2025/08/06 のログ
ご案内:「設定自由部屋」にリザさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋」にセラフィーナ = ハーデン さんが現れました。
リザ > 特別教室を出てから、学院の中央の方へと戻ってくる。
その間も簡単な会話は続いていく。

「そういえば、セラフィーナ様は、お昼ご飯はお済みですか?」

その質問の意図は、このまま進むとカフェテリア。
そのあと少し移動すれば食堂へと至るから。
食事がまだであれば、どちらかで食事をとってからでもいいかもしれない、という意図で。

セラフィーナ = ハーデン  > 「それでも、あれだけの攻撃手段をすでにお持ちなのは凄いですわ。」

あれだけ切り替えできるのなら、実戦での有用性もそうですが、
この方の才能も伺るというものでしょう。

「リザ様とおっしゃるのですね。
 トゥルネソル…どこかで聞いたことがありますわ。」

確か、手広く商売をされているお家がそんな名前だったような…。


「お昼ですか? これから頂くつもりでした。
 …ひょっとして、一緒に食べて頂けるのですか?」

カフェテリアの方を見つめつつ、リザ様の制服の裾を掴みます。

リザ > 「魔術は学問だとはよく言われることで、自分の魔力との相性が広ければ幅広く色々な手段を、相性が狭ければ特定の属性の強力な魔法が使えるようになる、らしいです。
私も魔術学の先生の受け売りですが。
なので、私は属性に偏りがない分、威力より属性数が多くなる、そうです。」

覚えたての事を思い出しながら話をしているので、伝聞調が多くなっているが、そういう事らしいと。

「あぁ、ご存じですか。
トゥルネソル商会が、私の実家です。
何かご入用のものがありましたら是非。」

母の様に強く営業は出来ないが、この程度の紹介はしておいてもいいだろうと。
そして、制服の裾が掴まれて、お昼の状況を伝えてくれれば

「では、食事をしていきましょうか。
軽く済ませる程度で良ければ、カフェテリアでいいですし、少ししっかりと食べたいのなら……」

言いつつ別の方向を指さして

「食堂の方へ向かうのもいいと思います。
……はい、もちろん。私も食事前ですし、折角ですからご一緒に。」

当然一緒に食べますよ、というように頷いて見せた。

セラフィーナ = ハーデン  > 「属性数が多ければ、あのように選択肢が増えるのですね。
 どちらも素晴らしいことですわ。
 ワタクシ、魔法はからっきしなので憧れます。」

魔術学は今のところ、基礎だけを教わったのですが、あまり理解できておりませんでした。
リザ様のおかげで教わった内容が漸く理解になっていきます。

「トゥルネソル商会!?
 凄い所のご出身ですのね」

大通りに面してる素敵なお店でしたので、印象に残っていました。
…ちょっとお高そうな気もしたので、遠目から見るだけでしたが。

「そうですね…よろしければ、食堂でお願いできますかしら。」

午前の鍛錬で思いのほか、お腹が空いていたようです。
恥ずかしながら、空腹を知らせる音がお腹から響いてしまします。

リザ > 「私も最初は全く分かりませんでしたが、一年弱の間、勉強と練習を繰り返してこの程度には。
きっとセラフィーナ様も学習と鍛錬を繰り返していれば、同じくらいにはなれるのではないでしょうか。」

この学院には良い教師が沢山いるので、きっと使えるようになるだろうと告げた。

「いえいえ、私はたまたまそこで生まれただけ、という事です。」

少し恐縮してしまうけれど、続いた言葉に頷いて。

「はい。では食堂へ。」

そう告げて、カフェテリアから少し外れていくと、そこには食堂が。
カフェテリアは食事を終えてお茶をする生徒で溢れていたけれど、時間的に食堂はちょうど落ち着いてきたころ。
ほぼ待ち時間なく食事がとれそうだ。

「食堂の使い方は……まあ、念のため。」

セラフィーナ様は所作から貴族の方と思っている。
そして、貴族であれば、学生寮の食堂を使っている可能性があるので、身分混合で使う食堂の使い方を簡単に教える。

いわゆるトレーを持って行って、食べたいものの窓口で注文してトレーに載せて、最後に清算するという一般的な学食スタイル。

その後で、リザは肉のメインとパンとスープにサラダ、というメニューに決めた様子。
清算を終えて、空いた席を確保してセラフィーナを待つ。

セラフィーナ = ハーデン  > 「水の魔法が使えれば、移動中の水分補給にちょうどいいとは思いますわ。」

今一番欲しい魔法です。
ついでに氷魔法も使えれば涼しくていいでしょう。

「すごく手広くされてますし、興味はありましたの。
 凝った装備品も取り扱われてましたわね?」

食堂はこの時間、人もまばらでした。
逆にカフェのほうは混雑している様子です。

「まあ…そうやるのですね。」

リザ様に倣い、トレーに好きな食べ物をのせ、清算します。
ワタクシはステーキ、パン、スープをといった重めのメニューです。

リザ様の向かいの席に腰かけます。

「何から何まで教えて頂き、ありがとうございます。
こういった食堂は実は初めてでした。」

リザ > 「確かに。水の魔法を使って水分確保に使う方もいらっしゃいますからね。
では、まずはそこから覚えてみるのも良いかもしれません」

頷いて同意すれば、商会の言葉にも頷いて。

「はい。装飾品から武器防具、食料品や嗜好品まであらゆるものを商っております。……とは言っても、商っているのは母なのですが。」

自分は商会で仕事をしているわけではないので、そんな言葉になった。

食事を勧めながら会話は続く。

「いいえ、とんでもないことです。
自分の生活圏だけ覚えておけば、学院内で生きてはいけますが、色々な所に顔を出すからこそ、いろんな方と交流も出来ますしね。
この食堂は、貴族の方はあまり使わず、平民が良く利用する場所なので、そういう人物人材をお探しの時には重宝するでしょう。」

セラフィーナ = ハーデン  > 「攻撃に関しましては、多少戦う術は知っておりますので。
 貴重な魔力はほかの事に使うほうが有益な気がしますわ。」

と言ってみたものの、自慢する感じになってないといいのですが。

「交易商と言うのでしょうか…では、リザ様はご息女。
 ああ、確か子だくさんのお家でしたわね。」

有名な家はどこでも話題にあがりがち。
自然と耳にした情報が次々と出てきてしまいます。

「ワタクシとしては、親切にして頂ける方なら身分を問わず仲良くしたいですわ。
 慣れない場所での一人暮らしはなかなか大変ですの。」

ステーキを大量に食べておりますので、あまり説得力はないかもしれませんが…。

リザ > 彼女のその話を聞けば、少しだけ考えて

「……そうすると、セラフィーナ様は武器格闘の方がお得意ですか?」

小さく首をかしげながらの問いかけ。
多分そういう事だろうと思いつつも、確認するように。

「そうですね。実際に動いているのは商会の者達ですが、形式上は交易商に当たると思います。珍しいものも色々ありますよ。

はい。私が十女に当たるので、お姉様が9人。また、最近妹がまた数人増えたとも聞きます。
ただ、母が竜種なものですから、姉妹全て成長が早いのです。」

だから見た目と年齢が一致しないのだ、とも。
そして、続く言葉には頷いて。

「そういう方は、すぐにご友人がたくさんできると思いますよ。
身分を超えて交流される方とは仲良くしたい方が多いと聞きますから。
ただ……」

ここで一度言葉を切って、少し迷った後でやっぱり口を開く。

「……親切な顔をして、襲ってくる輩もいるそうですから、そこはご注意を。」

彼女は耳が早そうなので知っているかもしれないけれど、この学院では油断をするとすぐに体を狙われるから。

セラフィーナ = ハーデン  > 「そうなんですの。
 実はワタクシ、こう見えて武器の扱いが得意なんですわ。
 はしたないと言う意見もありますので、普段は控えておりますが。」

胸元に手を当て、少し得意げになります。
武器の話をしている時はいつも以上に元気です。

「…凄い子だくさんですのね。
 貴族の家は子だくさんが多いのは存じてますし…
 うちも兄弟姉妹は多いのですが…。」

全員女性というのも驚きです。
なにかそういう体質なのでしょうか。

見た目と年齢が一致しない…ひょっとして、リザ様は年下なのでしょうか?

「だと嬉しいのですが、なかなかほかの方と時間が合わない時がありまして…。」

続く言葉に、ワタクシは顔色が青ざめます。

「そうなんですの? マグメールって聞いてた通り、恐ろしいところなのですね。」

リザ > 「それは素晴らしいですね。武器にせよ、魔法にせよ、戦場の一芸をお持ちなのは良いことだと思います。こんなご時世ですから。
はしたない、という意見は、現実をあまり見えていない気がします。
私は、武芸を磨くことの方をお勧めいたします。」

残念なことに、平穏な国とは言いにくい所がある。
所々で戦が起きているし、剣と魔法で小競り合いが起きる事すらあるのだから、自分で身を守れるのは良いことだ、と。

「はい。とても子だくさんです。
……ここだけの話にもならない程の周知の事実ですので言ってしまいますが、母も姉も好色でして。
結果として、子供が増えていくのです。

まぁ、家族が増えるのは良いことだと私も思っているので、まあいいかな、とも思っておりますが。」

そんな言葉を向けたものの、何か質問したそうな表情をしているように見える彼女。
何か?と小さく首をかしげてみる。

「そのあたりは、細かくいろんなところに顔を出してみるしかありませんね。

……嫌なことは嫌とはっきり言うことが一番かと。
恐ろしくはありますが、同時に魅力的な人々も沢山いますから。
そこは、セラフィーナ様の心のままに。」

気に入った相手がいれば、愛し合うのもいいだろうし、嫌だと思ったら拒否をすればよい。
中途半端になあなあにしてしまうのが一番よくない、と。

セラフィーナ = ハーデン  > 「やはり物騒なのですよね?
 武装蜂起されてる街もあると聞きましたが。」

風聞程度で聞いてた話が実感となる。
学院にいる限りは大丈夫そうですが…いえ、そうではないのかも。
思わず、表情が硬くなります。

「…それはそれは……。」

顔が赤くなってしまいました。
ご家族が好色とのことですが、
ワタクシはどんなコメントをすればよいのでしょうか。

「そうですわね…。
 ワタクシとしては実家の時のように世話をしてくれる人がいればいいのですが。
 信頼できる相手となると、簡単には決めづらいのでしょうね。」

愛し合うというのは少し想像が及びませんが…。

「リザ様は、そういうお相手がいらっしゃるのですか?」

リザ > 「そうですね。全てが全て物騒ではありませんが、安全な場所のすぐ近くに物騒な場所があったりもしますから。
はい。王都から大分離れておりますので、敢えて近づかなければそこは問題はないかと。」

そう、問題は安全な場所のすぐ近くに物騒な場所があることだ。
常に警戒する必要はないが、余計な所に足を踏み入れるのは控えた方が良い。

顔が赤くなる彼女の様子に、少し言い過ぎたかな、と内心ちょっと反省。

「そうですね。信頼できる相手を探すのは大変でしょう。
でも、セラフィーナ様が信頼する、と決めたのであれば、最後まで信頼して差し上げるのも大事なことかもしれません。」

安易に決めるのは難しいが、信じると決めたのなら、信じ切るのも大切なはずだから。
そして、愛し合うの話に返ってきた問いかけ。
ゆるり、頭を左右に振って。

「いいえ。知識としては知っておりますが、そういう関係性の方はおりません。」

セラフィーナ = ハーデン  > 「でも、腕試しは一度してみたくはありますわね。
 あえて物騒な地域をに行く必要はありませんが…。

 えっと、安全な場所のすぐ近くに物騒な場所があったりですか?」

それって学院もそうですか? と思わず尋ねそうになりました。
でも、口にはしませんでした。
実はそうだと言われた場合、受け止めることができそうにありません。

「信じきるですか…そこまで深い関係の方がいつかは見つかると嬉しいですわね。」

頭の中では騎士物語のような光景が浮かびます。
戦場に出た経験も多少はあるのですが、生憎とそういった経験はありませんでした。

「そうなんですのね。
 リザ様は佇まいも美しいですし、親切なので
 すぐに酔いかたが現れると思いますわ。」

リザ > 「はい。安全だと思ったすぐそばで、危険な問題が隠れているなんてこともあります。
それは知れば防げることですので、そこまで構えずにも大丈夫ですよ。」

そこまで危ない危険は大体場所が決まっているから、そういう危険に近づかなければよい、と。

「はい。いつかセラフィーナ様にそのような方が出来ることを私も願っております。」

そういう関係性が生まれるのはとても幸せなことだから。
だから、いつかは見つけて欲しいなとも思っていた。

「ありがとうございます。慌てるでもなく、でも見つかれば私も嬉しく思います。」

少しだけはにかむような笑顔を浮かべてからそう返した。

そうこうしていれば、食事も終えて一休みも超えた頃か。

セラフィーナ様の食事の状況にも目を配ってみるが……

セラフィーナ = ハーデン  > 「そうなんですのね?
 それなら安心ですわね。」

リザ様の言葉に安心をもらいました。
別れ際にでもある程度教えて頂くとしましょう。

「そうですわね、お互いいい相手が見つかることを祈りましょう。」

はにかむ笑顔に、ワタクシも満面の笑みを浮かべます。
ああ、今日は楽しい時間を持てて幸せです。

お互い、すっかり食事を終え、楽しさのあまり長居をしておりました。

「そろそろ、午後の授業に向かいますわ。」

トレーを手に、立ち上がります。

リザ > 「はい。そうですね。お互いに良き相手が見つかりますように。」

彼女の言葉に応じるように頷きながら口にして、お互いに食事を終えたことを確認できれば、自分もまたと礼を手に立ち上がり。

「はい、行ってらっしゃいませ。セラフィーナ様の次の教室までの道すがら、危険な場所があればお教えして、教室前でお別れいたしましょう。」

ここまで一緒になったなら、最後までしっかりと教えようと。
共にトレーを返した後で食堂を出る。
そして、セラフィーナの次の授業の教室までの道すがら、危険な場所があればその場所を教えて、教室の入り口でまたお会いしましょう、と再会の約束。

そして、楽しいひと時を過ごした満足感と共に、今日は学院から家へと帰っていくのだった。

セラフィーナ = ハーデン  > 「リザ様、本日はありがとうございました。」

教室の扉の前で、深々と頭を下げます。
道中、危険な場所や学内での注意点も教えて頂きました。

また会える時を楽しみにしつつ、授業へ向かうのでした。

ご案内:「設定自由部屋」からリザさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」からセラフィーナ = ハーデン さんが去りました。