2025/07/06 のログ
ご案内:「◆九頭竜山脈 山賊街道(過激描写注意)」に賢しい小鬼たちさんが現れました。
賢しい小鬼たち > ギ、キキ
キキキキキ、ギギギ

九頭竜山脈の麓
山賊街道と呼ばれる街道…そこを見張る小鬼たちがいた
今日は…誰かを捕らえるつもりで、釣りをすることにしたのだ

もはや子袋もへたれ、生死の境をさまよっている雌を街道脇に転がしておく
人間は力を持っている者も多いが、同様にお優しい者も多い
こうして、同族をいためつけておけば…新たな人間が助けに来るかもしれない
村人であろうと冒険者であろうと、あるいは魔族であろうと関係ない
雄であるなら、襲って殺して肉に
雌であるなら、今転がしている雌と同様に繁殖に使う
その後どうなるかは状況次第ではあるが、酷い目に合うことは間違いない

小鬼たちは数十匹。何れも小さな個体だ
全員が鉄の装備で武装しており、その背丈の低さを利用して街道両脇の小さな茂みに身を潜ませている
もし街道に転がされている餌に食いついてしまえば…
力の多寡など小鬼たちにはわからないため、どんな相手であろうと襲われることは間違いない

賢しい小鬼たち > まだ獲物は現れない
ただ、小鬼たちは存外辛抱強い
小鬼の中でも序列が決まっているため、見張りを交互に立てて茂みの中で待ち続ける



全ては欲望と繁殖のために
そのためには餌が死のうとどうでもいい
どちらにしても、彼らにとって価値は無いのだから

ご案内:「◆九頭竜山脈 山賊街道(過激描写注意)」から賢しい小鬼たちさんが去りました。
ご案内:「◆毒沼(過激描写注意)」に毒龍ヒュドラテンタクルさんが現れました。
毒龍ヒュドラテンタクル > 陽光が届かぬ毒々しい沼地。
空気は湿り気を帯び、紫がかった霧が漂い、足元には粘液にまみれた泥が広がる。
そこかしこで「うぞうぞうぞ…」と不気味な音を立て、濃い紫色の触手の肉塊群が蠢いている。触手の表面はぬめり、発光する無数の目玉が獲物をじっと見据え、毒液が滴る先端はまるで生き物のように小刻みに震える。巨大な口が時折開き、鋭い歯と長い舌がちらりと覗く中、毒のオーラが辺りを覆い、近づくだけで息苦しさと異常な感覚が襲う。

この肉塊群は「毒龍」と呼ばれる単一の巨大な怪物である。複数の触手を操り、紫を基調とした粘液質の体は、まるで沼地そのものと一体化しているかのよう。触手の目玉は知性を感じさせ、獲物の動きを追跡し、毒液は強力な神経毒を含む。体から放たれる紫色のオーラは、近づく者に毒や麻痺を誘発し、精神さえも侵す。
この怪物は単なる獣ではなく、獲物を捕らえて弄ぶかのような狡猾さを持つ。

ここに踏み入る雌を待っているかのようだった。

ご案内:「◆毒沼(過激描写注意)」から毒龍ヒュドラテンタクルさんが去りました。