2025/08/08 のログ
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」に賢しい小鬼たちさんが現れました。
賢しい小鬼たち > 【待ち合わせ】
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」から賢しい小鬼たちさんが去りました。
ご案内:「◆九頭竜山脈 洞窟(過激描写注意)」に賢しい小鬼たちさんが現れました。
賢しい小鬼たち > 【待ち合わせ】
ご案内:「◆九頭竜山脈 洞窟(過激描写注意)」にアルティナさんが現れました。
賢しい小鬼たち > 飲んで食べていいのか、という問いには何も答えない
というより言葉が判然としないため、悪鬼個体はそのまま鉄桶と果物を指している

統率された群れは、当然まだまだ少女を嬲るつもり
清水を飲み、果物を口にすることで身体に力が戻った少女
けれど、あまり体力を回復させすぎるわけにもいかない
どんな反撃があるかわからないからだ

ただ、壊れられても勿体ないため、果物と水を摂取した少女には少しの間休息が与えられる
とはいっても、周りの小鬼が襲ってこないだけで監視が続く状況
けれど息を整えることくらいは十分にできる間である

ぎ、ぎ、ぎ、ぎ

しばらくすると、悪鬼個体が少女の鎖を軽く引きながら手招きをする
恐怖の対象である悪鬼に向かって近寄って来いという合図だ
少女が近寄ってくれば、その体をひょい、と座ったまま軽く持ち上げ…

あぐらをかいた悪鬼の体の前に抱えられることとなるだろう
悪鬼の手は少女の細い脚に添えて大きく開き
小鬼たちに向かって、先ほどとは違う形で秘所を差し出させようとしている

抵抗しなければ、足を握られている感触と背中に当たる鋼鉄のような筋肉の感触以外は痛みなどは無いだろう
もちろんこれも、少女の羞恥を煽りつつも繁殖行為を続けるためだ

合図された小鬼が一匹…今度は正面から欲望に塗れた視線で少女を見つめ
舌なめずりして、少女の顔に自分の顔を近づけて来る
覆い被さり、人とは違う長い舌で少女の唇を舐めようとしていて

アルティナ > 僅かばかりとは言え、果物と水を口にすれば、空腹は満たされる。
監視は続いてはいても、ずっと嬲られていた刺激も今は収まっている。
それがどうしてなのかという疑問はあれど、床に横たわり、しばし瞳を閉じて。

僅かに微睡んでいた意識が、鎖を引かれて呼び戻される。
くたくただった身体にも、少しは活力が戻ってきたらしい。
けれど意識のほうはまだ少しぼんやりしている。
鎖を引かれるままに大人しく悪鬼のもとへと近づいていき。

「きゃっ!?」

強制的に目が覚める。
視界が急に高くなって、そして今度は急降下。
幼子のように膝に抱えられ、大きく脚を開かされてしまう。

曝け出された秘部を隠したくとも、手には枷を付けられたまま。
小鬼たちに見つめられると知って顔を赤く染める。
ゆっくりと近づいてくる小鬼は、けれど晒されたそこではなく、顔を、唇を舐めようとして来て。

「やっ……んんぅっ、やだ……んっ、ぁ……」

淡い桃色の唇に、ヒトではない長い舌が這いまわる。
嫌なのに、触れる度にぞくりとした痺れを覚え。
それが繰り返されるうちに、甘い声が漏れていき。

賢しい小鬼たち > 時に精神を嬲る行動を行う小鬼は、少女の可憐な唇に自身のざらついた舌を押し当てていく
口周りを舐め、顎を舐め…そこでようやく離れれば
これもまたボロ布の内から、勃起した陰茎を取り出し

幼子のような体勢の少女の秘所へ、再度それを当て腰を揺する
血管が浮き上がった幹を使い…膣の入り口を擦り、秘豆を擦りあげて楽しんでいく
最初に犯された時と似たような状態だが、違うのはやはり悪鬼が監督していることか

周りから視線は注がれ、順番待ちをしているような様子も見えるが
先ほどのように少女を壊すような勢いは見られない
じっくりと少女の反応を楽しんだ後、小鬼は腰を進めて
先走りだらけの肉棒を少女の内へ埋めていこう

そうしてそのまま、身体を前に倒し…
悪鬼と小鬼の体で少女を軽く挟み込むような形になっていけば
自然、近づいた鉤鼻付きの顔が横に傾き
大きな口であまりにも雑な接吻をしようとしていく

傍から見れば少女の顔にかぶりつくような状態で、事実牙は柔肌をひっかいていく
だがわざと噛みつくようなことはせず、また舌が伸び…今度は蛇のように少女の唇を割り開き
先ほど陰茎に犯されていた口を、今度は舌で犯そうとしていく

同時に、ぐ、ぐ、と…根元までゆっくり挿入した陰茎が揺らされ
高い雁首で膣内をひっかき、舌は踊って少女の口腔に自分の唾液を塗り付け
欲望がみっちりと詰まった様子が見て取れる執拗なピストンと口づけを続けていく

アルティナ > 「あっ……ぅ……んんっ!」

散々見せつけられた小鬼の肉棒が、膣に宛がわれる。
浅く入り口付近を擦り、秘芽を押し潰されると、意図しない声が出てしまう。
先程までの荒々しく乱暴な行為ではなく。
じっくりと時間を掛けて挿入されていく。
小鬼の腰が揺れる度に、びくっと少女のそれも震えてしまい。

「やっ……あっ、んっ……んっ、あぁっ、やだ……!」

正面から顔を舐められ、長い舌先が唇を割ってくる。
その間にも、ゆっくりと大きな動きで腰が前後に揺れる。
周囲の小鬼に見られながら、ゆっくりと肉棒が出入りするのに合わせて、
無意識にきゅっとそれを締め付けてしまう。

「はぁ……はぁっ……やだ、んっ、これ……さっきまで、と……あっ!」

無理やり高みに追い詰められるのではない。
ゆっくりと、けれど確実に上り詰めていくのが分かる。
切なさが次第にもどかしいほどに募り、小さく身体を震わせる。
唇を貪ってくる小鬼を前に、大人しく食べられるしかない少女
びくっと震える度に、蜜が滴り、地面へとその雫を落としていき。

賢しい小鬼たち > 悪鬼は小鬼に教えていた
雌を使い潰すのではなく、こうして飼うこともできるのだと
暴力をちらつかせつつ、逆らわなければ乱暴にしないことで長持ちさせることができると

その教えを、大抵の人間にわからない言葉で伝えられた小鬼は
じっくりと少女の膣内を擦りつつ乱暴な接吻を続ける
合間に声をあげたとしても動きは止まらない
優しくはしているが、少女の体を貪ることには変わりないからである

少女が悶える声を聴き、
ぐるる、と悪鬼が唸った直後に小鬼の動きが変わる
顔を離したかと思えば、慣れてきたであろう膣内を激しく陰茎で擦り始める
それは最初に与えられたピストンと同じだが、じっくり慣らした後ならまた違う反応を見せるだろうと言う狙い

ただ、そのまま少女の膣内の締め付けに耐えられず
両手の指程陰茎が多くした際に…どぼ、とまた精が溢れる
陰茎はすぐに引き抜かれず、ピストンを止めて
少女の小さな胎を満たしていこうと脈動する
奥へ奥へと陰茎を押し付けて射精を続けていく中…後ろの悪鬼が動く

少女の片足から手を離し、自分と少女の間…少女の背中を支えるように手を当てて
そのまま上に押し上げることで、少女にとっては不随意に、陰茎に対して迎え腰をさせていこうとしている
次からはこうしろ、と少女にも教えるように

アルティナ > 小鬼の動きが変わる。
腰の動きが、突然激しくなり、欲望のままに腰を打ち付けられる。
ズンと大きく腰がぶつけられる。
それだけならば、先程までと大きく変わりはしない。

「あっ、あっ……あんんっ! な、なんで……!」

肚の奥が、ずくりと痺れる。
無意識のままに、はしたない声が出る。
ぐっと肉棒が押し込まれ、ふたたび引き抜かれる。
実際には、引きつきはされずに、再び勢いをつけた腰が打ち付けられ。

「あっ……あぁっ……ふぁ……んんっ!」

熱い精が膣の奥深くで迸る。
びくりと膣を締め付け、残っている精をも搾り取るような動きを見せ。
悪鬼に身体を支えられて、自ら肉棒が奥へと突き刺さるように教え込まされる。
これ以上、注がれれば妊娠してしまうかもしれない。
そんな恐怖を同時に憶えながら、けれど逃げ出すすべもなく。

賢しい小鬼たち > まるで蓋をするように、注ぎ込んだ陰茎は動かない
少女の最奥に熱烈な口づけをしたまま、精を吐き散らしている
膣の締め付けに心地よさそうな声をあげながら、小鬼も背を反らし…腰をぐいぐいと押し付けて密着している
少女の恐怖する様子は、まともな人間相手なら同情を誘うものだっただろうが
そもそもが少女を孕ませる目的の彼らとしては構うものではない

ようやく陰茎が細くなれば、引き抜かれ…小鬼が交代する
手枷はついているものの悪鬼の手は少女の脚から離され…陰茎が引き抜かれれば脚を閉じることもできるだろう
ただそこで、悪鬼が声をあげる
松明が増量され、広間が明るくなれば…少し離れたところに居る、女魔術師の姿が見えることだろう
少女とは違い、既に乱暴に何週も犯されたのか、生きてはいるものの四肢をぴくぴくと跳ねさせ
その腹部は軽く膨らんでいる
赤子ではなく、ただただ精を注がれたから膨らんでいるのだ
しかも、まだ凌辱は終わっていない
少女の順番待ちとは別の小鬼が集り、女魔術師は喘ぎすら枯れている
気絶してもイラマチオや直接の打擲によって叩き起こされている姿も見えるだろう

そんなひどい状況を見せつけた後…悪鬼は女魔術師と、少女、そして少女の目の前の小鬼を指さし
特に賢かった悪鬼は、遂に非常にカタコトで聞き取りにくいながら人間の言葉を発した

「ぎぎ…。アレ やめさセたい なら おなじ に しろ」

少女…というより人間は助け合うものだと知っているから
先ほど補助したように…自分からはしたなく腰を突き出して陰茎を誘って迎え入れろと
次は、仲間の命を盾に…妊娠するかもしれないと怯えている少女に要求を突きつける

手枷が付いている状態なら、それこそ足腰に力を入れて腰を上げるしかないが
それは非常にはしたない格好となるだろう
少女の目の前の小鬼は、それを待っているように陰茎を立ち上がらせながらげ、げ、げ、と笑っている

アルティナ > 肚の奥で、煮え立つような精が掻き回される。
ぐいっと腰を高く掲げたせいで、小鬼が欲望のままに腰を押し付けていく。
引き抜かれると、どろりとした精が溢れ。

「――――さんっ!?」

明るく松明に照らし出されたそこに、ズタボロになった魔術師の姿を認める。
服は纏っていると言えるほどの布地はなく。
大きく膨らんだ腹は、まさにこれからの姿を映し出しているかのようで。
そうしている間にも、何匹もの小鬼が、魔術師に群がっていく。

「――えっ……そ、そんな………」

同じに、と片言の命令が告げられる。
今度こそ妊娠してしまうかもしれない。
そんな恐れはあれど、自分と違って乱暴され続けていただろう女魔術師の命が危うい。
小さく息を呑み、恐る恐る腰を突き出すように動かして。

そうすれば、小鬼の腰の動きが変わる。
それに合わせて、腰を揺らしながら、奥をトントンとノックするように。
ビクンと腰が跳ねてしまうのをどうにか抑え込む。
けれど、確実に感じてしまっているのは隠しようがない。
命令されたから、魔術師を助けるため、そう言い訳しながら、浅ましく腰を振り。

賢しい小鬼たち > 魔術師は、あの様子ではほぼ確実に孕んだ上に…悪鬼がわざと止めていなかった
潰すつもりはないため、どちらにしてもぎりぎりで止める狙いであり、それを利用した形だ

悪鬼が人間の喋ったのは一言だけ
ただし女魔術師が限界であったのもあり…少女が腰を振り始めれば一声、小鬼の言葉を発し
その言葉を受け…女魔術師への凌辱は収まる
今まで、休憩なしでひたすら嬲られていたため気絶しているが、呼吸はしている様子で胸が上下している

その代わり、少女に挿入した小鬼の方は悪辣な動きを見せる
奥まで挿入されればわざと腰を少し引いて半ばまで抜いてしまう
悪鬼はそれを見て、女魔術師を指しながら軽い笑いを上げる
胡坐の中から離れても良いから、その陰茎を追いかけることを促すように少女の腰を下から軽く叩き

もっと小鬼の精を求めろと暗に命令する
そうすることで仲間の命は助かると示せば…
事実、明るくなった女魔術師の周りからは小鬼が引いている
その分、少女の周りに小鬼は集まり、はしたない様子を見に来ているのだが

そのまま続けていれば…少女に動きを任せていた小鬼の腰がぶるる、と震える
ここだけは欲望のまま、小鬼は少女の腰に手を伸ばして引き寄せ
再び、先に注がれた精液と混ぜるように…濁った泥のように粘ついた精液を噴出し始める
少女の痴態で興奮し、その量は輪姦の時よりもなお多い
本能ではあるが、少女に自分の種を植え付けるため、この小鬼もエビぞりになって可能な限り奥底で放ち続ける…

アルティナ > 「あっ……あんっ、あんッ……やっ、奥……までっ!」

懸命に腰を振るけれど、小鬼が焦らすように腰を引いてしまう。
背後の大鬼が腰を叩くと、更に腰を大きく動かして奥にまで届かせようとする。
そんな浅ましい行為が実を結んだのか、魔術師の女性は解放される。
本来ならばすぐにでも治癒の魔法を掛けたいところだけれど、こちらも身動きはできないままで。
少なくとも生きているというのが分かっただけでもひと安心で。

「あぅ……やっ、あんっ! あっ、あっ、ふぁっ……!」

もっと腰を振れと悪鬼が促してくる。
それに大人しく従って、自ら腰を振り、小鬼のそれを迎え入れる。
やがて小鬼の限界が近づけば、当然焦らす余裕は無くなり、
しっかりと腰を掴まれ、荒々しく腰を打ち据えられる。
再びどろりとした灼ける精を注ぎ込まれ。
同時に、少女もまたびくりと身体を震わせて、絶頂に達してしまう。
そして子宮に収まりきらないそれらが、ぼたぼたと溢れ。

賢しい小鬼たち > 解放は一時的なもの
少女たちは、助けが来るか自力で脱出するまで飽きることなくその体を使われることになるだろう
せっかく捕えた獲物を、小鬼たちが自発的に逃がすことはあり得ないからである

ギギギギ……

気持ちよさそうに声をあげ、少女に自分の精を解き放った小鬼はぶるりと体を震わせ
最後の一滴まできっちりと注ぎ込んだ後、引き抜いていく
ただでさえ普通の人間よりは生殖能力の高い小鬼の精をたっぷり詰め込んだ後

悪鬼が声をあげれば、二人には手枷足かせが付けられ…広間には見張りの小鬼が何匹か座り込む
他の小鬼は、続々と広間を出ていき…近くから反響して、悲鳴が聞こえる
このほかにも、少女たちと同じ目にあった人物たちがいるのだろう

見張りの小鬼は時折交代しつつ、先ほどの果物などよりは質がかなり劣るが、食事を与えて二人を生かそうとし
種付けの成果が出るまでじっくりと二人を監視する
もちろん口は封じられていないため、女魔術師を回復することも自由であるが
逃げ出そうとすれば、相当気を付けなければならないだろう
見つかれば、また調教されるのだから

一先ず、今回の種付けは終わりのようだ
悪鬼の号令がなければ、小鬼たちは二人を嬲らず…その胎が精液とは別のもので膨れるのを心待ちにすることとなる

アルティナ > 精液で大きく振らんだ腹を抱え、手足に改めて枷を付けられる。
広場に取り残されたのは、自分と魔術師の女性。あとは見張りだと思われる小鬼のみ。
まだ自分たちと同じような境遇の少女がいるのだろう。
耳に届く悲鳴に痛ましい表情を浮かべる。

それでも、今はどうすることもできない。
できることと言えば、傷ついた魔術師を癒すことくらい。
枷は付けられているものの、逃げ出そうとしたりしなければ、見張りの小鬼も干渉はしてこないつもりらしく。

再び暗がりに沈んだ広場に、清らかな光が満ちる。
その光を浴びた魔術師の傷が癒えていく。

「はぁ……はぁ……これで、だいじょうぶ……」

自身も暴力は振るわれてはいないとはいえ、嬲られ続けたのには変わりない。
そんな状況で魔法を使えば、疲労した身体がさらに重くなる。
ぐったりと冷たい土の上に横たわって、しばしの眠りに落ちていく―――

気力も体力も尽きたふたりが気を失っている間に、
その肚の奥へと注がれた幾人分もの精は、卵子へと殺到する。
どろりと濃いそれらのなかに、どれだけの子種が詰まっているのか。
その無数の中でも最も優秀なソレが、卵子のもとへと辿り着き、食らいつくように着床する。

やがて目が覚めても、その変化は見えるものではなく。
時折運ばれてくる食べ物と水を口にする以外は、嬲られることなく、ただただ暗闇の中で聞こえてくる悲鳴に、耳を塞ぐだけ。
そんな日がどれだけ続いただろうか。
気付けば、肚が重く、大きく膨らんでいるのに気づく。
否、変化はもっと早くからあったのだろう。ただ認めたくなかっただけで。
日に日に大きくなるそれに、身動きも儘ならなくなり。

賢しい小鬼たち > 小鬼たちの精は非常に成長が早い
人間とは比べ物にならない速度で、母胎から栄養を受け取り
一度膨らみ始めた腹は、日を追うごとに大きくなり、内側からその腹を蹴る
そうなれば、小鬼たちから与えられる水や食料が多くなるのは幸いか否か
体としては普通の雌から生まれるため、やはりこれ以上嬲られることはない

そして膨らみが最大限になれば…二人は小鬼にある種丁重に運ばれる
向かう先は巣のかなり奥、特別な場合を除き小鬼たちが新たに生まれる小鬼を迎える場所である
二人が入っていた広間よりは狭く、磔台が2つ用意されている

腹が膨らんだ二人を、そこに磔にすれば…
丁度その日、成長しきった小鬼が…少女たちの腹から生まれようと暴れる
一回の受精で平均2匹は生まれる幼鬼が少女の子宮口をこじ開け、産道となった膣を遡ろうとする
大きさこそ、出産には問題ない程度だが…少女の体には負担が大きいだろう

破水が起こり、大の字に張り付けられた二人の股座から頭が這い出てくる
生きようとする力が強い小鬼は、介助なしでも母胎から生まれることができるからだ
魔術師、そして聖なる力を受け継いだ小鬼が生まれ落ち…磔台へと落ちる

鉄器によって緒を切られ、産声をあげる子鬼を祝福するように…
周りの小鬼たちが各々の武器を打ち付け、下卑た声をあげる
この赤子もまた成長すれば雌を嬲る小鬼と化す
その時に対象となるのは、もちろん【母親】も含まれる

出産を終えれば、磔台から二人は外され…再度広間へ
そこで始まるのは…再びの種付け
出産を終えたばかりの胎をまた苗床とするために悪鬼が監督し、また小鬼が陰茎を剥き出しにする
人間の常識は通用せず、雌を休ませるという選択肢はない

監督する悪鬼は…ようやく正気を取り戻した魔術師と少女に歯を剥いて笑みを向ける
わかっているよな、と

アルティナ > 自ら産道を這い出てくる幼鬼
産声こそ挙げるものの、ヒトとはあからさまに違う生態のソレ
けれど産み落とす痛みと苦しみは、変わらない。
それまで回復していた魔力が、ごっそりと持っていかれたような、そんな虚脱感を覚え。

少女が産み落としたのは2体。魔術師もそれは同様で。
生まれたばかりの幼鬼が立てるようになるまで僅かの時間だろう。
母体の能力を引き継いだそれらは、立てるようになると同時にその身に宿る魔力を扱い始める。

中でも、最初に産み落とされた1体は、少女が持つスキルも引き継いだようで。
ごくごく近い未来を予見できる、いわゆるシャーマンと呼ばれる特殊個体に成長する。

けれど、そんなことは母体のふたりは露も知らず。
休む間もなく空になった子宮へと新たな子種を仕込もうと小鬼たちが群がってくる。
こうして小鬼の巣穴からは絶え間ない悲鳴が響き渡り。
少女たちに救いの手が差し伸べられるかどうか。
それは神のみぞ知ることで―――

賢しい小鬼たち > 体としては普通の人間とは言え、その身に持つ能力は小鬼たちにとって特別であった
生まれた小鬼たちは、多寡こそあるものの魔力を持ち
その中でも少女が産んだ一匹は…巣にとって強力な力を持つ
即ち、自然回復以外の回復手段と…予知の能力を持つ個体

これによって、小鬼たちは死なない限り回復が早まるようになった上に
襲撃者の来訪などを直前とはいえ知ることができるようになる
個体としては小さな個体だが…巣では重宝されるようになる

もちろん、小鬼は少女の純朴さなどは受け継がず
その能力を持って新たな雌を嬲り、巣に貢献するだろう
場合によっては新たな母体と混ざることで新たな力を得ることもある

進化は生物の常
生殖を繰り返す小鬼たちは、これからも進化していくことだろう――

ご案内:「◆九頭竜山脈 洞窟(過激描写注意)」からアルティナさんが去りました。
ご案内:「◆九頭竜山脈 洞窟(過激描写注意)」から賢しい小鬼たちさんが去りました。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」にクロスさんが現れました。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」からクロスさんが去りました。
ご案内:「貧民地区 裏路地(過激描写注意)」にクロスさんが現れました。
クロス > (真夜中の貧民地区
昼間に雨が降り、それが続いたせいか夜になってもポツポツと振り続けている。
熱気のせいで蒸発し、辺りには霧が立ち込み視界が悪くなってしまっている。
満月も雨雲に隠れているせいか光を全く放てずに隠れているままであった。)

「ハァ…めんどくせぇ…」

(そんな街のとある裏路地で呟く男が居る。
何かに座り、長い足を延ばしながらため息を漏らして煙草を一本咥える。
ライターを灯せば男の顔だけが照らされて見える様になるが、その顔面にはべっとりと血液が付着していた。
長い前髪にも浴びてしまっており、赤く小さな雫をポタポタと垂らしながらも煙草を吸い、またため息をすると同時に煙を吐き出すのであった。)

「…しっかし、黙って返せばこんな事にはならなかったのに…全く、不運だな?お前らは…」

(独り言のように喋る男の手元には数枚の金貨が入った麻袋があり、それを音を鳴らしながら数えて眺めていたのだった。
そして、男の言うお前らとは誰の事か…それはすぐにわかることになるだろう。
雨雲に隠れていた月が顔を出し、月光が街を照らせば道には男達が倒れ込んでいたのだ。
流血をし、路上を真っ赤に染めながらも倒れ込んでおり、煙草を吸うミレーの男が座り込んでいるのも仲間と思われる男の姿なのであった。
彼らはクロスに金を借りていた客人。
返済期限が迫っていたにも関わらずに帰さず、その上路地裏に呼び込んではリンチで始末をしようとしていたのだ。
だが、見事に返り討ちに合い、そして…死んでいたのである。
クロスにもあまただけに限らず、手や足、服にも返り血がかかっており、血生臭い香りを漂わせていたのだ。)

「…クリーニングに出さねぇとな、本当に…めんどくせぇ…」

(死体まみれの中で居座っているこの状況の事を嘆くわけでもなく、自分の服に付いた血をどうにかすることに対して男はめんどくさそうにため息を漏らすのであった。)