2025/07/27 のログ
ご案内:「にわとこ商店(ネーラのお店)」にメイベリーンさんが現れました。
メイベリーン > 週末の昼下がり。

貧民地区の娼館に時々術を施しに来る魔女の先生、ネーラさんのお店に、そんな娼婦たちの一人メイベリーンが来た。

「オータムちゃんオータムちゃん」
ネーラさんのお店の隣の喫茶店の軒先にいるおうむに話しかける牛っ娘。
「こんにちはこんにちは」
コンニチハコンニチハ!
「こんにちはーっ♡」
コンニチハ!
「かしこい〜〜〜やーもぉーーおばさんこの娘可愛い!」

胸の谷間をギュッと寄せて、たわわ…に見せているキャップスリーブのフリルワンピース。
片手に白い日傘。足はコロンとしたローヒールパンプス。俗っぽいお姫様ルックって感じ。
お仕事アピールしつつお出かけするような、そんな時の格好。

「〜〜〜っと、こうしちゃいられないんだった…おねーさまー」
しーん
「ねーらおねーさまー?」
ん、もうと店のドアに手をかけると、ドアに貼り紙。

「…魔力供給友の会に出席するため不在、です?」

ドアに手をかける。
右見て左見て。

ワンチャン開いたりしない?と思っている。
日傘を畳んでキュッキュと巻いて留めて。

ご案内:「にわとこ商店(ネーラのお店)」にケストレルさんが現れました。
メイベリーン > 魔力供給友の会とは、有志で開催する乱交パ…、もとい魔力をいただく会のことである。
物は言いようである。

魔力供給を受けるというのは本当の話。問題はヤればヤルほどネーラさんの体力が回復し性欲無双になるということなのだが…

ドアの向こうで
「ん、もう。」
ふっすん、と甘ったるい声で鼻を鳴らすと
「ブチ抜いちゃいますわよ♡ほんとおに。」

ぐ、っぐっと取っ手を押している。
問題は、ほんとにぶち抜けるだけの筋力がある、ということなのだが…?

ケストレル > 生憎と店主は留守だけれど店は開いている
何故ならアルバイトが店番をしていたからだ
それなら表の張り紙は何なのか、というと文字通り「店主(ネーラ)の不在」を報せる紙である

(……それでも十分客来なくなるんだよな)

しかし、郵便が来たり、配達が来たり、様々な事情を抱えて魔法道具や雑貨を買いに来たりという『店主目当て以外の客』が来る可能性も無い訳ではないため
どうせバイトが居るのだから、とこうしてケストレルが店番をしているというわけだった

それでもまあ、先にも言った通り客なんて大抵は店主目当てなため、開店休業中みたいなもの、とケストレル(店番)は思っていたのだが

「誰か来た?……はいはーい、今開けますよっと」

押してもダメなら引いてみな、という言葉がある
店の外で懸命に押している扉は内側から押せば簡単に開くのだ
そんな事を思いながら、ケストレルは店の戸を開けた

メイベリーン > ふんっ、ふんっ
軽く地面を片足で蹴って気合い入れて、バイトくんがドアを開けるその前に

「どぉっせぇええええええええいいいいいい!」
と、ロリ⭐︎っとした声に不釣り合いなウォークライを上げると

ドアが開いた。
今つけた勢いが行き場を無くし、すっとーんっとメイベリーンが前のめりに飛び込んでしまう。
ちょうどバイトくんの胸の辺りにとんっと傾れ込む
「んぷっ」

はわわ
 はーーわわ

と、しばらくワタワタした後、ふ、と目を挙げるとキリッとしたお顔が目に入る

「はうっ」

トゥンク…

「え、えーーっと、今日は、開いてるのかしら…っ?」

ケストレル > 「おおっと」

難無く扉を開けると、途端に人影が飛び込んで来た
そんな事もあろうかと心の準備だけはしていたので難無く来客を受け止める
ちょっと重めのタックルで常人なら突き倒されそうだったけれど、そこは日頃の肉体労働の賜物だ

「はい、いらっしゃい
 生憎、表の張り紙通りネーラさんは留守にしてるんだけど、品物は普通に買ってけるからさ
 それより大丈夫、怪我は無い?」
 
此方を見上げる顔に営業スマイルを返す
男性客のリピーターは多い店だが、女性客はそう多くないというのが何度かバイトしたケストレルの感想だ
まあリピーターの殆どが店主目当てなわけだが、商売をする以上、
雑貨を取り扱っている以上、客層は性別問わず広くあるべきと思うケストレル
貴重な女性客をリピーターとすべく営業に余念は無い

まあ、それはそれとして勢いよくぶつかったから怪我がないかは普通に心配

メイベリーン > 【ラキスケ⭐︎チャンス!】

ぽぉっと見つめているメイベリーンの胸元がちょっと目を落とすと覗けるアングル。
ミルク色の肌で、ぽよっとした感触。
加えて、なんか、不在の店主より大きい。



**************

あっ笑顔

あっ、あっ、あっ

あっ、ちょっとかっこいい、かも…


**************

怪我はない?

 怪我はない?
(イケボ/妄想)

我にかえる。
「はっはいい。お怪我全然ありませーんありませんよぉお!?」

あっぶなかったーー死ぬかと思ったーーと顔に出ている。
致死量のイケメンを浴びるところだった。大げさ。

「えーっと今日は、ちょっと、お店を見に来たんですけどぉ…あとなんかいいものがあったら買おうかなーって」
仕事の相談に来たけど、ネーラがいないのであればそれは後日に延期となって。

買うとしても、ハンカチとか、そういうもののつもり。
冒険者ではないので、そういった消耗品は買わない。
冒険者用消耗品と日用品以外には、魔法のアイテム。

例えば塗ると見たものを魅了できる魔法のリップとか。
一振りするとコスチュームに返信できる魔法のステッキとか。


うそ、ほんとはちょっとこの人に興味が出て来なくもない。
天然で、ぶりっ子に見える所作。案内してくれる?と上目遣いまで。

ケストレル > 何だかボーッとしているのを見るに、外の暑さにやられているのかもしれない
そんな事を考えつつ、改めて相手をよく見てみることにする
顔立ちは幼く、多分年下だろう事が窺える
……けれど、

(……ぅわ、この子もでっか……)

顔の下に見えるたわわに実ったものは、顔立ちのあどけなさとのミスマッチ具合でより一層年齢の判断を難しくさせていた
というか、年齢とかそんなのどうでもよくなりそうになってしまい、こほん、と咳払いをして誤魔化す

「怪我が無いなら良かった、外暑いしふらついちゃったのかな?
 店の中は涼しいと思うけど一応、足元気を付けてね」

そんな声を掛けつつ一歩下がり、来店の理由を聞く
なるほど、特に目的があって来た訳じゃないのか、と頷きつつ
案内を頼まれれば折角の新規客、ここでしっかりと掴んでおかないとと気合を入れ直す

「うーん、とは言われても……そうだなあ
 君みたいな可愛い子には何かアクセサリとか小物が良いかな」

確か装飾品が幾らかあったはず、と店の隅へと向かう
普段来るのが男性客か、日用品を買いに来る御近所さんばかりだからか、女性向け商品は自然と隅に寄せられていくのだ
無理もない、と思いつつ掃除しているから場所はある程度把握している

「ブローチとかコサージュなんか良いかもね
 確か冷気の魔術が掛かってるのがあったはず」

メイベリーン > イケメンはきっと谷間とか見ない
そんな信仰とのぼせ上がった気持ちでラキスケ状態に気づかない。
実際、店主のネーラより胸がある。さらに身長が低いので、見た目の大きさパフォーマンスがある。
手も足も、むちっとしている。
「ううん、ふらついてるのは天気のせいじゃない、と思う…」

ふわぁ、と目をくらませるような、薄口の色気が香水みたいに空気に溶けてく。

冷やかしに来る客が男性が多い、そして冒険者がしばしばいる。そしてご近所需要がある。
なるほどおしゃれ寄りのものやファンシー寄りのものは角に。


ところで世界の皆さん!
聞いた?
ねえっ聞いた?
かわいいだって…
かわいいだって…!!!!

めちゃくちゃ込み上げてくる

えへへへ!
顔に出ている。
あまりにあどけない。

「あ。そうなのね。じゃぁあ、ブローチひとつ!」
コサージュは、日頃あまり出番がない。
「今からつけてくから、袋入れなくて大丈夫よぉ」
あとは、先ほど列挙した魅了のリップなどを選んで、これも、これも、と。

「いっぱい買っちゃった。…おにーさんのせいですよー?名前、聞いていーい?」
んふっふ。さらフワの髪が揺れる。
にこっとした目の奥で、微妙にガチな気配をさせる。
お代金を、彼女がいるお店のチケットで買う。ポケットから合計額相当のピンクのチケットを一枚渡す。
これは娼館の経費で嬢が買う時に使う。あとで娼館がネーラに支払うので問題はない。

頃合いを見て、メイベリーンの声が、コロコロと転がる。

「じゃあ、おにーさん、ブローチつけてくれる?」
ここに、と谷間の真ん中に張り詰めた布地を、すっと撫でて。あどけないまま、誘惑をポンっと投げつけてきた。

ケストレル > ここが人様の店で、自分の立場がアルバイトでなければ、相手が気付くまで谷間を見ていたかもしれない
しかし、今は新規顧客獲得のために頑張るという使命感で動いているケストレル
お客様が不快に思う様な事は、極力しない様にするため視線はすぐに胸元から外していた

幸い、相手は気付かなかったし、機嫌を損ねた様子もない
これは……イケる!?と客商売スキルを磨くべく、常に最適解を模索し始める
ここで実績を出せれば、今後の冒険者として請けられる以来の幅も増えるはず……だ

「ブローチの方にする? はい、かしこまりましたっと
 あとはリップと……はい、はーい」

商品の値段を確認し、暗算で合計額を出しつつ

「え? ああ、俺はケストレル
 ケストとかトリーって呼ばれることが多いかな……この店で最近アルバイトを始めたんだ、たまーにこうやって店番もしてるよ」

代金代わりのチケットを受け取り、
ああ、そういえばネーラさんが懇意にしている娼館の嬢が来ることがあるって言ってたな、と思い出して
つまるところ経費払いか、と念の為売り上げをメモに走り書きで残す

「はい、じゃあ毎度あり
 ……え? あ、ああ……ここで着けてくんだね? 承知しました……っと」

いや、自分で着けるもんじゃないのか、と流石に面食らう
しかしここで断って機嫌を損ねられ、その事が店主に伝わればそれはそれで面倒だ
ブローチを手に、相手の前で膝を折って相対する
……目の前には、大変ご立派な双子山が聳えていた

メイベリーン > 真面目に頑張って働いている。
とってもいいことです。
頑張るのはいいことです。

*****

ちゃんと、仕事の流れをおさえて進めているトリー。
きっと店長が帰ってきたら、仕事の成長に気をよくする。

*****

メイちゃんは、その真っすぐさとその気遣いにご褒美をあげてもいいような気がしています。
きちんとしていて、すっきりしているから、ちょっとくすぐりたくなりました。

「トリーさぁん。」
どーぞ?と、コロコロと転がる声が耳をくすぐる。


*****

ネーラ曰く「お客様の目線に立たねばならんぞ?のぞみに応えてやるのも代金のうちじゃ。しかし、節度もな」
それはネーラが娼婦だった時の経験則を、小売に合わせてちょっと差し引いたもので。

*****


トリーの目の高さのあたりに。ミルクプリンみたいな、きめの細かい肌の、谷間が軽く震える。
その上から、アヒル口をふふーんと笑ませて見下ろすお顔に、丸くて大きな青い目。小さくてぷっくり下唇。
10代のうす甘い空気。

「どしたのぉ?ちょっと刺してとめれば終わりだよ?…それとも、トリーさぁん、もしかしてぇ…
 気になっちゃったりしてる?」

ミルク山脈の山の神です、と言ったテイ。
雄の心を軽く掌の上にいつの間にか乗せて、コロコロと弄ぶ。

「ふふ…」
左右からちょっと押して、胸の揺蕩うのを止めると。
「どぉぞぉ♡」
と、声で耳をくすぐった。

ケストレル > なるほど、俺は今試されているな
表面上は動じていないかのように澄ました顔をしつつも、ケストレルの心はぐわんぐわん揺れていた
何せ目の前には特大たわわが無防備にお出しされているのである

白い肌は見るからに滑らかで、双丘の谷間は凄く深い
こんなの絶対、すべすべでふわふわなのは明白で男として大変に抗い難い誘惑であるのは違いない
よろめいた振りをして少しくらい触っても……あわよくば顔を埋めたりしても良いんじゃないか、そう思えてくる

しかし、今ケストレルは雇われの身だ
しかも相手は店主の知己である可能性が高いし、現役の嬢だ
間違いなく、試されているとみて良いだろう

そこまで考えた末、
ケストレルは、失礼しますと一言だけ告げると極力肌に触れない様に細心の注意を払ってブローチを取り付けた

相手の声が子供っぽいのも幸いした
これが店主みたいにアダルトな声だったら危なかった、とケストレルはこの時を振り返って語ったという

「……うん、やっぱりよくお似合いですよ」

大仕事を終えてゆっくりと立ち上がる
そして見下ろされる側から見下ろす側へと戻ると、爽やかな営業スマイルを返した
今日一頑張ったと思う、と心の中で自分で自分を褒めたりしつつ

メイベリーン > じぃっと、真面目にブローチをつける彼を見守っている。

息を詰めて、見てた。

ブローチがつけられた。

そして終わった。

ちゃんとしていた。

ちょっと誘惑したら変な距離感を詰めてくるような人じゃなかった。

「ありがとう…」

お腹からこぼれる、柔らかい声で答えた。
似合うって言われて、ちょっと嬉しい。
ブローチが谷間の隙から、涼しい風をうっすらを回して、快適。

年相応の、素の声は、ちょっと癖があった。ちょっと夢を見る目で見てた。
「……いいひとね?おにーさん。ナイトみたい。
 ……またしたくなっちゃったなぁ、お買い物。おにーさんがいるときに。
 わたしはメイベリーンよ。ステキなあなた。よろしくね?」
スカートをつまんで、ちょっと足をクロスさせてお辞儀した。
頭にいただいた子牛の角が、獣人であることを示している。

「このチケットに書いてあるお店で働いてるの。
 もし、その気になったら、お店に来てね?…いっぱいサービスしてあげる♡
 おにーさんだったら、いいよ?」
ついでに麻の買い物袋もチケットで買って、そこに他の購入品を入れた。

日も傾いてきた。

「それじゃあ、わたし、そろそろだから。お姉さまによろしくね?きょうはなんだか、生きてて良かった気がする♪」

きゅ、と抱きついて、それからパッと離れて、スキップみたいにお店を出て、それから、熟した気配が入れ違い

ご案内:「にわとこ商店(ネーラのお店)」からメイベリーンさんが去りました。
ご案内:「にわとこ商店(ネーラのお店)」にネーラさんが現れました。
ネーラ > 全身に魔力が漲っている。
一回、友の会を中座して、お店を見にきた。
性に磨かれた五感はそばだち、さわさわと空気戦ぐ。
青い牛娘が、飛ぶように帰っていく。
薄衣でできた夏の帽子。
胸元の空いたボディコンシャスなサイドスリットロングワンピース。
目元に化粧を施し、常ならぬ女っぷり。色気が渦を巻くような。

働くトリーの姿を見たか、この魔女曰くして

「ふむ。ご苦労じゃ。」
開いた店内をさっと目を走らせれば。
「掛けのチケットはちゃんともらえたか?」と手短に問う。

ケストレル > やり遂げた
どうにかやり遂げた
もし誘惑に負けるようなら、ここでのバイトも今日限りだったなと今になって思う
ともかく、ケストレルは頑張ったのだ

「ええ、どういたしまして
 いつも決まった時間に居る訳じゃないけど、良ければまた来てね
 ……メイベリーン、メイちゃんか」

よろしく、とお辞儀に対して営業抜きの笑顔で返す
また来たい、そう思って貰えたなら何よりである
頑張った甲斐が、あったというものだ
そう思いながら、ふと頭の角に今更ながら気付いた
牛、の獣人かと理解すれば、……なるほどな、と納得もする

「あ、あはは……機会があればね」

お誘いありがとう、と社交辞令として受け取っておく
折角だけれど指名する事は無いだろうな、と思う
娼館で楽しむには、ちょっと好みから外れるのだ

そうして追加の買い物の会計を済ませ、メイベリーンが店を出る直前に
きゅ、と抱きつかれた  ぎし、と硬直したまま後ろ姿を見送る

「……おかえり、ネーラさん
 ハイ、これっすよね?」

入れ違いで店に入って来たネーラへとチケットを差し出す
疲れたような気力漲るような、大変複雑な気分で今すぐにでもベッドに倒れ込みたいケストレルだった

ネーラ > 空気の流れ、すれ違ったメイベリーンの様子から、千里眼めいて状況を逆算し、感得した。
「…試練を超えた顔をしているな?…いい顔をしておる」

差し出されたチケットを確認する。過たず仕事を覚えているようだ。店主として満足であった。

「…わたしが鍛えた成果が出たか?ははっ…疲れたなら寝て良いぞ。奥の寝室が空いている。このあとまた会があるから不在になるが、好きに使ってよい。鍵は預けよう」

ご案内:「にわとこ商店(ネーラのお店)」からケストレルさんが去りました。
ネーラ > 彼ならば恥じる行いはしないだろう、と信頼を得るところまで来ている。

そうして、店主たる魔女は閉店時刻までカウンターの向こうに座り、店の番を務めた。
つい先程まで泥沼のような交わりを幾重にも重ね、今も体の芯からとろけそうであるところ、呼吸法と精神力で心を平らかにしていく。

就業時刻。
暮れてゆく空に満月。
ネーラの手首に、ミスリルのブレスレット。それは魔法の流体真銀。
少し心のうちで念じるだけで、鍵穴に蛇のように入り込み、施錠していく。
店舗は閉ざした。
店内から家へ入る鍵は空いている。
建物の脇から家に入る鍵は閉まっている。

ベッドで疲れを癒すケストレルを背に、ネーラはこの建物を出る。
とん、と店の前に地面を踏むと、建物を薄く魔法のベールが包む。
外からくる悪意あるものや力を弾く、巧みな結界。複雑なものをワンアクションで軽々と起動してみせる。

夜になる。ネーラの魔力がそばだつ。
疼く蜜壺が戦慄く。一路九頭竜の水浴び場へ向かう。
魔力供給友の会というサバトへ。
魔女の宴へ。統御された乱倫へ。
今や正気を痴情に静かに切り替える。

あの宿が魔術で隠匿している「宴会場」にネーラを含む4人の魔女が陣を張る。
病の魔女は等しく愛す。
暴虐の魔女は全てを犯す。
薔薇の魔女は挿され悶える。
白の魔女は皆に犯される。

かくて快楽を力に変え秩序の顛倒を寿ぐその姿は、まだ店のものなどにみせるものでなく。
そのほどの深淵を受け入れるのはむずかしかろうと。
ネーラはそう老婆心を覚えていた。

部屋に入るや自らの服を掻き消し

「さぁ、来るが良い」

劣情に彷徨う参加者の中に割入ればあとは正気の沙汰ではない。

ご案内:「にわとこ商店(ネーラのお店)」からネーラさんが去りました。