2025/12/23 のログ
ご案内:「無名遺跡」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 「―――あン?」
遺跡の中。どれくらい彷徨っただろうか。
折角だからとやる気を出して、年末のこのタイミングで潜ったダンジョン。
今まで足を踏み入れてない空間へと足を踏み入れ、道なき道を行き――。
「……はて。こりゃァ。」
参ったなと、僅かばかりの灯りがともる遺跡の中で、男は笑った。
同じような道をしばらく、ぐるぐると動いてる。
たぶん、空間がねじ曲がってる。同じようなではなくて、これは同じ道だ。
なるほどわかりやすい、よくあるヤツだ。
「……ふむ、いや、これ。……まァいいか、…おゥい。だれかいるかァー…!」
壊す、脱出するのはたやすかろう。そう困難なものでもない。
もちろん、己にとっては、だ。――時間の感覚も歪んでる。
外の時間に比べて早いか、遅いか、あるいは止まっているかはわからないが。
…閉じ込められている不幸な冒険者でもいれば、ついでに助けてやるか、くらいの心算で。