2025/11/13 のログ
オルヴィ > 「…………ほっ」

扉の向こうは、通路。見覚えはないけれども風には覚えがある。
通う大気に“見覚えがある”気がするのは、気のせいではない。風の精霊の気配を感じ取ったのだ。
心の中で囁けば、それに答えてくるような感覚に従って行けば――きっと間違いではあるまい。

だが、地上までは長い。無事に帰れたかどうかは――。

ご案内:「無名遺跡」からオルヴィさんが去りました。