2025/07/15 のログ
■ケストレル > 店の扉を開ければ、悲鳴の主、この店の主人でもあるネーラの姿はすぐ面前にあった
相も変わらず薄手の、その豊満なスタイルを隠そうともしないワンピースはしとどに濡れて、
ただでさえ普通にしてても褐色が透けそうだったというのに、今や隠すどころか体のラインを強調するかのような有様である
ケストレルが目にしたのは、まずは後ろ姿
滑らかな背中にくびれた腰、そしてその下のアプリコットを彷彿とさせるようなお尻は、
本日の彼女の下着も相俟って殊更に桃っぽさを主張していた
「おおっ……いやいや、タオルっすね、合点承知です!」
店から顔を覗かせたアルバイトに気付き、振り返ってタオルを求める女主人
胸を隠そうとするも、むしろその仕草が豊かな双丘を寄せる結果となって水に濡れ煌めく谷間を見せ付けることとなっていた
タオルなんて無くてもすぐ乾くのでは?と口走り掛けるも、後が怖いとケストレルはただちに店内へと引き返しタオルを手に戻る
「こ、これで良ければ」
ただ、手近にあったのはたった今まで掃除でかいた汗を拭っていたケストレルのタオル
店の奥まで取りに戻る事も考えたが、事態の緊急性を鑑みての事だった
―――この店でバイト始めて良かった
後ほど、この事を振り返ったケストレルは心底思ったという
■ネーラ > いきなり氷水をぶっかけられてすぐなんとかしなければ!と思ったので自然にタオルを求めた…そんなネーラの中にある人間の部分があります。そしてスゴめの魔法使いでも普通に慌てる時はある。
「はっ早う…早うせんかっ。」
水滴がまだ滴る手で、この際布であればなんでもいいという勢いで、彼が使っていたタオルを受け取る。
服の上からでもとりあえずまず拭う。手も足も。
太ももを拭くときなど、裾が乱れて下着のフロントがワンチャンギリ見えるかもくらいの乱れ方をしており、彼の目の前で「むっちりしているのに美脚」とか言うものを見せてしまったりする。
日常に潜むタイプのエロスがエグいお店です。
髪ぱむぱむとをタオルで挟んで水を取ると、うっすらとケストレルの匂いがする。
(…ふーん、意外と男っぽいんじゃな…)
軽率にミリ単位でときめいた顔をしている。まことに古式ゆかしい、伝統的なラッキースケベではある。
「まだ体も服も湿っておるな……」
気化熱は手段を尽くしても防げるものではない。であれば手を打とう。
落ち着いてきたので平然と、何か古代語で虚空に向けて話している。
『そこなシルフ、熱風を持ってこれるか。熱については心配無用じゃ。奥の手があるのでな?
私の肌の上は居心地が良いか?お主ら水ども蒸気になって飛び立て。』
普通に会話して、普通にお願いをしている。魔法ですらない?いや、まさしく精霊を使役しているから、魔法なのだ。
ネーラの後ろに、白い顔をし、目元が頭飾りで隠れている、不吉さを漂わせた半透明のものが立っている。後ろからあるじを抱えると、しばらくそこにいて、いつの間にか消えた。これがネーラの操る「病魔」である。魔法を嗜むケストレルには、その正体がわからなくとも、「よくない」ものであることは伝わるか。
「これで、病になることはない。さ、待たせたな。」
肌と服はだいぶ乾いて、透けなくなった。残念だね!
そして「ケストレルの顔を、見た。
「なーにを嬉しそうな顔をしておるか?」
ん?と、ケストレルの目をピタッと見据えていた。
■ケストレル > タオルを手渡した後は、あくまで女主人を心配する丁稚の顔をして一部始終を目に焼き付けもとい見守るケストレル
だってこんな光景見ないで男なんてやってられるか、とは後の本人談
実際目の前で濡れ透けの褐色美人が居たら、はたしてこの街で何人の男がスルー出来ることだろうか
腕を拭こうと足を拭こうと、水を吸った綿布はそう簡単に水気を失う事は無く
ただ透け透け、から透け、くらいになった程度でしかない
胸元は彼女が腕を動かすたびに柔らかな塊がふるふると揺れ動き、氷水の冷たさからかツンとした頂きすら覗わせる
太股を拭く際に晒される肉付きの良過ぎる美脚はもちろん、足先を拭く際などは大きく開けた胸元から褐色たわわが零れんばかり
一仕事して良い感じに疲労を感じていた体に大変染み渡る眼福だった
しかし、ある程度落ち着きを取り戻したネーラが古代語を駆使し始めれば気色ばんでいたケストレルの顔も驚きの色が強くなる
そして現れた半透明な姿に、本能的に畏怖と忌避感を覚えて背筋が寒くなった
お色気満点な銀髪褐色美人でも、凄腕の魔術師だと改めて思わざるを得ないケストレルである
まあ、それはそれとして大変眼福である事にも変わりは無いのだけども
「へ?……あ、ああネーラさんでもあんな風に慌てることもあるんだなあ、と」
突発的濡れ透けが無くなり、通常運行に戻ったネーラと目が合い、思わず笑みが強張る
大変エロいハプニングにニヤニヤが抑えきれませんでした、とは流石に店の前では言えない
■ネーラ > さっきなど、めちゃくちゃ濡れていたので、めちゃくちゃ濡れる時は
めちゃくちゃ濡れるんだろうなあ…
という状況であった。
めちゃくちゃ濡れるんですよ。
そんな状況でも風邪になることを防ぐ病魔の加護である。
病魔ある限りネーラは少なくとも、一般的な病気で害されることはない。
温度差で風邪を引くなど、魔力が封じられ、病魔が封じられない限りはないであろう。
******************
「私がそんなガサツな女に見えるか?人並みに驚きもする。背中に氷水を流されてみよ。誰だって叫ぶ。おまけに…
尻の谷間を氷のブロックがツっと落ちたのじゃぞ。…氷になりたかったといいたそうな目をしておらぬか?」
まったく、といいつつ一旦彼の仕事ぶりを確認するため、この、今ここの店内の配置換えと掃除の部分をさっと見る。
「今日は最悪でな。なんとなく朝の運勢を占ったら、悪魔と塔の正位置が出た。碌でもないわ。こういうことだったか…と今更歯痒ゆうなった。」
掃除を怠った気配もあまりない。
「じゃが、まあよかろう。仕事はできているようじゃな。」
毎日見ているから、間違っているなら、違和感が浮いて見えるのだ。
「…トリー…」
店内のスツールに腰掛け、足を組む。これがまた、見えそうで見えない。もっちりと、座面で広がった太ももの間がいかに暖かそうか、察するにあまりある悩ましさであって。
むしろ、体を想像させる見せかた。
左右にゆったりとひろがりつつ、前に突き出た胸の、凡庸ならざる量感とか。
お腹周りの崩れておらずしかし脂身を感じさせる柔らかさ、とか
「見せたくなったら、見られるものじゃぞ?しっかり働けば、あるいは…」
くす、と小さく唇を開いて笑った。
「わかったか?」
若いのに熟女感もあると言うこの佇まいと、ねっとりした甘い声の糖蜜加減。
先日の娼館で飛んできた言葉の「シコリティ高えなおい」と言うツッコミを嫌でも偲ばせる。
キマった…
内心小さくガッツポしている店長である。
■ケストレル > いずれ病魔の使役についても話を聞くこともあるのだろう
その時ケストレルは、まず間違いなく羨ましがることは想像に難くない
だって病気と無縁とか絶対冒険者生活に役立つ……と思うものの、思い返せばこれまで病気らしい病気に罹ったことが無いケストレルだった
ちなみに大小問わず怪我は何度もある
「いやいやそんな、俺なんかが恐れ多いっつーか」
尻の谷間も良いけど胸の谷間も行きたいっつーか、もう両方行きたいっつーか
そんな本音を巧妙に押さえ込みつつ、顔の前で手を振って、ついでに首も振る
そんなやりとりをしつつ店主共々店内に戻り、仕事ぶりの評価を受ける
「占い……ホント、ネーラさんって多芸と言うか……いかにも魔女って感じなんすねえ」
もうこれには感心せざるを得ない
意味合いは違う(違わない)けれど、美魔女という言葉がしっくりくる
そんな事を思いつつ、掃除の後片付けやら何やらを終えて
「はい?」
声を掛けられ、女店主へと向き直れば
ただスツールに腰掛けているだけなのに、やたら扇情的な姿があった
デフォルトでこうなんだもんなあ、と思いつつ、掛けられた言葉に締まりなく緩みそうになる頬をグッと抑え
「そんな下心だけでお手伝いするほど、ちんけな男じゃないっすよー俺」
心外だなあ、と見栄を張る
そもそも見せようと思わなくても見せてたのが先程の一件で、きっと今後も同様な事態が起こるのは想像に難くない
まあ、それはそれとして見せて貰えるなら有難く拝見させて頂くし、あわよくば触れたりなんだりしてみたいのも本音だが
■ネーラ > 「それはまあ、魔女じゃからな。
みんなが思い描く通りの…、
結構な魔女じゃぞ。」
ふふん、と当たり前じゃろうが、と言いたげなドヤ顔をしている。
みんなに思い描かれているような、魔女、なのである。
チンケな男じゃない、とな、と、その言葉にちょっと意地の悪い、笑みを浮かべた。
足を組んだまま、くるーーーっとスツールを回して背中を見せると
「あぁ、大変な目にあって肩が重い。
トリー、肩を揉んでくれぬか?」
この高さだと、上から谷間がガン見できてしまう。
自らの魅力で翻弄とご褒美を両方与えてくるから、めんどくさい主人なのである。
そして肩を揉まれながら
「今日はよく頑張ったな?…夏場は少し忙しくなるから、頼りにしておるぞ?」
暖かく、おっとりとした声音で、何気なく褒めていた。
それはそれとして、肩を揉まれると鎖骨の辺りの肉も動くので、
ふるるん、ふる…っ
と、大きな胸が存在を主張してくるし、肌からなんか淫魔使いのいい匂いまでする。
結局、わちゃわちゃした日常がさっとこんな優しい瞬間も回収してしまうのだ。
■ネーラ > 今年の夏は、まだ続くのである
ご案内:「平民地区/にわとこ商店」からネーラさんが去りました。
■ケストレル > 「結構な魔女、って何すかもー」
おかしな表現にクスッと笑いを溢しつつ、こういう愛嬌のある所もまた彼女の魅力なのだろうと思う
少し年の離れた姉の様な、母の様な……は言い過ぎだろうか
そんな風に心を温かくしているケストレルの前で、魔女は背を向けた
「肩を……はいはい、まだバイト時間っすからね
任せといてくださいよ、こう見えてマッサージもそこそこ慣れっこなんで」
幼少の頃から異母姉や父を労って肩揉みその他マッサージをしていたため、素人なりに腕には自負がある
背を向ける女主人に歩み寄り、その肩に手を乗せて肩揉みを始めれば
(……そりゃあ、これは肩も凝るでしょうよ)
眼下には褐色の山脈と深い谷が眺め放題だった
やっぱりバイトして良かった……としみじみ思うケストレルである
危うく鼻の下が伸びそうになるところで、暖かな声を掛けられれば、また次もがんばろうと思えた
まあ、それはそれとして
柔く揺れ震える褐色の双丘の魅力には抗えず、こういうのも良いですよ、と様々な加減のマッサージを施して眼福を極めたそうな
こうして、ケストレルのにわとこ商店でのバイト初日は過ぎて行ったのである―――
ご案内:「平民地区/にわとこ商店」からケストレルさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」にネーラさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋」からネーラさんが去りました。
ご案内:「平民地区/にわとこ商店」にネーラさんが現れました。
■ネーラ > 今日も今日とて!!!!
丁度ラジエル学園の授業が終わるころ。
学園の、16歳くらいの学生が、顔を真っ赤にしながら、ネーラのお店に来る。
ネーラの服装、ホットパンツとキャミソールの上に前掛け型エプロン。
安心してください、着てますよ!
「こっ、恋のマジックポーションください!」
「なんて?」
(時間経過)
どうやら、市内に嘘情報を撒いている奴がいるらしい。
この店で恋のマジックポーションくださいと言うと、秘密の裏メニューがあって
余った魔力をこっそりヌいてくれるんだぜぇ…
とよくわかんない怪しいおじさんが言ってたんです、と学生くん。
(…なんじゃそれはーーーーっ…)
「とにかくじゃな、裏メニューというものはないし、お前は良い子なのだから、ちゃんと好きなこと結ばれたらいいのじゃ。こういうのは場数じゃぞ場数!」
肩をポンと叩いて励まし、学生を返しつつ。
(確かに余った魔力をプライベートでヌいてはおるが…)
えっちだからこういう噂が立つのじゃな。
我慢します
と決意を新たに三日坊主であった。
本日も営業中・・・・
■ネーラ > お店の中をはたきカケ。卓の上にあるサンプル商品。
今日もお暑いことで。
仕入れ元が持ってきた試供品ということで、目薬風の押したら一滴出るタイプの容器。カウンターの隅にちょこんと置いてある。
「リリス製薬のタイマニンXXX」
キャッチコピーは感度3000倍。
業務用と同量配合!とある。何をだ。
この時点で(あっあかんやつや…)というカンが働いたあなた、正解です。
なお業務用とは奴隷市場都市バフートでの超絶ハードファックに使うようなのでまず基準が危険すぎる。
こんなものが流通している時点であまりいい社会ではない…
申し訳程度に「一滴を水で希釈してお使いください」と書いてある。
「悪用前提か!?まあこの街のモラルが緩んでおるから、需要もあるのじゃろうが」
人間の欲望というのは、よくわからない、性欲などあまりに多様で、ため息が出ちゃう。
ぱたぱたぱた
■ネーラ > 注意はしたので悪用はしないと思いますよ、という前振り。悪辣ではある。
しかし歓楽街との境にある以上、大人ならある最低限のコモンセンスというものがあろう。だから片目をつぶって置いておく。
この街の悪徳の先っちょを担いでしまっている。
とまれ商品の何割かは快楽用のものを置いているにわとこ商店、アルバイトにも社割で販売はするが、店主が女性という時点でちょっとな、という顔をされたことが昔あったような気がする。
(ま、無理もないの。)
ぱたぱた…
■ネーラ > カウンターの横の壁にかけてある、むぎわら帽子を頭に被り、店の出口から街路に立つ。特に華美さのない服装、本人がなんか派手な雰囲気を持っているので、地味だと思われにくいのだ。
いつの間にか、ネーラと同じくらい豊満な女性がそばに立っている。が、この世のカジュアルウェアではなく、飾りがついた黒いワンピース水着のようなものを着ている。血色はあまりよくないところが却って淫美で、面相は一応普通だが所作の端々が発情している。
「ラグニアは大人しゅうしておれ。今日はサバトではないし、遊んでる男どもはお前の餌でないぞ」
「はぁ〜〜〜い」
つぽん、と空間に波紋が立つと、次元の狭間に身を隠した。
ネーラが使役する淫魔の一匹であった。
今日も日が高い。