2025/12/07 のログ
魔王ニルヴァローグ >  
やがて、魔物が打倒されはじめ、それを眺め絵知多魔王は感嘆する、
決め手は聖魔法の行使と、連携による多勢に無勢。
大きな魔物をたおすならば、当然有効であろう。
となれば…魔法使いや神官を射掛ける弓兵が必要か。
大柄な種よりも手先が器用な、ゴブリンなどを選ぶべきか。

「まぁ良い。有意義であった」

そうつぶやき、魔王はひらりと戦場へと舞い降りる。
盤上棋が如く戦況を楽しむ時間は終わり、暴の化身が降り立つ。

「褒美だ。幾人かは殺さずに連れ帰ってやろう……此奴らの玩具と餌としてな」

虚無の魔力が吹き荒れ、戦況は一変するのだった──。

ご案内:「タナール砦」から魔王ニルヴァローグさんが去りました。