2025/12/25 のログ
■ネーラ > 「ん、煎餅か?東の果てのお茶菓子じゃな。あれはあれで良い。準備しておけばよかったのう。」
口の端を指が異性の指がスッと流れるだけで周知する。
(初々しいのう…)
自分がそんな感じであったのはさていつ頃までだったか…
魔術相談に話が進む。
実に、学院生ならあって当然の悩みと言える。
話を傾聴しながら、色々と思案している。
(扱いが上手くないのか、魔力量に比べて出せる量が限られている、のか…?)
そのもの思いをちょっと断ち切る彼の声。
「うむ、精霊をそのまま置いて、暖炉の火になるように命令している。薪がいらないところは経済的じゃがな。」
召喚後の命令の構築を間違えると、炎上して事故になる。冬の魔法事故の定番であった。
「煙がなく綺麗な熱の火だけがある。が一定のレベルを越えさせないように調整するのは少々骨が折れる、ふふ。」
カップを卓上に置き、薄く目を閉じていたネーラはふたたびまなこを開く。
「魔力の容量については、なるほどお主恵まれてはいるな?が、魔力の扱いについては、二つ考えられよう」
ひとつ、純粋に扱いの努力が必要。
ふたつ、魔力の出口が小さい、と、言いながら指をふたつ立てる。
「もし、魔力の出口が小さいとなると、向いている魔術とできる魔術が実は違うという可能性もあるぞ
お主がやりたい魔術が何で、習得しやすい魔術はなんなのか。それが別の場合、後者を取るべきかも知れぬ。
学生には腑に落ちぬじゃろうが、実は人間、だいたいそうなのじゃ。私もの。」
一口に、魔術で生きるといっても、色々ある。
プロの冒険者としてスターになりたいのか。魔術で世の役に立ち世間を支えたいか。魔術で世界の秘密を解き明かしたいのか。
「…これは、今の能力をどう伸ばしどう生きるかというアドバイスじゃな。
もうひとつ、扱いを向上させるなら、要は鍛錬すなわちエクササイズに尽きる。瞑想、呼吸法、神秘体験を求めて己を追い込む……あるいはアウトドアで生活し、できるだけ魔法を使って生活することで基礎的な感覚を養う。」
扇情的な服装のわりにかたり口は深く滔々と尽きることがない。
「小さな規模で魔術を動かし、段階的に大きく複雑なものに取り組む、それ用の器具は学院にあるじゃろう。
あとは、最も古い方法の一つとしては……」
■ネーラ > 「いやよしておくか。これはお主には、刺激が、強い」
刺激が、強い。
何かを意識させるように区切ってそういった。
■レン > 異性に免疫が無いという訳ではないが、ネーラの様なタイプの女生と話したことは殆ど無い。
故に、どうしても相手の一挙手一投足に委縮すると同時に、異性を強く意識してしまう。
小柄である事も相俟って、栗鼠や兎のような小動物観を醸している。
しかし、相談においてはあくまでも真剣そのもの。
これまでに何人かに同じ様に相談をしたこともあったが、その都度様々な助言を受けて来た。
但し、相談相手のいずれも魔術に関しては、今目の前に居る魔女以上に造詣が深い訳では無かったが。
火の精霊を見つめながら、精霊にまつわる話を聞きつつ、魔女の助言を待ち。
「扱いが……それは、他の先生も言ってただ。勉強もして色々試して……ちょっとだけ、出来る様にはなったけンど。
出口が小さいってのは、そういう事もあるって知ってはいたけンど、やっぱり、そうなんだべか……」
ううむ、と腕組みをして考え込む。
この国に、学院に来て一年半。寝食を惜しむレベルで勉強を重ね、試行錯誤してきたが、されど一年半。
足りない、と言われればそうかもしれないと思わなくもない。
魔力の出口が小さい、ということについては思い当たる節もある。
初歩的な魔術すら難儀するほどとなると、余程狭くなっているのだろうか、と頭を抱え。
「やっぱり、もっと頑張らねばならねってことなんだべか……
アウトドアで生活するっても、元々田舎育ちだはンげ、魔術なしでも普通に生活出来ちまうんだよなぁ……
……最も古い方法? し、刺激が強かろうと構わねス、教えてけろ先生!」
ネーラが言い淀めば、テーブルに手をついてずい、と上体を乗り出す。
苦痛になら耐えられる、こう見えても脱いだら結構凄いのだ、と。
■ネーラ > 「うむ、まず人間の体格性質がさまざまなように、魔力のキャパシティといっときに使える量の具合はさまざま。
資質と言えようの。無理せずできる範囲のベストを目指せば良い、と思うがのう…
田舎暮らしであれば、魔術で農法をやれば役には立つし生活もしやすいが、屋外でか…」
お互いのティーカップにお茶を注ぐ。
「それこそ、屋外なら、スカウトやレンジャーで魔法が使えるものを目指すなら難しくはない。簡単な魔法でいいが、タイミングよく適切に、創意工夫して使う。それさえできれば一人前じゃの。これは学究肌の魔術師には決してできない。」
しかし、これは、能力の伸ばし先であって、彼の悩みそのものを解消するものではない。
だから話を続ける。
どうやら彼に覚悟はある模様。
脱いだらすごいと気負っている。
「ほう、食いつきがいいのう。地方なら14、15となれば大人であるからのう…では教えてやろう。
……私と一晩過ごせ♡」
悪ふざけの笑みをにやり、と。
「しかし遊びでもなくてのう。要するに、性魔術の行じゃ。私と、お主で。私の体を使ってお主の魔力の偏りなどを少々ならしてやれる。お前の五感をそばだて、魔力が流れ続けやすくはできる。行じゃから、それなりに体は使うぞ?」
■レン > 「それは……知識としては知ってたけんども……
別に凄い魔法をどんどん使えるようさなりてェって訳じゃねんだ、今は、少なくとも同級生たちと同じ程度には使えるようさなりてェ……」
魔力総量の非凡さで入学したにも関わらず、魔力操作の初歩の初歩で足踏み状態である現状。
周囲の同年代の生徒たちは、各々魔術の得意不得意を把握しているのに、レン自身は自分が何の属性の魔術が得意かすら分からないのだ。
故郷の期待と応援を背負って上京しているのに、とコンプレックスになるのも然もありなんである。
「むむむ……」
簡単な魔法を扱うという事すらハードルが高いのに、目指す先を示されても困る。
そう思ったが、ネーラはそれも承知済みなのだろう、言葉を続けたので小さく唸るのみに留めて静聴を続けた。
今レンが求めるのは、根本的な状況の打開であって、その為には肉体の改造も覚悟の上だったが。
「……へ、え、ええええ!?
し、刺激が強いってそういう意味だったンだか!?
け、けンど……うぐ、そういう鍛錬があるのは、し、知ってたけどもぅ……」
乗り出した身をすごすごと戻す。
外面を弄るのではなく、内面からのアプローチも、考えなかった訳ではない。
性経験が皆無という訳ではないが、あくまでそれは最終手段で、然るべき時に、と極力考えないようにはしていたのだが……。
「ひ、一晩で済むもんなンだか……?」
■ネーラ > 「あまりに実社会的な話をしてしまったの。すまぬ。が、同級生程度ならば、努力、練習、基礎。おろそかにせぬことじゃ。今できないのは当たり前。欠かさず鍛錬すればじわじわと追い越せる。」
学院生ともなればそれはコンプレックスはあろう。期待も重かろう。
「ひとまずは故郷を少し頭から外して、好きなことだけやってみたらどうじゃ?お主真面目そうじゃから、普通のことはいつもやってそうじゃし。視野を変えてみよ。ともあれ、焦るべきではない。お前の”その時”がちょっと同級生より先なだけじゃ。」
で、”行”。
「そうじゃが?私が閨で相手をしてやる。結構効果はあるぞ?体内を観る感覚が磨かれるしの。
…どのくらいか、というと、それは行で行いたい魔術の程度によるが…魔力の詰まりをとって溢れるようにしてやるなら、一晩で。興味があったらでよいぞ?無理にとは言わん。」
ネーラは色ごとに蟠りはない。しかし性的関係を道具にはしない。
「ああ、それとも、単純に私に興味があるのなら、それでも私は構わぬぞ?…一つ勉強させてやろうか?ふふ♡」
わざと胸の下あたりで腕を組んでみる。溢れる量感。
「……」
わざわざ熱っぽい目で見てやるなど。ちょっと唇を窄めてみるなど。
■レン > 「ひ、一年過ぎても成長を実感するのはほんの少しなのに、卒業するまでに追い越せるんだべか……
いや、こういう事ば考えっから成長せんのかも……」
ふるふる、頭を振ってネガティブな思考を追い出す。
まだ一年半だ、そんなに簡単に結果はついて来ない、それが当然だと思い込む。
「……好きな、こと?
一応、時々はギルドさ行って、王都の外さ出れる依頼ば見っけて、出掛ける様にしとるけど……他に好きな事と言われっと……うーん」
故郷に居た頃は農業に励んでいたが、それはあくまで生活で必要だったためで、嫌いでは無かったけれど好き好んでいたわけでもない。
自然とやっていた事で、では好きな事、となると首を傾げてしまう。
「体内を、観る感覚……
魔力が詰まってる……んだべか、その辺りも観て貰えるならありがてぇんだけンど。
……興味、というか、やれる事があるなら、やるしかねェと思う、から」
実直にこれまでの勉強や鍛錬法を重ねても、成果が出るのがいつになるかは不明瞭。
であれば、これまでとは一切異なるアプローチを試みるのは理に適っているようにも思える。
「そッ、それこそ、興味があるって訳じゃ、無ェんだけンど……いや、全く無いって訳でもねぐて、その」
一応思春期真っ最中な男子である。溢れる質量にはどうしても意識は寄ってしまう。
んく、と喉を鳴らしてネーラの胸と顔へと交互に前髪の下から視線を向けて。
「……じゃ、じゃあ、一晩だけ、それで魔術が使える様にならねくても、詳しい事が解るンなら……」
■ネーラ > 「…うん、なら、まずは普通に遊んでみることじゃな。体験が増えれば興味も増える。然ればできそうなひらめきも増えよう。」
友達を増やせ、とは言わない。それはちょっと難しそうだから。
で、しばらくレンの様子を、顔つき共々よーくみて。
ネーラは、魔術の成果を梃子に性的関係を迫ることはしない。
実際に鍛えられるから手を貸そうか、とは思っていた。
前髪の下から熱い視線が胸と顔を走るのが、わかる。
「よしよし、よう言うたのう。…素直な子は好きじゃ♡」
ネーラ、魔術の師の顔から、やけに色っぽい女性の面差しに切り替わり。
「では、時間があれば今(この日にあったことにする)からにするかの?それとも、体調を作って、じっくりするかの?お前に任せてやろう♪」
■ネーラ > 魔術の導通鍛錬、ということになっているが、ネーラは一人の思春期を受け止めてやろう、とおもった。この後からなのか、気力をためて後日にじっくりかは、また他日。
「でーは、これから仲良くするために♡」
椅子から立ってレンの前に立ち
「ほーれ♡」
にやりにまり、と両手をちょっと広げて、さっきから胸を見ていたのをわかってて、好きにして良いぞと誘惑するかのような。
「この感触に慣れておいた方が良いぞ?」
抱きつけ〜?と言わんばかり。
授業でなければこんなふうに、ちょっとえっちであけすけな・・・
ご案内:「にわとこ商店」からネーラさんが去りました。
■レン > 「普通に遊ぶ……。
わ、分かった。少し、試してみるだ」
そういう事なら、と頷いて答える。
とはいえ、野山で遊ぶのが常だったため、これまで気分転換で行っていた郊外での依頼をもう少し受けてみようと考えて。
此方を見るネーラの視線に居た堪れなさを覚えて。
少し身を捩ったり、あちらこちらへ視線を彷徨わせていたが、男としての本能には負けるのか、目の前の魔女へと視線は帰って来る。
「あ、あくまでも魔術の行のためだべよ!?
出来るなら、早い方が良かんべ……今日、今からで……」
体調面での不安は無い。精力面は言わずもがな。
後日に回して後から不安が湧いてくるよりは、早い内に済ませられる方が良いと考える。
が、席を立ったネーラが間近に寄り、その腕を広げて身体を晒せば、はわ、と狼狽える。
「う、ぐ……ほ、ホントに効果が、あるンだか……?」
疑問は晴れず、かと言って据え膳を無視できるほど達観も出来ず。
恐る恐ると言った態で、腕の中へと納まりに行って―――
ご案内:「にわとこ商店」からレンさんが去りました。