2025/06/10 のログ
■宿儺姫 >
──そして、奥から現れたのは……。
見あげるような巨躯のゴブリンウォリアー。
なるほど、これほど長生きした個体なら冒険者では深くもとろうと納得ができる。
しかし──。
「如何に逸物を怒らせようが…貴様に喰われた人間の女とは一味違うぞ?」
実に殴りがいのありそうなガタイ。
勇み足、笑みを浮かべながら、牝鬼は魔物へと飛びかかった。
ご案内:「九頭竜山脈(過激描写注意)」から宿儺姫さんが去りました。
ご案内:「◆九頭竜山脈(過激描写注意)」に賢しい小鬼さんが現れました。
■賢しい小鬼 > 九頭竜山脈の一角
山にできた自然の鉄鉱山に巣を構える小鬼たちは殺気立っていた
近くの…いわゆる同胞の巣が襲撃を受けた
どうなったかまではわからないが、どうせ人間だろう
だから、巣の周りの罠を更に強化する
深いぬかるみを利用した脱出が難しい落とし穴
自然の薬草から作り上げた強力な麻痺毒をたっぷり塗った棘の罠
仕掛けた小鬼たちでなければ、全ての罠のは悪は非常に難しいであろう防備の備え
そして、特徴的なのは…それらに殺傷能力自体はそれほどないことであった
捕えた者が雄であれば肉のために殺し、雌であれば苗床にするためにまずは生け捕りにするのが目的だ
小柄な小鬼たちはこぞって外にでかけ、それらの罠にかかった獲物がいないか
あるいはこの巣に近づいてくる者が居ないかを巡回し始める
まるで一つの国のように統率が取れた小鬼たちの姿であった
ご案内:「◆九頭竜山脈(過激描写注意)」から賢しい小鬼さんが去りました。