2025/06/16 のログ
ご案内:「貧民地区 ガールズバー」にルーベルさんが現れました。
ご案内:「貧民地区 ガールズバー」にれあさんが現れました。
ルーベル > 貧民地区にあるガールズバー。
親しくしている貴族が経営しており、話をすることが基本…との方針らしい。
キャストは仮面で顔を隠し、身体は全く隠す物が無い。

場所が場所だけに、とうてい食事と会話だけを愉しむ店とも言えないが…貴族肝入りのキャストが、皮肉にも貴族の思惑をいくらか裏切りながらの営業努力を行い、高額な酒を注文させては稼いでいるらしい。

高級娼婦などもほんの一握りのものは閨だけでなく共に過ごす時間だけで稼ぐものもいるが。
それを庶民向けのロールモデルに落とし込もうという目論見か。

懐事情に余裕が相応にあるものでも、こういう場所に出入りするものは高尚な楽しみ方などするだろうかと訝しみつつ。

席に案内されては、魔導師貴族はそこに訪れた目的である、とあるキャストを指名する。

元は、とある貴族の醜態を聞いたことに起因する。
冒険者を雇ったはいいものの、顔面を文字通りの一蹴される結果になったのだとか。
勤勉らしく冒険者ギルドでは評判がいい…かというと、冒険者たちとは諍いも多いらしく。
ギルドの評判もそれらとで相殺、といったところだろうか。

金回りはあまり良くないのか、借金か浪費癖でもあるのか、このバーで勤めていると聞いて、訪れている。
貴族の恨みを買っても今だ無事であるほど腕は良く、異国出身の特殊な技術の持ち主。

その腕が、知識が己の利になるかもしれないし―…なにより見目は美しいらしいから、色々な意味で縁を、と画策していて。

れあ > それは貧民地区にある特殊なガールズバー。
お店の外観はただの酒場で、看板も酒瓶を模した質素なもの。
ただし、窓には遮光用の黒布が垂れ、店内の照明は抑えられていて、昼間でも入り口直ぐから薄暗い。
入店者には手の空いている女性キャストが声をかけてテーブルへと案内する。
店内の女性キャストは皆、全裸にバタフライマスクを身に着けただけの姿をしていた。

着衣のキャストは2名の男性キャストがいるのみ。
彼らは支配人・用心棒として存在しているほか、入り口直ぐの壁には「とある貴族の紋章」が描かれていて、これがノーマナー行為の抑止力となっている。

客を座席に誘導した女性キャストは、彼ら/彼女らに、笑顔で以下の説明をする。

「ようこそいらっしゃいました。当店のシステムをご紹介しますね。こちらは、お客様と女性キャストの1対1で、お酒とお食事と会話を楽しんでいただく場所となっております」

「ご注文いただいたドリンクを、こちらのテーブルに運んでくるキャストがお客様の相手をいたします。ですがお客様には、あらかじめ店内にいる女性キャストを指名していただくことも可能です。その時は、定められた指名料をお支払いいただくことになっております。よろしくおねがいいたします」

「私共はこんな格好をしておりますが、お店が提供しているのは「飲食と会話」でございます。軽く身体に触れるだけなら問題ございませんが、それ以上の行為は別途料金がかかりますので、ご了承おきくださいませ」

「それでは、最初のドリンクの注文を承ります。気に入った女性キャストの指名がありましたら、併せてお伝えくださいませ」

女性キャストの給料は、同席した相手の飲食代の10%と、おしゃべりとソフトタッチ以外の行為にかかる費用の50%、そして指名料の100%となっていた。


(ここまで前置き)

で、である。


裏口から入り、衣服を脱いでバタフライマスクを身に着け、鏡を覗き込みながら前髪をチョイチョイしていたら、別の女性キャストから声がかかった。私を指名している客がいるという。

「ふえ?」

え?マジ?ってなって硬直。そっと店内を覗けば、そこには50代くらいの、白髪で、貴族風というか魔導士風というか、なんかこう「格調高い」感じの服装の人物がいた。
当然知らない顔だった。

「マジ?」

仕事仲間に再度尋ねると、彼女は頷く。
ここは会話しつつお酒を飲ませる店。なんで私を指名したかは、会話で聞けばいいかと思い、最後にもう一度姿鏡で全身を──裸なんだけど──を確認した後、フロアにでて、件の客がいるテーブルへ歩き、彼の前に立って、最初の挨拶を述べた。
マスクで顔を隠していて、店内が暗いとはいえ、こっちは全裸で、しかも指名をうけている。
やや緊張して、肌がうっすら汗ばんだ。

「こんばんは。素敵な老紳士様。御指名いただきありがとうございます。こちらは、お客様と女性キャストの1対1で、お酒とお食事と会話を楽しんでいただく場所となっております。私共はこんな格好をしておりますが、お店が提供しているのは「飲食と会話」でございます。軽く身体に触れるだけなら問題ございませんが、それ以上の行為は別途料金がかかりますので、ご了承おきくださいませ❤」

口上を終えると、にっこりとほほ笑んで見せた。まあ、マスク越しですけどね!

ルーベル > 慣れた様子で告げられる、店の仕様。
貧民地区ではもっと直接的に女性相手にできる酒場なり盛り場なりがある。
この場所ほどあからさまに"女性の裸身"を誘蛾灯がわりにしているような店は、少ないかもしれないが。
だからこそ念押しとばかりに、入り口でも、キャスト自身の口からも、繰り返し聞かされるのだろう。

「うむ、うむ。酒と、食事と、会話と…を、そなたと楽しむ場、ということだの」

マスクだけつけ、緊張したふうで、けれどしっかりと告げ来る相手に頷いて見せる。
ただ、提供されているものにはしっかりと"彼女"が含まれているだろう、と、暗に念押しするようにしながら。

実際、それ以上の行為は別途料金が…と、説明されているのだから、"それ以上"も織り込まれている。
普段ここを利用する冒険者、平民たちはそれを払うくらいなら娼館のほうが、という流れになるのだろう。
それこそ気に入りのキャストなりに入れ込む以外は。

暗金の瞳を細めては、相手の全身を眺める。
豊かな胸元、たっぷりと肉付き良い腰下から臀部までのライン。
髪とマスクから覗く瞳は黒く照明落とされた中ではそのせいもあってか、肌の色が余計に強調されるようにも見え。

「とりあえず、酒と摘まむものを適当に頼む」

料金は彼女に渡せばよいのか、ボーイでもいるのかと視線をうろつかせ、少なくないゴルド入りの革袋をテーブルにと置いて。

れあ > 老紳士…といった振る舞いの男。
お顔立ちは…好みのおじさま!って感じではなかった。
それもそのはず私の個人的な趣味は、どっちかと言えばローティーンな男の子だったりする。
でも、目の前の彼からは「大人の余裕」みたいな落ち着きが感じられて、それはそれで趣深い…。
テーブルに置かれた革袋は、ずいぶんずっしりとしているように見えた。
何者だろうか?

「はい。お酒とお料理とおしゃべりを、私と」

彼の問いかけにしっかり返事して、さて、と思案した。
ガッツガツしたオジン相手なら、こちらも遠慮なく高い品物をドンドン頼ませようとするところ。
でも目の前の彼は、純粋なお客様だ。
私を目当てに、愉しむためにきてくれている。

嫌な感じも、いやらしい感じも、今はしない。
もしや……孫に似てるからとか…そんな指名理由なのかもしれないと、考えたりもした。

相席する前にまず彼の隣で前屈みとなる。

「では。こちらのお酒とおつまみはいかがでしょう?」

メニュー表の中から、彼の格に相応しい、大人の高級酒と、高名な産地のナッツを提示する。

オーダーを貰えれば手の空いてる女性キャストにそれをお願いして、ここからようやく席に着くことになる。

「しつれいします」

老紳士の目の前、彼とテーブルの間を、お尻を向けて(失礼だけどサービスの一環だもん!)通り抜けて、お客様の隣に座った。

「わたくしの事は好きな名前で呼んでくださいね、旦那様!」

そして彼を旦那様とよんでみた。
悦ぶと思っての事だったりする。

ルーベル > 仄かに笑みを湛えた男の表情は好々爺というところだろうか。
内心の企みまで顔に滲ませるほど急いているふうでもなく。
身体をねめつける視線も今はただ目の前のキャストのことを確認しただけ、というふうにも取られているのだろう。

彼女が繰り返す言葉に頷きを返し…メニューを指示してくる相手の胸元が、重量感たっぷりに揺れるのには流石に視線が向く。
次いでメニューのほうにと視線を移し、それでよいと了解を返しては、彼女が別のキャストにとそれを頼むのを眺める。
酒も摘まみも相応に良い値なのだろうが、妙に高額なものを指定してこないあたりは彼女の人柄か、初見の客への店の方針か。

自身の目の前を、大きく丸い桃尻を見せつけるようにしながら隣にと座るキャスト。
当初の目的を忘れ、これはこれで面白いか…と、店を純粋に、楽しんでしまいながら。

「む、そうだの。…ふむ。貴重な出会いだからのぅ、レア、とでも呼ぼうかの」

旦那様と呼ばれては、呼ばれ慣れているのかそこまで過剰な反応は見せない。
けれどもその反応で余計に、ある程度の地位あるものとも解るだろうか。

男のほうは彼女のことを子飼いの者に調べさせ、当然名も知っている。
だから偶然を装い"貴重"であるという意味を持つどこかの地方の言葉をもじった…ふりをして、れあ、と呼ぶ。

暗金は楽し気に細まり、すぐ隣の彼女の反応を観察するようで。

れあ > 「い」

いきなり本名を呼ばれて背筋が伸びる。
え?え?…あ、この国の言葉で偶然読みが一致していただけか…と理解するのに3秒かかり、その間にどっと汗をかいた。

だって…ねぇ?何のためにマスクしてるんだって話だもの。

「あ、レア。あ。貴重…そ、そんな意味があるんですねっ。私ここにきてからまだ日が浅くて」

うう、脇汗とか、胸汗とか尻汗とかやばい。
お酒が運ばれてきたので、それを彼のグラスに注ぎ、運んできたキャストにこっそりと「冷たい水」を注文する。
一度体温を下げないといけない。

「えーと、貴重な出会いっていいますけどぉ。旦那様、私の事を指名してくれたんじゃないですかぁ」

とりあえずは、彼を愉しませないといけない。

お酒を注いだ後は、その腕に身を寄せ、汗ばんでて申し訳ないけどおっぱいを押し当てながら、彼のお顔を覗き込みつつ、どうして私なのかを聞いた。

「私を指名した理由。聞きたいな❤」

孫娘と会話してるつもりなら、おっぱい押し当てられても困るのかもしれない…。

ルーベル > 目の前の相手が、面白いように表情筋を引きつらせ言葉を詰まらせる。
それににまりと笑みを深め、如何した? とでも言いたげに黒く色味の美しい瞳を覗き。

緊張に汗ばむ肌が室内の明かりに艶めかしく浮かぶ。
昏い色の金眼は不自然にならない程度に彼女の肢体を滑り…グラスに向かって留まる。

「うむ。どこぞの地方の言葉ではの。…他所からの者か、王国に縁も無ければなかなか大変だろうの」

言葉を返しつつ、グラスに酒を注がれれば口元へと運び、
店の場所のわりには経営者の拘りか、好い酒であるのを香りで確認する。
それから一口含んでは、喉を揺らして嚥下して。

「ふむ。…おお…♥ そなたからの場合は、料金はかからんのかの?
 指名の理由なぁ。原因は…―…という貴族でのぅ。そこから色々聞いて、興味を持ったのが理由よ」

たっぷりとした質量が腕に当たれば、目に見えて嬉しそうに表情を綻ばせる。
色に興味がない、枯れた男ではないのはそれで解るだろう。年若い娘相手の会話だけを愉しんでいるわけではないのも。

そして、こちらを窺うような視線の主に、その耳元にと顔を寄せ。
ちゃっかりと、腕を動かしては柔らかみを堪能しつつに、彼女と諍いを起こした貴族の名を囁く。

けれどもその者から復讐なりを頼まれて、というふうではないのは、興味という言葉で伝わるだろうか。

れあ > 「……孫娘に面差しが似てるから指名くれたのかと思って頑張ってたんですけど…」

お酒の良し悪しがわかる、そんな好々爺かと思っていたら、彼の口から出たのは「仇敵貴族」の名前。
つまり、彼は私を知り…どーゆー訳か、ここで働いてる事を知ったうえで、お客として接近するというお茶目さんだったのだ。

同時に、彼の空気が少しだけ変わる。
私を害する意思はなく、その貴族に頼まれたから…って路線ではない。
多分彼の方が某貴族よりも格上でしょうし、それは無い。

では…一体なぜ??
私に興味って、どこに!?
身体に伸びてきた男の手の戯れを容認しつつ(私から押し当てたんだしね!)、こっちもキャラ変して素になる。

「私の名前もご存じだったんですね。あーあっ。意地のわるーいおじい様だったなんてガッカリ」

じゃあもう高いのおすすめしちゃおっかなーって言いつつ、値段票の一番上のお酒を指出した。

「これなんか飲んでみません?私を騙したお詫びの印とかで❤」

そして一番高いお肉料理も指さす。

「そして大貴族様にはコレがおススメ。お肉が好きそうですから」

視線を落として、自分の身体を愉しんでいる彼の手を咎めるように見てから、ジト目で初老の偽紳士の金眼を覗き込んだ。

ルーベル > 孫娘に面差しがと言われれば…ほ、は、は、と、楽し気に笑い声を漏らす。
一寸した驚かし、悪戯が上手くいって機嫌が良いらしい。

そこで分別なくこちらに敵対行動を取るような短絡な者でもないことが確認できたのもある。
彼女への評価はゆっくりと上がっていく。なにせ、腕に感じる柔肉の感触も、なかなかに心地が良い。

「うむ、知っておったよ、レア。とはいえ、何も騙してはおらんがの」

こちらが知っていることを隠していただけで、騙したわけではない。
あくまで戯れの一環だと言うあたりは彼女の評のとおり意地が悪いところがあるのだろう。

メニューの上のほうにある高級酒を指差されれば、ふむ、と声を漏らして。

「よかろ、それをボトルで入れてやろうの。そのかわり料理は要らん。もっと好い肉があるしのぅ…♥」

そう言えば、彼女の咎めるようなねめつける視線を受けてなお、腕を揺らし"好い肉"を味わう。
腕に押し当たる感触だけでも、欲を煽ってくる。

「これは冒険者ギルドで諍いの元になっても仕方がない恵体だのぅ…さて、"こちら"の料金はどのくらいするのかの、れあ?」

料金を払えば、咎められることはないのか。
キャストに拒否権があるのか。

そこいらのルールは分からないが…いきなりつまみ出されることもないだろうと、
男の手はゆっくりと隣で身体を押し付ける姿勢の女に料金を聞きながら。

指を、そっと伸ばし、むっちりと肉付き良い太腿にと、触れようとしていく。

れあ > 「ちょ…さっきまでの落ち着いたおじい様風でお願いしたいんですけどぉ…」

どんどん露骨になっていく彼のボディタッチに、身体は恥ずかしさ80%気持ち悪さ10%気持ち良さ10%くらいの感覚を返す。
ほんのちょっとだけでも気持ち良いのがなんかムカつく。

一応一番高いお酒を飲んでくれるという事なので、多少は容認しているものの、太腿まで彼の手が降りてくればしっかりと股を〆めた。

「いーえ。騙してましたっ。知らない顔して本名を呼ぶとか、意地悪もいいとこでしょ。これは裏の仕事なの。表の私を知ってる人にはやりにくいのわかるでしょう?」

ギルドの知り合い(たいてい仲は悪い)がお店にきちゃう妄想はしたことあるけど、このしちゅぇ―ションはそれに近い。

私の身体の料金表を開示しないまま、取り合えずやってきた「見たことも無いような高級酒」を彼に急いで注いだ。

「はい。飲んで飲んで飲んで❤」

もうこのまま酔いつぶれてもらおう大作戦へと移行する。
恥ずかしくて死にそうだから!

本当はボトルごと彼の口にねじ込みたい気分だった。
スヤスヤと寝てくれれば、まだ可愛いおじいさんかもしれない。

ルーベル > 何もしてこず酒だけ飲む客など楽だろうが、残念ながらそこまで枯れてもいない。
するりと太腿に触れていれば、脚が閉じ、付け根をガードする。
そこまではまだ指を伸ばすつもりはなかったからか、くつくつと喉を揺らし。

高級酒を呑ませようとしてくるのには、彼女のペースに合わせずにゆっくりと酒精を愉しむようにして。

「まぁ、反応を楽しんでいたのは確かかの。
 そなたに興味を持って、というのも嘘ではないぞ。
 貴族相手に大立ち回り、そのあとも王都に居座って冒険者を続け。
 仕事ぶりは悪くないそぅだしの。そういうところを聞くうちに直接話してみようかと思ったわけだ」

しれっと意地悪い行為だったことは認めつつ、彼女のしっとり汗ばむ肌を撫でる手つきは止まらない。

貴族の事をきっかけに、そこから平然と活動している胆力と実力があると知り。
そこに興味を持って店にまでやってきたのだと…腿を撫でつけながらに語る。

酒精をいくらか摂っても表情もあまり変わらないあたり、相応に酒に慣れもしているようで。

彼女に触れる手つきは、だんだんとねちこくいやらしく動くように。
気付かれるかどうか、淫らな気持ちを誘発する魔力を込めて、腿からその大きな臀部にと滑り、柔らかさを愉しもうとしていて。

れあ > 「ということは、私に仕事を依頼したいって事?」

彼の手責めが一段…いえ、二段くらい「いやらしーい感じ」になる。
それはつまり、気持ちよく感じる割合が増すという事。

「もう枯れてそうでもおかしくないお年なのに、こんな事するなら大奥様と…」

軽口で嫌味を返しつつも、なんか妙に「上手」な彼の指使いに、身体が反応する。
これが年の功っていうヤツなのか、熟練の技っていうヤツなのか。
まあ彼も「貴族」なんだし、50年間ず~っとこーゆー遊びに興じて生きてきてたのなら、巧いのも納得ではある。

「……あっ」

お尻に彼の手が回る。
ここでお冷に手を伸ばして、身体をクールダウンする。
お水なんかではどうにもならず、下腹にたまる熱は、ゆっくりじわじわと大きくなっていく。

「あ、あの、わ、私高いんですからねっ。わかってます??」

お尻を揉むくらいなら無料のうち。
でもこのまま揉まれたら、私の方がなんかもたない。
気合と根性とプライドで耐えたとしても、一晩中泣きながらオナニーしなくちゃいけなくなるのは確実。
実はそんな水準に近づいてきていた。
そこで値段を盾にとり、彼のトーンダウンを促す。

「ここでの性サービスは、言い値なんです。い、意地悪な人には、びっくりしちゃうくらいふっかけますからね?」

ここで吐息が漏れて、お尻が震える。
…きもちいい。

そう、なんか気持ち良かったのです。
老人の手が!!!

「ぅ…く!」

お酌をする手を止めて、唇を噛んだ。

ルーベル > 仕事、と言われれば、また男が笑む。察しの良いのもまた、加点要素であるから。
男がどういう手合いかと探っては態度を変えるあたりも、触れ心地の良い柔肌の感触も…触れた反応も含め、
魔導師貴族としてはわざわざ足を延ばすだけの価値ある相手だとも考えており。
あとは実力のほど、というところだけれど、そこは後からいくらでも、確かめられるだろうとも。

「寂しい寂しい独り身でな。そのくせ若いころの戦働きの名残か幸いにも衰えがあまりなくての…♥」

年の功もだし、こういう店に類する場所での楽しみ方を知っているからでもあるだろう。
急いて女を欲しがるのではなくじわりじわりと炙るようにその身体を愉しむ手管。

そこに魔の術までも扱い始めれば、キャストの彼女はボトルを持つ手を奮わせて、喉を揺らし、艶めかしい息を吐く。

掌全体を這わせても、たっぷり指の合間に余る大きな臀部。
そこを、やわり、やわりと揉みしだき。

彼女の身体を己のほうにと引き寄せながらに、その耳元へと囁きかける。

「言い値、言い値…のぅ。あまり高すぎるのも困るが…そうな。場所を変えて、値段交渉できんかの?
 そうしてくれたなら、路地裏での秘め事よりは、好い思いをさせてやれるかもしれんがのぅ…♥」

値段そのものが、言い値だなどと言われてもむしろ楽しむかのように。
囁き持ち掛けるのは、場所を移しての"交渉"。

それがどのようなものになるかは、彼女が隠しておきたいだろう事柄を仄めかす言葉からも知れることだろうか。
柔尻を炙り、そこから彼女の胎にまでも疼きを与えるかのような手つきと、男の淫猥な魔力。

冷水で、ごまかせるものか、どうか。

れあ > ヒヒジジィ。
そういってもいい相手に変貌した老紳士の手で、悔しいけど身体がえっちに変えられていく。
広がった淫熱で、全身がしっとり汗ばみ、息が漏れ、弾みだす。

冷静になって、と自分に問う。
老人の枯れた指先で、それがちょっと上手いからって、こんなになってどうするの!と。
彼が私に誰かの姿を重ねて愛を求める老人だったらまだよかったけど、意地の悪いじぃさんだって知っちゃったからには、甘えていくなんてプライドが許さない。

自分をコントロールして、身体に戦いのためのアドレナリンを出させて、気力を高め、
キッ!と彼を睨むことで自分を鼓舞する。


「値段交渉の余地なんて…」

ない!とかっこよく言い放つ予定だったけど、そこに被せるように言われた。
裏路地での秘め事と。

どきーんと心臓がやぶれて、心を乱される。
彼は、私の…いっちばんプライベートなことまで知っている!?!?

か~っと赤面して、羞恥がMAXを振り切った。
それは一気に身体がエッチモードに切り替わることを意味していた。

「ん!はふ!」

信じられない位に淫らな気分にさせられて、彼の手をお尻に張り付けたまま一度立ち上がり、その後お尻を彼にうんっと付き出すように身をかがめて、股をぎゅ~~っと閉じて、気持ちいいのに耐えるように腰を大きくリズミカルに振ってみせた。

「は、はふ。あ!ん!ん~!」

トンデモナイ痴態に、羞恥心が掻き立てられて、それが気持ちいいのを加速させる負のスパイラル。
自分で振っちゃってるんだけど、それはもう気持ちいいのをこらえるためのモジモジの凄い奴であって、本当はこんなみっともないのはやめたい。
他のキャスト達だってみてる。
「あの子なりふり構わずおじいちゃんを誘ってるわ~w」的な視線に頭が馬鹿になる。
小股が濡れて愛液が太腿を流れ落ち始めて、しかたなく「せめて皆に見えない所に行こう」と判断した。

「ん!んぅ!わ、わかったから!交渉するから!」

ルーベル > 触れる手もまた、彼女の今のキャストという立場を利用しての悪戯交じりの行為。
けれども、想像以上に愛らしい反応が返るものだから、ついつい興が乗り、魔力までも使って柔肉の感触を楽しむ。

すぐ傍で彼女の表情が様々な色を浮かべ、内心の葛藤やら自身への叱咤激励やらが見て取れるかのよう。

そして、囁きかける、彼女のことを調べるうちに知った秘め事のことを囁けば、
思わぬほどにそれは急所であったらしく彼女の不意を思い切り突く結果になったらしく。

真っ赤に顔を染めながらも…彼女がとったのは、その己の行為を思い出したせいか、ずいぶんと淫らな動き。
まるで己から欲しがるかのように柔尻を掌に押し付け、男のほうへと向け、揺さぶる。
たっぷりと肉付き良い尻が誘うかのように振られながら、少女の口からも明らかに艶の乗る声が零れて。

「うむ、よかろぅ。…さて、では、どうしようかの…♥」

腕のうちに彼女を抱き寄せるようにし、他のキャストに声をかける。
問うのは、このまま連れ返った場合は料金はどのようになるのかということ。

勿論男の手は役得とばかりに肉付き良い女の身体を這うのだから、身体の疼きは治まることはなく。
他のキャストからも、身体を使って初老の貴族に取り入ろうとして…返り討ちにあったようにしか見えないだろう。

彼女の羞恥を煽りに煽りながらも、結果だけ見れば酒の売り上げも、行為についての売り上げもそれぞれ相応のものになってはいようか。

その代わりに、彼女は魔導士貴族の愛撫を受けながら、その腕によって攫われていくことになり―…。

ご案内:「貧民地区 ガールズバー」からルーベルさんが去りました。
れあ > そのまま老人に連れさられそうになっている私を、男性キャストは見逃した。
お店にはお金が落ちているので、その先もお店でやって「50%」を落とすように言われなかったのか。
それとも私の乱れ方があんまりヤバかったから、それ以上は店の外でやってくれと思われたのか。

されてる事はお尻を揉まれている、それだけ。
なのに足元もおぼつかなくなるくらいに感じて、喘ぎをこらえ切れずに漏らす中、老貴族に抱き寄せられ、そのままお店を──。

って、こっちは全裸なんですけど!
マスクしていてもすっ裸なんですけど~!

ご案内:「貧民地区 ガールズバー」かられあさんが去りました。