2025/07/23 のログ
ご案内:「設定自由部屋3」にカグヤさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋3」からカグヤさんが去りました。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 水練場」にカグヤさんが現れました。
カグヤ > 図書館へ宛名不明に届けられた本。その舞台の一つがこの水練場だった。
泳げぬ生徒の特訓と称して日の暮れた水の中──。
その本の主が誰なのか、来るのかすら知れない。そんな中着替えを入れた鞄を手に更衣室へ。
本を持ち込むわけにもいかずロッカーにしまうと、そのままスーツとブラウス、身に着けているものを外し始める。

「流石に、生徒と一緒というわけには、いきませんものね……。」

露わになった白い裸体に取り出した紺色の布地が映える。
その水着へと足を通し、腰まで上げ、前かがみになりながらも胸の位置と腕を通していった。
肩紐の位置、腰元の布が皺にならぬよう持ち上げながら、最後に食い込んだ股周りを整えて──。

設置された鏡を用いてその姿を確認する。押さえつけられた胸、腰回り、腿等が少しはみ出る年齢相応の肉体。
そしてなにより……作品の教師はサポーターを付けなかった。
淫らに押さえつけられてもその尖りと、布地食い込む割れ目を隠す事は出来ず。

「ふふ……本当、良い趣味。」

現実ではあり得ない、相手が教師であるなら猶更だ。
こんな格好で指導等、その生徒を喰らう以外に目的が無い事は、身に着けてみればありありと分かる事。

その姿のまま茜色から藍色に変わり、照明の灯り始めたプールへと、足を向ける。
プールサイドには当然人影はなく、独特の香りが漂う中屈伸や、アキレス腱伸ばし等の体操を始めた。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 水練場」にミムリィさんが現れました。
ミムリィ > んー……と……
(過日、不意の依頼……というよりも街中で起こったトラブルをなし崩し的に解決する事になりかけて、報酬次第で、などと請け負った際に『きっと満足してくれるから』と押されて解決、しかる後『この日、この場所に行ってくれればいいから』と、学院への潜入そのものは見た目の幼さで難なくクリアー。水練用の学院指定水着までは持ち合わせておらず、私用の水着姿でプールサイドへと。もう一つの問題は両腕にびっしりと刻まれた茨紋がタトゥのように見えてしまう事か)
あ、もしかして……えーと、せんせい?
(不思議と閑散としたプールに佇む肉感的な肢体の持ち主に目を留めると、これが『報酬』なのだろうと……本来は助けた女子生徒が堪能するはずだった女性の方へと歩む最中、見つけてしまった食い込む股布に浮き出る縦筋に、にんまりと悪戯げに頬を緩める事となり)

カグヤ > ストレッチをするたびに食い込む布地を直す手間。臀部や脇、大きく開いた背中に至るまではみ出した部分に違和感を覚えれば都度直す。
そんなことを繰り返してどのくらい経っただろうか、身体は気温の所為もありしっとりと汗ばむ程には暖まる。

仮に本の主が来ないなら来ないで水泳だけでも楽しもうという算段の中、
掛けられた声に振り返る。そこに見えるはどうにも、水泳の補習に来たとは思えぬ水着姿の少女。
肌に刻まれた物にもどうにも違和感を覚えながら、とはいえ所詮はただの司書である身、何が出来ようはずもなく。

「いいえ? 私はただ、ここで待ち合わせをしている事務員だけれど……、貴女は?」

学院内に顔が広いというわけではない故に知らない生徒が居てもなんら不思議はないのだが。
腕を組み片手を顎に添えて首を傾げる。年齢が、本の内容が、待ち合わせの相手ではない事を如実に示していたから。

「もし、練習で使うのなら外しますわね?」

そう、警戒の一手。傍に置いていたタオルを屈んで手に。

ミムリィ > (足取り軽く、というよりは歩法に出てしまう職業病は、そもそも足音と言うものが静かすぎる代物。もっとも、待ち合わせと聞くとその笑みは一際深いものとなって)
じゃあ、あってるかも……?何日か前に、この学院の子を助ける事になって、で、お礼にわたしの代わりに“愉しんで”って言われたの。
……目印は、色気ばっちりの先生、って言われたから、あってると思うのよねぇ
(そうして近間まで寄ると、柔軟で食い込んだだけでは無いのだろう下肢の縦筋具合のみならず、収まり切っているかも怪しい乳房は、その登頂の位置を見定めるにも容易くて、眺め良さに上機嫌のこの少女の姿もまた、近づく事で水着の裏地が廃されている所為で少女然とした縦筋が浮かぶのみならず、左右の乳首もその位置を判りやすくさせていて)
で、その時の格好の条件が『裏地の無い水着で行けば、きっとお姉さまとの楽しい時間が過ごせます』って。……どんな子を助けたかも、喋った方が判りやすい?
(曰く、この学院に伝わる噂の人物と言う事らしい、とまでは判っていても……代価としての入れ替わりが想定されているのかまでは判らずに)

カグヤ > 「あら── それは困りましたね。」

つまるところ、この少女も騙されたという事なのだろう。
噂がこういう形で利用されるとは想定していなかった。
其の落ち度は間違いなく自身。しかし、内容を把握していない相手ともなれば物語を紡ぐ事も難しい。

「私は誰が相手かも存じ上げません。二人を繋ぐのは一つの物語だけですわ。」

ふぅ、と深い溜息を吐いて歩み出す。折角用意した水着も出番を逸する事となったようだ。
少女の横を通り過ぎる、その姿は脱衣所へ。荷物をまとめる時間も惜しかったのだろう、水着の上からスーツのジャケットを羽織っただけの姿が数人に目撃されたらしく。
それはそれでまた噂の種に。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 水練場」からカグヤさんが去りました。
ミムリィ > ……あ、ありゃぁ……?
(むぅ、と困り顔で腕を組んで、去り行く背中を視線だけが追い……こうして居ても仕方がないかと嘆息一つ。そのまま己も更衣室へと戻り、着替えた後には、また影に紛れる事に―――)

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 水練場」からミムリィさんが去りました。