2025/07/21 のログ
ご案内:「貧民地区の娼館の一軒」にメイベリーンさんが現れました。
■メイベリーン > 「またねー♡」
投げキッス投げキッス。
お客様が帰った後のとっぷり深夜。
お店の脇の休憩スペースで。流石に夜風が寒め。
「きょうはがんばったよぉ…!」
お店の中に振り返ると、
「ううん、だいじょうぶだったぁ。優しかったよぉ〜?」
お店に来る魔女の人に病気避けをかけてもらってるのと、ナマに耐えられるような手を打っていただいているので、まあ大丈夫な感じ。
■メイベリーン > 歓楽街の夜も深まってきた。
客の姿も少なくて、泥酔してる人とか、男娼のお兄さんとか、そういう人の姿が増えたり。
街角で夜食食べてる人がいたり。
お店にいた魔女の先生もいなくなった。きっとお店に帰ったのだろう。どこか知らんけど。
買えるサービスであれば、淫魔や奴隷と張り合わなければいけない、そんな繁華街。そんな中でのサービスだったり、プレイだったり、嬢っていう人たちの採用基準だったり。
…まあいろいろある。いろいろあるけど、メイちゃんはタバコ吸わないんだあ、と言っている通り、お店で口を濯いでから、ハッカ飴を舐める深夜。
■メイベリーン > 学生っぽいけど、学生じゃない。
そういう人に好まれるんだけど、違う人で。
実家は田舎で、畑で牧場で。
まあお客様には関係なくて。
よくわかんないけどそれでいい気がする。考えなくていい感じだから。
「は〜〜〜今日はじゃあそろそろ。」退勤かい。「うんそう〜」。
体?大丈夫大丈夫。あーしじょうぶだよ。
■メイベリーン > 「かえりまぁす」
おつかれー
おつかれー
帰路、店から出かかったところ。
なんかお客様がヌッと立ってる。
…てんちょ。あれやばい客。
あーじゃあ用心棒の先生に出てもらうかあ。裏口から逃げな。
「うん。」
そーっと店から出ていく。
危険な客の前に、ノースリーブトップスを着た。やばい眼光の、フタナリのお姉さんが立ちはだかる。
「こっちは行き止まりなんだよ。帰んな。それでも無理を通すんだったら、嬢の気持ちってやつをブチ込んでやるよ。知ってか?監獄じゃ女は作れるんだよ。」
その後、その客はそれはそれは凄まじい制裁を受けたという。
望まれないことを性的に力で強要する。これ以上の報復はないのだ。
ご案内:「貧民地区の娼館の一軒」からメイベリーンさんが去りました。
ご案内:「伯爵領下の村そばの広場」にルーベルさんが現れました。
■ルーベル > 「手早く済ませ。領民はそなたより二回りは弱く愚かで辛抱も効かんと思ってな」
配下の衛兵に指示を出し、日除けの魔法を頭上に展開して、それでも滲む汗を軽く拭う。
その日、老魔導師は自身の領内にある村が魔獣の襲撃を受けたと聞き、慰問に訪れていた。
振る舞いなどは褒められた人物とは言えない魔導士貴族だが、貴族としての振る舞いは一定の規範がある。
かつて自身の活動を貢献した貴族を模範としたもの。持てるべきものは持てるだけの矜持と責務を。
配下に任せてももちろん良いことではあるし、そうすることのほうが多い。
それでも気まぐれなのか、何か一定のルールがあるのか、こういった事があればしばしば自ら赴き、炊き出しやら陳情を受けたりやらとすることがあった。
相応の報酬で傭兵、冒険者や商人、労働者なども雇っての王都からの訪問。
中には貴族も評判目的かルーベルとの縁ゆえか、あるいは男と同じく貴種の義務としてか、同道するものもある。
一種の野営地じみた様相になった村の傍の広場。
魔獣の討伐、被害調査、対応などとこれからしばらく騒がしくはなるのだろう。
とはいえすべてにルーベル自身が直接かかわるわけでもない。
直に訪問し状況を把握した今、ある意味すでにやることの大半は済んだ。
ここから自分で動き回ればまたちがうのだろうが、気に入りの相手と天幕へ引き込んだり、自身の欲望優先する行動もするから、魔導士貴族の評判は結局上がりも下がりもしないのだが、それにすらも無頓着であることに同道する家人たちはいつもどおりと思ったり、もう少しどうにかと心中で思ったり様々。
一頻り指示を出した後は手持ち無沙汰に手持ち無沙汰になったのか、何か報告があるかと思うのか。
老魔導師自身はゆっくりと慰問隊の様子を見て回っていて。
■ルーベル > 暫く周囲を歩いて回る。途中、村の顔役からの訪問もあり対応して。
討伐部隊が魔獣を狩ってきたのなら、どこから訪れたものか。あるいは発生原因があるのかと追加調査の指示を出す。
魔獣に解析の魔法を使い近隣の生態系とはやや違う様相と知れば、他所から流れてきたものと判断しながら。
後のことを指示しつつ、自身の天幕へと戻っていく。
ご案内:「伯爵領下の村そばの広場」からルーベルさんが去りました。