2025/08/18 のログ
ご案内:「廃神社」にキタさんが現れました。
キタ > 時刻は明け方。暑い季節とはいえ森の中の神社はまだ比較的過ごしやすい時間帯。
手水舎の柄杓や手桶、水底に沈んだ葉等の掃除を終えて、今は少し休息の取れる時間。その清水で選択した洋装が端に干されているのは少し違和感を生むかもしれない。
灯篭と、篝火の間に渡した棒。そこへ干されている洋装を眺めては自然と笑みが浮かんでいた。棒を渡した灯篭の台座に腰を下ろしながら時折吹く風に揺れるその布地を膝を抱えて見つめ。

「嗚呼──、本当に……見ているだけでも素敵……。」

未だにあの日の事を思い出す。胸の高鳴りも、戸惑いも、鮮明に思い出せる大切な思い出。
自身一人の生活ならば間違いなく手にする事のなかった新しい世界だったから。
ギルドや冒険者からの調査という名の襲撃も劇的に減り、何処か無防備に過ごす巫女の姿。

キタ > また、暑さが酷くなる前に、湿気で衣類がダメになる前に
引上げて拝殿の中、ゆっくりと過ごす巫女の姿。

ご案内:「廃神社」からキタさんが去りました。