2025/08/27 のログ
ご案内:「タナール砦」にスルーシャさんが現れました。
■スルーシャ > 「たまには、とも思ったけれど……。」
王都側が制圧している中、開かれた砦門をゆったりとした足取りで踏み込んでいく。
左右からなだれ込むように押し寄せる魔族、そして人間の混成軍。
内通者によって砦内部は混乱し、乱戦ともなれば一気呵成、熱狂に呑まれながら異様に統率された魔族軍とも言い難い侵攻は混乱の中で敵陣を押し潰していく。
「見目が良い者は傷つけては駄目よ。数で押しなさい。
貴方がたの命よりも重いと知りなさい。」
およそ指揮とは言い難い命令に怒号めいた呼応が響く。
全てが手駒、尖兵。それも統率者である彼女にとって価値の低い使い捨て。
彼女にとっていわばその戦いは”投資”だった。
価値の低い尖兵一山と、この劣勢の中で輝く存在の血で血を洗うトレード。
傍らには尖兵の中でも特別に目をかけた幹部級を従えて、しかし、目に敵う素材がいなければ
悠々と砦の詰め所……、ベッドがあるところに向かうだろうか。
■スルーシャ > 「貴女から見てどう思う?」
まるで主の如く、砦の中へ足を踏み入れて、傍らに寄り添う洗脳して己に心酔し人間を裏切った幹部へ言葉を投げかける。
質問の意図はここまで見た中で目に適う者はいたかと言う旨。
今のところ、目に適う者はいなかった。
だが人間だった者の目から見れば、まだ良い者がいるだろうかと。
今日は組織の幹部としての活動。
利益に貢献してパイプを維持するのも骨が折れると嘆息一つ。
ご案内:「タナール砦」にラミエルさんが現れました。
■ラミエル > と、砦の上層部の制圧を命じていた部隊の元王国軍の指揮官が、魔術を使ってあなたに媚びた声で報告を行ってきた。あとで『ごほうび』を貰えるのではないかというあさましい期待に満ちた荒い吐息混じりのその声は、掘り出し物があったという内容だった。
――掘り出し物。つまり『目に叶うものがいる』という意味にほかならない。上階は砲撃や大規模魔術の標的になりやすいため、それ故に勇猛さを示すためにお貴族様の中でも戦を知らない騎士だとかが象徴的に陣取りたがる。そういったタイプでもとらえたか。
はずれであろうと、あなたの優秀な部下の忠節には報いに向かってやるべきだろう。
■スルーシャ > 【部屋移動します】
ご案内:「タナール砦」からスルーシャさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からラミエルさんが去りました。