2025/12/05 のログ
■魔王ニルヴァローグ >
陥落、崩壊した魔王の城と都市。
そこを統治していた魔王はニルヴァローグに喰われ──二度とその名が表にあがることはない。
明確な侵略行為を始めた黒肌の魔王はこの領地を拠点とし、周辺の領土へもその魔の手を伸ばしてゆく。
なぜかと問われれば──侵略をすることこそが魔王である故に。
ご案内:「魔族の国・滅びの都」から魔王ニルヴァローグさんが去りました。
ご案内:「魔族の国・魔王城アビス・オベリス」に魔王ニルヴァローグさんが現れました。
■魔王ニルヴァローグ >
静寂の支配する地底の古城だったアビス・オベリスは様変わりしていた。
アビスオーガ、アビストロル。
そう呼ばれることとなった黒肌の巨躯の魔物の群。
それらが徘徊し、それぞれが侵略した魔族の国の土地から連れ去った魔族女をそこかしこで凌辱の限りを尽くしている。
魔王は玉座に座し、広い謁見の間においてその酷景を退屈そうに眺めている。
「………」
嬌声も、悲鳴も、慟哭も。
はじめのうちは高揚を齎し嬉々とそれを眺めていたが、すぐに飽く──。
「つまらぬ」
また、どこかの魔王気取りを喰らい領土を増やしてみるか。
ただ己の暇を潰すための侵略。それも魔王らしく、良かろうと。