2025/09/20 のログ
ご案内:「娼館・大衆店「プリプリ」」にプリプリとその近隣さんが現れました。
プリプリとその近隣 > 10月末は死者が蘇る魔術的な祭りの日だという。シンボルはカボチャ。
例によってあの世の者どものコスプレをすることになるが、その準備は夏からもう進行していた。

これを着て接客をするのはすごく難しいので(費用面!)
まあ絵姿の方でそういう気分を出すか、秋口の歓楽街の町内会主催のイベントで仮装して表に出るか、というところ。

なお、黒服たちはせいぜい亡者くらいの控えめなコスプレ。

老黒服曰く「黒子が主演より目立ってどうすんだってことさ」


本日も開店中。

プリプリとその近隣 > 現状で

メイベリーン=小悪魔(角と尻尾を生かす)
マドレーヌ=リッチとかサキュバスクイーンとかミノタウロスとか。
バレンシア=ウェアヴォルフかデッドマンズチャンピオン(最強の戦士系アンデッドの一つ)
アンジー=レッドキャップ(殺人妖精)

ローズマリー=仮装というと本当に貴族がやるレベルのを出してくるらしい

とかかなあ、というところ。候補はいくつかある。

本日の店内はなんとなくまったり進行している。
猛暑がひと段落し、なんとなく季節の変わり目で眠いのか、疲れているのか・・・

プリプリとその近隣 > 接客が緩い日は、店の片隅で余興をやるものもいる。
例えば男娼のアメデオ。
女性の客への仕事が終わったので、ダンスの足取りで帰っていく。
ひとさしソロで踊るということが、できる。

今日、今。流行りのアイドルの歌と、ダンスを意外と器用にこなすものがいる。

「〜♪」
タンタン
「らーららー♪」
タンタッ
右っ
左っ
目線っ
いぇーい

「あーなったっの〜♪」

やたらと声量がある甘ったるい声。
メイベリーン。衣装はオプションで使ってるアイドルみのある制服。

「はい!はい!はい!はい!」

以後20分くらいメドレーして

「ありがとー♪」

あっついあついと言いながら奥に引っ込んで氷水飲んでる。

プリプリとその近隣 > ホールにいるフリー客に聞かれ
「え〜?なんでできるのって?」
うごきまわって薔薇色になっている頬で
「なんか〜お酒飲むとこで歌ってたら声出るようになったの。のど自慢でよっかな」
…と、語っている。

動きもまあまあキレてる。
目も一際キラキラしている。

「声出すとスッキリするねっ。一緒に歌う?うん、また今度ね?待ってるね?」
と、フリー客にゆるめの営業をかけ、その場の空気を伺う

ご案内:「娼館・大衆店「プリプリ」」からプリプリとその近隣さんが去りました。
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」にエレイさんが現れました。
エレイ > ──温泉旅籠内の、主に宿泊客向けに用意されたサービスの一つが、このマッサージ室である。

その施術室はいくつかの個室に分かれており、客は専用のカウンターで受付を済ませた後、各個室で待機しているスタッフと
一対一でマッサージを受けることになる。

なお、客にどのような施術を行うかは、スタッフの判断にすべて委ねる、というあたりはこの旅籠らしいといった所。
ついでに、各個室内には客に安心感を与え、施術への抵抗感を知らず知らずのうちに薄れさせてゆく効果を持った、
ほのかな香りのアロマが炊かれていたりもする。効果がどれほど出るかはその客次第なのだが。

「──さーて、今日もブブイーンと張り切ってやりますか、ねぇッ……と」

その中の一室に腕をグリングリンと回しながらやってきたのは作務衣姿の金髪の男。
知り合いからの依頼という形で臨時のマッサージ師としてやってきている冒険者、という立場は今も変わらないのだが、
もうすっかりここの一員として馴染んでしまっていた。
そんな自分に時折疑問を持たないでもないが、男自身としてもなんやかんやこの仕事は
気に入っているのでまあいいか、とあまり深く考えないことにしたのだった。

「今日はどんなお客が来るかねぇ……」

ともかく、男は施術台の傍のスツールに腰掛け、腕組みしながら客待ちを始める。
出入り口のカーテンが開かれ客が現れるか、あるいは魔導機械の通信機を通して客室への
出張依頼が来るか。
いずれかの訪れが、今日の男の仕事の開始の合図となるのだろう。
もしかしたら、受付を経ずに紛れ込んで来てしまうような珍客が現れる、なんてこともあるかもしれないが。