2025/07/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公衆浴場」にネーラさんが現れました。
■ネーラ > ざばぁぁ〜〜〜〜…と風呂から上がる彼女である。
「一仕事済んだ後の風呂は救済じゃな…」
濡れ髪の水気をとって、ほかほかにリフレッシュした体に備え付けのバスローブを巻く。近所の知り合いとか、冒険者の男女とか、割と雑多に更衣場にいる。
魔女、番台にいる看板娘に小銭を渡すと、果汁と牛乳を混ぜた、老舗謹製のフルーツ牛乳をいただく。
きゅっといっぱい
「はぁあ…美味じゃの…♡」
生きてるって実感がすごい。
稼いだお金を有意義に使えてる。
年代物の魔導機械であるマッサージ椅子に、玉座であるかのように座ると、肩をゴリゴリとマッサージしてもらっている。
ヘブン状態である(肩こり解消的な意味で)
■ネーラ > 仕事をしていると、考えることはたくさんある。
人間関係、儲けの多寡、仕入れの確保に、商品の販路、
もひとつおまけに人間関係に、じろじろ視姦してくるタイプの問題客に、眼精疲労。
「賢者の石はそうそうできないが、銭湯は庶民のエリクサーじゃぞ」
「どこぞの邪教は死は救済などと言っているが、銭湯こそ救済」
「ヤクをキメる前に風呂入って寝ろ。それで足りなければ抱いてやる」
などとそこそこいい年以上であろうネーラ宣ったものである。
今日も庶民のエリクサーを実感している。
酒をキメているときに近い脱力顔。
じわじわくる血流の解放感。
そしてフルーツ牛乳で内側から整う。これだ。
「真夏にサウナは少々厳しいからのう……」
マッサージチェアが背筋をゴリゴリと刺激する。ローブの中の胸がフルフルと揺れる。
うっとり。
■ネーラ > 「ん…」
半眼になってうつらうつらと。
そのまま、しばらく力を抜いて、極楽気分を味わうなどする。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公衆浴場」からネーラさんが去りました。