである角まで失った鬼の前で、まるで恋する乙女のような物言い。
「でも、姫様の赤ちゃんの素は強くて、私の眷属をこれだけで産んでくれるか分かりませんね……」
ぶっくりと膨らんだ腹は、最早そこが宿儺姫の体の”本体”であるかのように肥大していたが、そこで育み出産してほしい眷属について思いをはせる。
「もっといっぱいいっぱい、注いであげますね。諦めたらいけませんものね。それから――生まれた赤ちゃんのために、おっぱいも用意してもらわなくてはなりませんね!」
胴体から突き出た部分の全てが粉砕された宿儺姫――その中で、先程までの威容をわずかにとどめている僅かな箇所である、豊かな乳房。それが、巻き付いた触手によってごぎゅううううう!!!!!と絞り上げられる。
「ちょっと固定しますね」
”作業のために必要だから”という平熱の声がけとともに、宿儺姫の喉に触手が巻き付き、固定のためにぎゅっと圧迫する。「絞殺」という言葉すらチラつく扱いと同時に、両の乳房に巻き付いた触手の先端部から小さな生体針が飛び出し、乳首へと容赦なく突き立った。とくとくとくとく……と魔液が直接注入され、更に何度も、ごぎゅううう!!!ぎゅううう!!!!と乳房を絞り上げていく。魔液を馴染ませるように――。
■宿儺姫 >
女鬼の意識を軽々と消し飛ばしてしまう程の凌辱劇。
肉体は敗北を認め、下手すれば鬼の卵子とて孕まされていまう可能性はなくもなく…。
人間が見れば散々なる拷問の末の姿に見えよう容貌を前にして尚、魔族の女は独り善がりな可愛げを振り撒く。
醜悪なまでの無邪気は、最早使い物にならないようにすら見える鬼姫へとさらなる熱視線を向けていた。
み、ぢっっ──。
「ぃ、ぎあ゛ッッ…!?♡」
ブラックアウトした女鬼の意識を覚醒させたのは、胸元に感じた激痛──であった筈の快楽信号。
「う゛あ──ッ、が、ひっ!?♡ ち、千切、れ…ッッ♡ ひ、ぎぃっっっ♡」
巻き付いた触手に締め上げられた乳房はより歪に歪み、その強さと言えば完全に潰れ、千切れてしまいかねない程。
だというのに容赦すらなく、無理矢理に圧され大きく勃起させられた乳首へと鋭い針が突き刺さり、女鬼も悲鳴をあげてびくびくと派手に身体を痙攣させる。
魔液が馴染めばそれはすぐに──ぷ、ぢゅっ──ーと、乳白色の液体が滲み…。
ぶ、ぴゅ…ぷびゅるる──ッッ♡
「──!?♡」
締め潰される程に圧された乳房の先端から、乳牛かの如くに乳を噴き出しはじめる──♡
■マヌエラ > 独善の押し付け。独りよがりの暴虐。
マヌエラの強大な力と、それを受ける宿儺姫の強靭な肉体によって、この酸鼻を極める光景は現出していた。
「まあ!」
漏れた声に驚く。
「まだ言葉を……♡ 素敵です、宿儺姫様!! ここまで”可愛がって”あげると、みんな話すをやめてしまうんですもの。宿儺姫様は違うのですね……!!」
めがしらを熱くして――
「ちぎれても大丈夫です! 2つありますもの!」
一方はちぎれてもキにしない、とでも言うような口調で告げて。
「あッ♡ 馴染んでいます♡ 馴染んでいます、宿儺姫様!」
ややあって――ぎゅりりりりりり!! ぎゅううううううう!!!!と締め上げられていた乳房から――ほとばしり出た、白濁。
「まだ孕んでいるかは分かりませんが、これでいつでも孕めます! すごいすごい!」
ぎりりりりりりっ!!!と絞り上げる度に噴水のように立ち上る母乳は、宿儺姫にとっては自分がそんなものを出すなど考えてもいなかったものだろう。しかも、魔液に侵された乳首は、射乳するたびに、男根から射精するような快楽を齎す。
「あッ♡ これ、似合います! 絶対似合うッ♡」
自身の吹き出した白濁で褐色の肌を染める、四肢損壊ザーボテ肉玩具状態の鬼姫――そのへし折れた角の痕とを見比べて、女は宿儺姫の眼前で、空中に人差し指を出し、小さな輪っかを描いた。周囲の妖気が収束し、物理的に現出するそれは――金色の、輪。つまり、牛の鼻輪だった。それが宿儺姫の眼前まで移動すると――ばぢいいいいいいいっ!!!!と鼻に装着され、胸から上だけは褐色射乳乳牛の姿で
■宿儺姫 >
──"可愛がってあげる"
そして話すのをやめてしまう、という言葉が示すものは、つまるところ、そういうことだろう。
不死性を備え、屈強な肉体に宿る不屈の精神を持つ鬼姫であるからこそ、生命と正気を保っていた。
しかしいかに感動を呼ぼうが目頭を熱くさせようが──行われているのは独善的な凌辱、残酷な弄びに他ならない。
四肢は用をなさず、体幹すらも破壊された上に角までも折られ。
例え触手から解放されたとしても最早蛆虫のように這うことすら、膨張した腹と乳では難しいだろう。
「───潰、れ…ッッ♡ ぁ、が…ッ♡♡ 」
意識を覚醒したは良いものの、最早掠れた声を出すのが限界といった風情…。
孕んだこともなければ、乳を搾られる経験などあるはずもない。
苦痛も何もかもが増幅された快楽となって、バチバチと鬼姫の脳を灼いてゆく──♡
ばぢんッッという音と共にはめられた鼻枷すら、虚ろとなったその貌には抵抗や屈辱の表情すら浮かばない。
きゃいきゃいとはしゃぐ魔族女の、頑丈で早々壊れ潰れない玩具として、ただただ玩ばれる時間が続く。
本来ならば屈辱に憤り、激昂し暴れまわるものである。
それすら許されない程に、完膚なきまでに肉体を破壊され──それも殆どは、彼女にとっての遊戯の中での事故のようなもので──まさに手も足も出ず、蹂躙されたに等しい──。
殺せ、という言葉すらも出ず、口を開けば濁った嬌声のみが奏でられる──人外の美を持った、屈強な鬼姫の面影は完全に消え失せていた。
■マヌエラ > 心折れず抗った所で、抗いを表す手段すら全て奪い尽くす、理外の凌辱。
寧ろ、覚醒すれば正気を保ってしまう精神的頑健さは、宿儺姫にとっては不運とすら言えたかも知れない。
「宿儺姫様♡ 私のお嫁さん♡」
醜悪なる無邪気によって、鬼姫玩具を突き刺したまま――その足元が影に沈み始める。
「そのお声が、ますます私を高ぶらせてくれます……!」
くぐもった嬌声に、ほうと艶めかしく一息ついて、どびゅぶぶぶぶぶぶぶぶぶ!!!!と射精する。ザーボテ腹が揺れてわずか膨らみ、連動して四肢がぶらぶら揺れる中、母乳が渋く。結合部からは、愛液と小水が垂れ流される。鼻輪が、かちゃかちゃと鳴って。
「ずっと一緒ですよ、宿儺姫様……♡」
新たな肉玩具――今までで一番頑丈で美しいソレを手に入れたマヌエラは、そう囁いて、更に触手と腰を動かし続けた。
■宿儺姫 >
その邂逅は不運、あるいは人喰らいの悪妖の末路としては必定か。
己が喰らおうとした魔妖に弄ばれ、剰え所有物として一方的に娶られ──。
「ぁ゛───、ひ、が────♡」
再び意識が昏く沈みはじめる。
如何な頑強さ、如何な強靭な肉体であれど、無邪気なる魔妖はそれを片足跳びに上回る。
むしろ簡単に壊れぬ様をすら愛しげに甘い声を囁き、肉玩具としてその狂気じみた愛を注ぎ続ける──。
注ぎに注ぎ続け…牝鬼の腹が醜く破裂した時にそれは終わるのか──あるいは形を変えて続くだけなのか。
闇に沈みゆくマヌエラの足元、その先はさらなる異界か、その棲家か。
過去に知り得ない程の魔に絡め取られた鬼姫はその意識と共に、マヌエラの闇へと沈みゆく。
いずれ飽きるのか。飽きたとて、解放されるのか──そもそも飽きるのか。それすら知る由もなく───。
ご案内:「九頭龍山脈・森林(過激描写注意)」からマヌエラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈・森林(過激描写注意)」から宿儺姫さんが去りました。