2025/06/07 のログ
ご案内:「北方帝国シェンヤン「帝都シェンヤン」皇城 - 酒池肉林の狂宴」に玖妲さんが現れました。
■玖妲 >
深夜の皇城──その大広間の一室に淫靡退廃的な空間が広がる。
夜毎開かれている酒宴。
日が沈み、真夜中に近づくにつれて場は乱れ、次第に参加している男女ともに淫らな行為を交わし始める。
あるものは獣のように四つん這いで美しい女を犯し。
あるものは、複数の女を侍らせ代わる代わるに奉仕をさせる。
またあるものは、一人の女を何人もの男で囲み、その身体を貪り尽くす。
──嬌声と淫猥な言葉が飛び交う、狂乱の淫宴。
そんな宴の場の様子を、優雅に足を組み上げ眺める女が一人。
この宴を開いた張本人。后女の一人であり、このシェンヤンという国の腐敗堕落を望む悪婦。
悪趣味な意匠の扇で口元を隠し、その奥に愉悦の笑みを湛えた女はただただ、血の色の瞳で狂乱の宴を見世物のように眺めていた。