2025/06/08 のログ
ご案内:「設定自由部屋4」に孫伯さんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋4」から孫伯さんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場 下層」に孫伯さんが現れました。
孫伯 > 下層に広く取られた一角。人工的に波を作り出す水練用のプールに空気で膨らむボートを浮かべその上に寝そべり涼を取る。
本来なら転覆しそうな波なのだろうが、今はレジャー目的のため波は低い。

いつもなら垂らしているひっつめ髪も今はひとまとめにして団子状に、波に揺れ揺蕩う感覚に少しだけ海で遊ぶ気分を得てはいたが、
そもそもボート自体下層で用いる者が少ないのか好奇の目に晒されてはいた。

「波の水練場が面白い、とは言われましたが……流石に場違いでしょうかねぇ。」

いくら小さいとはいえ波を生身で受け続けるのは少々体力的に難がある。
先ほどから数人が、ひっくり返そうとか言っているのが聞こえるが、今は手を出してくる様子がなく。
もし、そんなことをされたら、と少し血が騒ぐのは元々の気性ありきかもしれない。

今はただ、邪魔されずに波間に漂う。そんな基調でゆっくりとした時間。

孫伯 > 貴重な時間を邪魔するのは、いつだって若者である。相手を間違え向こうを見ない。だから……。

「さて、骨の一つでも折りましょうか? それとも……まずは」

案の定ボートをひっくり返そうと潜水で近寄ってきた、角を掴んでひっくり返そうとしたところをその手首を掴み引き寄せる。
ねじり上げた手首と開いた指先に、そっと手を添えると。爪の間に己の爪をねじ込み、えぐる。

上がる悲鳴、と遅れての謝罪に手首を離してやれば、流石に興が殺がれた。ボードから降りるとそれを引っ張りプールサイドへ。ボートを陸揚げし己はその横に座った。

遠目から覗き見る若者や、騒ぎを聞きつけた管理者がきたけれど、どこ吹く風。握るものを握らせれば、黙るのだ。そこは下層なのだから。

孫伯 > 暫く足先を漬け寛いでいたけれど、流石に時間も時間、足は自らの館へ。
ご案内:「ル・リエーの水遊場 下層」から孫伯さんが去りました。