2026/03/20 のログ
シロナ > 「基本は生きられないねー。50生きれば、長老とか妖怪レベル?
 ま、そだねー。アタシというか。トゥルネソルは、人竜……人と竜の子の一族だし。
 子供は、まあ、そのうちとか?」

 普通の人間は、40くらいだろう、50、60は殆ど居ないはずだ。中にそれ以上はいたとして、100は普通じゃない。
 その辺りは、シロナは、興味が薄い。
 生きるときは生きるし、死ぬときはいくつでも、誰でも死ぬから―――戦いでも、病気でも、事故でも、だ。
 大事なのは、どのように生きていくのか、という所だ。

「あは。まあ、武器が武器、だしね。

 こういう目の付け方だよ。
 アタシ、そういう噂の方が広まってると思ったし?
 使うもの、使える者は、なんでも使ったほうが良いよ?
 アタシのセンセ。ああ、学校のでは無くて、家庭教師ね、が言ってたし。
 なんでも、使い方しだい、だしね。」

 きらりん、と目を輝かせて言うシロナ。淫魔だし。
 彼女が可愛らしい仕草で、自分の身を守る様子を眺めて、フフフっ、と楽しそうに。
 可愛いところあるんじゃないの、ぐへへ、とか。
 別に手を出すことは無いのだけども。

「成程、武器も打ち合いというよりも、切り捨て……あー。
 東方のKATANAかー。
 魔法は聖属性、ね。あ、アタシは闇属性のスキルあるよー。」

 刀を見やる。
 自分の家庭教師のメイン武器、伯母のラファルちゃんのサブ武器。
 見たことがあるが、戦ったことは無いな、と。
 ただ……、対応ができるかできないか、で言えば、出来る、と言えそうだ。

「下水とか……もう、ああもう、だなぁ。
 そもそも、匂いが無理なんだよなぁ。匂いが消えないし、なあ。
 あと、ゴブリンは気を付けなよ?
 パコって来るから。」

 うまく、ゴブリンにつかまって犯される、なんて良く在る。
 シロナは、ゴブリンをカピカピにしてやったが。

 届いた肉を、がじり、ガジガジ、と食べ始めるシロナ。

カザネ > 「あ、あと魔法使いの人は忘れちゃダメかも。不老の術とか心得えるに至ったレベルのハイクラスの人ね。
 それを言ったら僕も僕で、竜の因子とあれこれ混じっているらしいね。
 ……どっちにしても、僕らの歳で語らうのと鬼が笑うらしいよ。鬼ってまだ見たことないけど」
 
さて、どうだろう。栄養状態外敵有無流行り病。人類の平均寿命とやらを決める要素は色々多い。
経験則的なものを踏まえた記録、知見豊富な親たちの意見を参考にするなら、人外の血と其れに踏み込んだ域なら、ワンチャンと言ったくらいだろう。
長生きはしても、若作りしてさらに完璧となるなら、優れた魔法使いのような人物ならさらに該当するかもしれない。
どちらにしたって、まだ子供のうちから考えても――でもある。鬼って何?という言い回し方ではあるが。

「学院も広いようで狭いから、ね。目立つときは目立つよ。
 ……目の付け方は、よーく分かったかも。
 そーかな? 私の“眼”でもそこまで変なのには見えなかったけど……シロナちゃんが言うなら、そういうこともある、と思っておくね。
 
 ふぅん? 一理はある、かも、かなぁ。僕が愛でたいのはオトコノコじゃあなくて可愛い娘なんだけど」
 
成る程成る程。楽しそうな風情を見れば、片目を眇めてチカラを走らせる。
向こうの相手とは別口の竜のチカラ。竜の因子を生まれ持つものとしての能力の顕現として、開く左目を竜のそれに変じさせて見遣る。
何となく、こう、分かった気がする。今話す相手の要素を。それを何かと口には出さない。
続く話に耳を傾けつつ、どうせ手を出すなら―、と口元を緩ませよう。
瞳を元に戻しつつカップをいったん卓に置き、こうで、こう、と。わしっと。虚空を揉むような手つき。

「魔法って言うより、兎に角そういうチカラ、かな。闇系かあー……。
 下水の匂いは大分清めたつもり、……なのに、まーだ抜けきらない気がする。鼻の奥にまだ残ってるかも。
 
 知ってる知ってる。だから、こう、ちょん切ると。――泣くんだよねアレ」
 
純粋な魔法、とも言い難いチカラ。御業。天地を引き裂くような攻撃性はなくとも、まあまあ応用は出来る。
悪臭という不浄、汚れを払い清めるのが良い例だ。だが、長居すると認識自体が染まる気なのはどうしてもいただけない。
ゴブリンと言えば、冒険者ギルドでも散々聞いた事項でもある。
孕ませたいとおったてるなら、それを刀の切先で奇麗に裂くのが礼儀と心得る。それ位は熟達している。
たのしいかどうかは、勿論別のお話。バケットを摘まみながら、嘯く。いっこあげると手元の一切れを向こうの皿に載せて。

シロナ > 「……竜で魔法使いの人だと……どうなるんだろうね。怖くて、聞けないなぁ。
 竜の因子あるんだ?へー!
 まあ、鬼と言うのは、多分、家の家庭教師の様なのを言うんだろうね。」

 聞かれたら、多分シロナの事を物凄いしごきで、半殺しにしてくれるかもしれない。
 鬼と言われて思ったのは、其れだと思うのだった。
 抑々、鬼って何、というのは、彼女と同じく、何もわからない、という所。

「そうだねー。確かに、自分が知らないでも目立ってたり、とかあるんだろうね。
 ま、アタシは人間と、竜と、淫魔、だからねぇ。
 悪用、は、するときはするけど、自重はしとくよ?

 うーん。
 可愛い娘をめでるなら、かっこいい人であれば良いのかな?
 でも、女の子でも惚れるくらいに可愛い人、とかかなぁ?」

 片目なんだね、と、竜の目で見やる。真贋を見抜く竜の目は、通じ合うという所だ。
 彼女が、優しく秘めてくれたところを、しっかり言い切る。
 だって、元々悪属性。ファフニールに、淫魔だし。悪いことする気もいっぱいあるよ、とにーっこり。

 おにゃのこいいよね、と、おなじように、手がカップに。
 もみもみと、エア揉みする二人はオッサンの様だった。

「下水に関しては……それこそ、今までの先人が投げ出した位だし。
 根本的に、全部洗い流して浄化して、下水を取り替えないとだめじゃないかな。

 普通に、ゴブリンでなくてもなくと思うよ、痛いし。」

 聖属性の話。
 この町の下水の話。
 確か、この町の下水って、魔導機械で綺麗になっているはずだ。
 それで、これだというなら……下水を何とかするには、下水を交換するしかない。
 一人二人の尽力で何かできるとは思えなかった。

 ゴブリンの突起に関しては。
 それはゴブリンでなくてもなくだろう、持つものの恐怖で、ブルり、と。

「あ、ありがと。
 じゃ、これはお礼でー。」

 バゲットを貰えれば、其れの上に肉を置く。
 もしゃもしゃり、と食べつつ、自分の肉の一切れを、返礼とばかりに。

「そういえば……。甘いもん、食べたくない―?」

カザネ > 「――んー。かっこよくなるんじゃない?そんな気がする。
 すごいでしょー、とか自慢するものでもなし、か。それ言ったら僕もお母様もトゥルネソル家には、ははー、と頭下げるレベルと思う。
 詰まり。鬼凄いひとか。……凄まじいとか、恐ろしい意味で使う言葉らしいし」
 
竜であり。魔法使いでもある。成る程、二つ掛け合わせたら格好良い。凄い。そんな気がした。
しかし、竜の血か。……字面は強いけれども、特に学院を眺めてみればそこまで、ということもなくもない。
だが、一族として血脈を保つ、勢力を持ち続けるレベルのものはきっとそう多くはない筈、
自分のこのカラダも、血肉を分けるように契約を交わした竜から受け継いだものが、伝播した因子が宿っての結果だからだ。
そして、未だよく知らぬ、訳語として言える“オーガ”という句も正しいかどうか分からぬ何かに、一瞬思いを馳せ。

「そうそう。僕だって、裏で何か言われたりしてるか、分かったものじゃないし。
 ……たまーにラウンジや食堂の食券の賭け試合、引っかき回してるだけなのにさぁ。
 そだね。僕もその辺りは自重しとく。
 
 んー。人によるんじゃない?魅力的とか!そういうのが勝手に出てる子とか。
 僕もうらやむ位に出る処でてたりもいいね。背の高いおねーさまとかもイイ感じ!」
 
ううん、と。逆の眼も閉じて啓く。片目だけなんて片手落ちはない。
両目を一瞬竜眼に変じさせて、瞬きと共に戻す。良きも悪きも色々見えてしまう目は、全て見据える時にだけ啓けばいい。
悪目立ちのタネと言えば、心当たりと言えばこれくらいだろうか。
王族や大貴族様御用達の食事やスイーツの食券の奪い合いで華麗にぱしっと勝って、颯爽と去る――イメージは悪評も生じてもおかしくはない。
まあ、自重は……ほどほどでいいか。不必要な時にだけ締めればいい、と首肯しつつ、二人して耽るのは胡乱な手つき。

イイヨネ……と、これまた奇妙なシンパシー。虚空をたっぷりこねこねして、こほん。

「先人じゃあなくて、僕らが出したのも交じってると考えたらあんまり笑えないよ。多分どだい無理な奴。
 ……ンー、ソカナー。……ソーカモ」
 
あと、恐らく魔族にも効く。魔族が嫌う、忌避する特定波長の力の流れ、波動に近い云々と。そう聞いた覚えがある。
腕に覚えはあっても、実際にそういう戦場に立つことはまだ、禁じられそうだ。
仲間を募って迷宮に潜ったときなら、恐らくはとは思いつつ、互いに交わす話にそりゃ無理かもと苦笑をひとつ。
生きていれば出るものは出る以上、出し先を変える、用意するでもない限り、空想以前だろう。
そう思いつつ、何かぶるりとする有様に、口元を薄っすらと釣り上げる。持つものではあるが、斬る側として。

「どーいたしましてー♪ ……あ、いいね。行っとく?学院の近くの店なら幾つか知ってるよ僕」

おにくおにく。スイーツ仕立てのバケットも箸休めには良いだろう。
貰ったものををひょいとフォークで口に運び、もっぐもぐとしつつ、確か、と幾つかの店を思い浮かべようか。

シロナ > 「違う違う、そっちじゃなくて。寿命。
 そりゃないでしょ。明確にバトルして、上下関係作ってないし。
 怖いよー。あれで、人間100%なんだもの、人間って、怖いよー?」

 かっこいい、確かにかっこいいと同意したのだけど、言いたいのは違った。
 人間で、魔法使いであれやこれやで、寿命を延ばして100年とかバケモノが居るなら。
 ドラゴンとかで、魔法使いで、寿命を延ばすとどうなるのだろう、と。
 だって、純粋に祖母なんて……既に1000を超えているらしいし。
 うん、永遠はあるよ、とか言いたくなる気がした。

 なんだかんだで、竜の血を持つ、竜である、それは多いのである。
 だから、シロナが珍しい、個体としてはそれでいいが、竜という種族ではそうでもないと思う。

 でだ。
 トゥルネソルは、リスはよく知る。人間の怖さを。
 だから、母親は良く、人間に注意するように言っている。
 だって、物語でも何でも、神を、竜を、自分より強いものを倒すのは、何時でも人間で。
 それが実際に居るというのは、間違いがないのだから。鬼より怖い。

「あー……あれかぁ。
 賭けとかよりも、自分で乱入してもなーとか、そもそも。
 そんなことする前に買って食って帰るー。

 ……にょたいはしんぴがいっぱい!」

 これでも、お嬢様なので、賭け試合とかには参加せずに、気にもせずに、自分で好きなスイーツを買って食べて帰る。
 そんなのもあったっけ、と言われて思い出すぐらい。
 引っ掻き回すのは、ほどほどにね、と笑う。

 大きいも、小さいも、背が高いも、小さいも。
 それらひっくるめて、これで締める。
 多分では無く絶対、これ、男子生徒の意見だと思う。
 それでも、これが一番しっくりきてる。

「まあ……。うん、下水道に関しては、国に期待。」

 聖属性の魔法、魔力に関しては―――うん。
 とても凄いと思う、使えるのは純粋に尊敬する。
 詰まるところ、心がきれいだという事でもあるんだろう、とか。


「じゃ、いこっか、おこずかい残ってる間に。
 アタシも、いくつかおすすめあるし。」

 乗り気になるなら、シロナは、代金をテーブルにおいて、ウエイトレスにありがと、ごちそうさま、と伝える。
 そして、甘味を求めて、ドラゴンが立ち上がる。 

カザネ > 「おっと。でもやっぱり僕たちで考えるなら、字面の凄さの方が、かなー。
 無いかもしれないけど、バトルしたら、……ねぇ?
 ……えー。混じりっ気のない人間? ほんとに?人間やめてるの間違いじゃなくて?」
 
確かに最初は寿命から始まったが、どうしても自分の年頃よりは漠然よりもイメージが勝るものに偏る。
セカイを凍らせたり、星の海からりゅうせいを召喚()んだり、虚空を斬ったり。そういうものに僕はなりたい。……かも?
とはいえ、竜とヒトの戦いは地獄になりかねないので、勘弁願いたいのはある。
地方でイキってる害竜? それは思いっきりボコられて然るべきだ。それで調伏されるか手懐けられるなら、それはそれで。

「そりゃあ僕たちなら買えるケド、なんかこう、芸がなくない?かなって。
 どうせだったら、お強い貴族サマをうまく引き立てて、負かしてあげる方が……修行になるし、お腹も膨れて一石二鳥だよ。
 うん、そこはもう気をつける―。やーな匂いがするのは、僕も食指が出ないや。
 
 あはは、そこにあこがれるしびれるー」
 
お金サマの威力に任せることはできても、そうしたくないのは武門の家のような在り方のせいだろう。
お相手の動きを見切り、捌き、どんな攻撃、素振りの時に嫌な匂いがするかと――危機察知の感覚を研ぎ澄ませて、勝つ。
その上で、この学園に潜む魔の如きともいえる触れざるものには触れず、様子を見る。
もちろん、と頷きつつ、言っていることを一気に台無しにする会話が続く。
でもどちらかと言えば……とか続ける会話は、正に男子生徒がやりそうな有様。

「かくして、冒険者の仕事は尽きないのであった、まる……っと。
 おっけー。じゃ、ちょっと待ってねー……、買ったからにはちゃんと食べて呑み終えないと、ね」
 
御国も色々ある。どうしても後手後手るなら、冒険者の仕事もまた尽きない。
方針を極めればもぎゅもぎゅとバケットを食べて、飲み干して、ほ、と息を吐く。
程々に腹は膨れたが、甘いものは別腹。それを実証しようとばかりに代金を置き、立ち上がろう。

聞いた店に案内して訪れ、気に入ったのならば姉たちにもお土産とばかりに幾つかお持ち帰りに買って――。

ご案内:「王都平民地区・冒険者ギルド」からカザネさんが去りました。
ご案内:「王都平民地区・冒険者ギルド」からシロナさんが去りました。