2025/11/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 冒険者ギルド」にカルムさんが現れました。
カルム > 冒険者ギルド……冒険者達を集めて、冒険者の力量に合った依頼を振り分けたり新人冒険者の育成を行ったりする場所。
その冒険者ギルドのドアを開けて、一人の冒険者が入ってくる。
その男は何処にでもいる冒険者のうち一人で、平均的な実力で、ザ☆並みと言う存在である。
上が100で下が1として、ちょうど50というレベルの冒険者だ。
普通という所が一番合う冒険者であり、その男の名は、カルムという。

「ういーっす。戻りましたー。」

扉を開き、周囲の冒険者の知り合いに挨拶をしつつに、冒険者ギルドの受付の方へと歩いていく。
何時ものように、冒険者ギルドの受付の方へと移動する。
受けて居た依頼を熟したので、戻ってきたという塩梅。
冒険者ギルドではいつでもどこでも見られる光景だった。

「今回の依頼の報告書と、依頼成功の証拠の割符ですよ。」

眠そうな目で、にっこりと笑いながら、受付のおねいさんに、報告書と、割符を渡す。
受付のおねいさんに、少しお待ちくださいね、と言葉を頂いて、受付カウンターを横にずれる。
次の報告の冒険者が居る。

冒険者ギルドは、いつでもどこでも、盛況だなぁ、と、冒険者ギルド全体を眺めて思う。

カルム > 冒険者は、ギルドの受付の状態を確認するように見やると、ギルドの受付さんはとても忙しそうだ。
時間は、もう少しかかるのだろうことが分かる。
そんな間に、何かすることは、となれば、情報交換とか、情報収集か。
冒険者のコミュニティなのだし、冒険者と話し合えば、最近の情勢などを、聞くことができる。
ギルドと言うのは相互補助の場ではあるが、冒険者とは全て自己責任なのだ。
何も考えずに、無謀のままに前進して、大けがを負うのは宜しくはない。

「そういえば、誰だったかな……?有名な人の言葉だったか。
 冒険者こそ、冒険をしないものだ、だったかな。」

それは、矛盾しているように見えて、一つの真理だとカルムは思う。
確かに、冒険者は、様々な所に足を運ぶ、冒険が仕事なのだ、未知を既知にするのが冒険者の役割だった。
とはいえ、何も知らず、何も用意せず、で。冒険の先で失敗するというのは良く聞く話で教訓だ。
だからこそ、冒険者だからこそ、準備をしっかりして、冒険をしないようにするという話だったか。
それはそれ、として。
冒険者は、カルムは、とりあえずは、と近くの掲示板の方へと移動する。
冒険者向けの依頼や、それを見に来ている冒険者などが居るのだろうから。
知り合いが居れば雑談をすればいいのだろうと思いつつ。