2025/07/29 のログ
ご案内:「無名遺跡」にタマモさんが現れました。
タマモ > 無名遺跡、九頭龍山脈麓に入り口のある、名も無き遺跡。
安直で分かり易い名前は良い事だ、その名前を聞く度に、そう思うのは…己だけだろうか?

ともあれ、今日、そんな遺跡に足を踏み入れたのは…

「………やはり、こうした場所であれば、涼も取れると言うものじゃ。
まったく、今日は風もなく、暑くて堪らん」

はふん、溜息を一つ、少女の呟きに、その理由のすべてが込められていた。
現在、入り口からは大して進んでいない、ちょっとした小部屋っぽい場所。
まぁ、避暑が最もな理由ではあるが、他に何かあれば…との期待を込め、踏み込んだ。
暇潰しに、そこらに適当な罠…NOT危険、足を滑らせたり、服だけ転移させたり、そんな悪戯レベル…を仕掛けているが。
それに引っ掛かるような、偶然居た魔物やら誰かさんやら居れば、めっけもの、との感じだろうか?

ちなみに、罠に引っ掛かった場合、己にだけはしっかり伝わるようになっている。
仕掛けただけで、それを見れないなんて、意味は無い。

タマモ > さて、とりあえず、待ち時間の間に何をするか。
今、己に重要なのは、そこである。

正面に、出入り口の扉が一つ、今は閉められている。
遺跡の中だからか、窓らしきものはなく、棚っぽい何かはあるが、何か並べられている訳でもない。
テーブルもあり、幾つかの椅子もあり、それ以外は特に変わったものは無さそうっぽく、何の為の部屋だったのか。
遺跡なのだから、何かする為の部屋だったのだろうが、今はもう居ないだろう作った誰かさん以外は知る由もない。

と、現在の状況と、己の思うところを適当に並べてみたが。
結局のところ、何をするか、と言うのを決めようとする考えから、少々逸れてしまっている。
気持ちを切り替え、改めて考えてみよう。

………もっと、色んな場所に罠とか仕掛けて、放置して帰ってしまおうか、なんて浮かぶ考え。
うん、もし帰った後に掛かったりする人が居れば、迷惑この上ない話である。
もうしばらく待って、本当に何もなかったら、本当にやってしまいそうだが。

ご案内:「無名遺跡」にパニアさんが現れました。
パニア > 「のわぁぁああぁあっ!?」

悪戯狐のいる部屋の外から、けたたましくも愉快な悲鳴が轟いたのは間もなくの事。
狐の仕掛けた罠の一つを見事に踏み抜いた粗忽者が現れたという実に分かりやすいアラートであった。

初心者向けという事で大した準備もせず、いつもの服装で「初ダンジョン体験ッス!」とか言いつつ意気揚々、石造りの暗がりに踏み込んですぐの事である。
初級ダンジョンによもや罠など仕掛けられてはいまいという油断によるものではあったが、トラップ知識などギルドの初心者講習を聞いた程度にしか持ち合わせていないルーキーなので、油断していなくとも結果は対して変わらなかっただろうが。

ともあれ、日焼け跡もくっきりの爆乳チビが踏んだのは、たわわのピンクの色付きも、下腹の淫紋も、その下のえっちなおけけも丸見えとなる着衣転移罠であった。

「なななななななんスかこれ!? なんでいきなり服なくなってるッスか!? し、しかもなんか足が! す、すらいむッスかこれ!? なんかハマって抜けなくなってんスけどぉ!?」

ちな、足元の水たまりっぽいスライムは、AI絵師さんが荒ぶった結果なので、悪戯狐の仕業ではないのかも知れない。ダンジョン七不思議って事で!

タマモ > 「………っ!?」

響き渡る悲鳴、思ったより近い場所だったのか、つい周囲に意識していたのもあって、きーん、と耳鳴り。
ぱたりと耳を伏せ、集中していた意識を一旦切る。

「くっ…よもや、こんな罠が妾にも仕掛けられていたとは…!」

鋭過ぎる感覚は、時に意外な被害を被るものだ。
おかげで、罠に引っ掛かっただろう瞬間をうっかり見逃し、意識をそちらへと繋げ直す。
どうやら、引っ掛かったのは服を転移させるものだったらしく、そこに見えたのは一人の全裸の少女の姿。
…それと、スライム?はて、複合の罠は仕掛けたつもりはなかったが、発動タイミングで何かあったのだろうか?

ともあれ、掛かったからには、そこに向かうのが礼儀である…礼儀…礼儀?うん、礼儀。
すぱーんっ、と扉を開き、ダッシュで悲鳴の元へと駆け出した。

いつもの転移はどうしたって?不意に現れるのも面白いが、今回の罠に掛かった場合の、もう一つの手法で行く。
『いきなり全裸、慌てふためいている状況下、その現場に駆け付けようとする、誰かの足音』
そう、吃驚させるシチュエーションばかりではあれなので、たまには羞恥心を擽る変化球である。

まぁ、大声をあげたのだ、駆け付けて来るのが人とは限らない。
考えようによっては、羞恥心よりも、恐怖心かもしれないが…それはそれ、臨機応変に楽しもう。
…楽しむのは己だけ?ごもっとも。

パニア > 「の、っわ! ぬぐっ、ぬっ、ぐぬぬぬぬぬぅぅう…ッ! な、なんて強情なスライムっスか! ぬ、抜ぅけぇろぉぉぉお………っ!」

幸いにしてじわじわと足を溶かし始めるなどというおっかないスライムではなく、めったやたらと粘着力の強いスネア的な罠ではあったが、これがまた本当に強力で、パニアの剛力(オーガレベルとまではいかないにせよマッチョの大男くらいにはパワーがある)でも埋まった足首を引っ張り出せない。
全裸の肢体が素肌をすーすーと撫でるダンジョンの淡風に頼りなさを感じる中で、トラップと格闘するパニアの耳に、こちらに近づく軽い足音が聞こえて来たのはそれからすぐの事。

「――――はっ!? えっ、だ、誰か近付いてきてるッス!? た、助けてぇえ! ここッスぅぅう……、ッあ! やっ! やっぱ待ってッス! ちょっと待つッス! いや、今乙女のピンチなんでっ! ピンチなんでちょっと待つッスぅぅうッ!?」

咄嗟に助けを呼んだはいいものの、そこで改め己の格好に気付いて前言撤回。
わぁわぁと両手を振り回してそこで止まれと懇願するも、乙女のピンチだからこっちに来んなというセリフは支離滅裂もいいところ。
そうしてそこでまたしても「はっ!」と気付いた。
軽い足音からして自分と同じ様な女の子の冒険者かなとか思ったが、獲物の悲鳴を聞きつけたゴブリンの足音という可能性も無くはない。
全く止まる様子もなく、次の瞬間には目の前の曲がり角から姿を現しそうな足音の主に対し、裸を隠すべきか、それとも構えを取って戦闘に備えるべきか、そんな判断さえ付かぬまま。
辛うじて取ったのはその中庸。
たわわの先を片腕で隠し、乙女の秘園はぎゅぅっと閉ざした内股と前傾姿勢でどうにか誤魔化し、もう一方の手で小さな拳をぎゅっと握って、狼狽と羞恥ばかりが覗く童顔を曲がり角の先に向けるという実に中途半端な姿勢であった。

タマモ > こうした場所でのスライムと言えば、ふっと頭に浮かぶのは、装備や衣類を溶かすスライム。
…いやいや、普通に考えたらそちらの方がレアな訳だが、浮かんでしまったものは仕方ない。
だが、そうだった場合、すでに溶かすものはない…となると、その場合はどうなるのだろう?
とかどうとか、そんなくだらない思考を巡らせながら、声を上げる少女が、次の角で見えそうな、そんな位置まで。
うん、狙い通りに混乱して支離滅裂な発言が聞け、久々に大成功だ…!とか、心の中でガッツポーズ。

さて、ここまで来たは良いが、この後をどうするか、である。
とりあえず、少女の発言にはあえて沈黙を通し、無駄に不安を煽ってみよう。
少女の声に応えているのか、それとも、そこに居る相手をどうしようか悩んでいるか、警戒しているのか。
様々な思考が巡るだろう、そんな方向性に持っていきながらも…

次の瞬間、己の姿は、静かに少女の背後に現れるのだった。
もちろん、気配は断ち、今だ角の先で何かしていると、そう思わせての行動だ。

気付かれたのならば、仕方ない、普通に挨拶から始めよう…普通の状況じゃない?気にするな。
気付かれなかった場合は…じっくりと、相手の姿を背後から見させて貰おう、気付くまで。
それでも、更になかなか気付かないのであれば…うん、相手がどんな女子であるかのよって、対処を考えようか。

パニア > 「あ、ぅ……え、? と、止ま……った?? お、おぉ……誰か知らねーッスけど、ナイス判断ッス! そこでもうちょっと待っててほしいッス。今なんとかしてこの足ぉおおおお……っ! つーかマジ強ぇんスけど!? どんだけレベル高ぇんスかこのスライム!!?」

相手はゴブリンであるという可能性も高まる中、よもやその足音が、こちらの要求通り曲がり角の向こう型でぴたりと止まってくれようとは。
相手はこちらの言葉の通じるヒト種であり、しかも乙女の願いを聞き入れるだけの理性と思慮の持ち主らしいと一安心。
となれば後は、服を見つけるにせよなんにせよ、まずはスライムにとっ捕まった足を引っこ抜かねばと力を込めるのだけれども、これが本当にマジでクッソ硬い。
むちむちの太腿にうっすら肉すじを浮かせて片足を持ち上げようとすれば、一応水色の水面もむにぃ…っと若干持ち上がるのだが、そこから先は力が拮抗してぷるぷる小さく震えるばかり。
先に根負けするのはパニアの方で、僅かばかり持ち上げた足をおろしてぜはーぜはー。
前傾で膝に手を付いた――――結果的にこっそり小娘の背後に転移した悪戯狐の眼前にお尻を突き出す様な格好での小休止。
迫力満点のお尻である。
Gカップのたわわも見事ではあるが、おしりの方もラテン系のエッチな踊り子を想起させる肉感的な稜線の見事な逸品。
くっきりとした日焼け後をボディペイントめいて描かれたそのお尻が、双臀の谷間の楚々とした窄まりまでも露わにされているのを、悪戯狐は超VIP席で眺める事が出来ていた。
そしてスネアスライムとの格闘に必死こく爆乳チビは、背後の気配に気付くでもなく

「ふんぎぎぎぎぎぎぃ…っ! こ、こんのぉぉぉおぉおっ! ………ッぜはー! ぜはーっ!」

タマモ > 考えてみれば、声に反応して足を止める場合、そうした答えに傾くものだろう。
少女の声に、なるほど、と思いつつも…今回は、気付かれるので手は打たない。
代わりに背後に現れて、スライムと必死に格闘…綱引き?まぁ、どちらでも良いが、頑張っているところを静観の方向。

どうやら、突っ込んだ部分を取り込み拘束するだけと言う、これまた変わったスライムらしい。
そんなスライムの力は、どんなものなのか…少女の力自体を知らないのだから、その強さはちょっと想像が難しいか。
ともあれ、静かに眺めている訳だが、これがまた、なかなかに良い見世物となってくれていた。
かなり必死なのだろう、力任せに足を引き上げようとすれば、抜け切れずに元に戻る、その繰り返し。
己からすれば、目の前で少女のお尻が上下に揺れる光景を、長々と楽しめる訳なのだが…

あ、終わった。
それは、しばらくしてからの事、頑張っていたのだが、どうやら少女が先に折れたらしい。
上下に揺らすどころか、手を膝に小休止とする事によって、そのお尻が己に向けて突き出された格好。
更には、前屈みになった事で、その横から見えるたわわな膨らみも拝める事となる訳で。

まさか、ここまで楽しめるとは…そう思いながらも、面白いが、ここまで気付いて貰えないのは、ある意味虚しい。
ゆらり、とゆっくりと背後から近付けば。

「そろそろ、良いかのぅ?」

そんな声掛けと共に、むにゅん、と突き出されたお尻、その尻肉を両手で鷲掴みするのだった。

パニア > 「は――…ッ、は――…ッ、こ、これ、無理ッス。一人じゃもう、いかんともしがたいッス。ぬぐぐぐ、ここはもう恥をしのんで曲がり角の君に助けを乞うしかねーッス……」

つぅ…っと、縦に走る窪に珠汗を一筋伝わせる背筋を起こし、豊満な肉果実の先端を右の前腕でむにぅんっと覆い隠し、薄い恥毛と下腹の淫紋を内股の付け根に差し込むもう一方で出来るだけ隠した後

「あ、あのぉ……しばらく待ってもらっててもーしわけねーんスけど、ちょ、ちょっと助けてもら……―――――んぴッ! ニゃぁぁああぁあッ!?」

最初の奇声は突如背後から聞こえて来た同性と思しき声音に対する驚きで、続く猫声は大尻の二山を左右それぞれの手でむんずと鷲掴みにされた事への悲鳴である。
大きさの割りに形崩れの見られぬGカップに比べてなお弾力に富んだ大尻が、悪戯狐に返すのはむっちり詰まった肉の反発。
それでいて日頃の健啖も伺い知れる脂肪層の厚みが埋める手指に吸い付くかのもちもち触感も堪能させるという、見てくれ以上のエロヒップであった。

タマモ > 「いやぁ、なかなか声が掛からんでな、気になって先に来てしもうたんじゃ。
真正面から見てはと思い、気を遣って後ろから来た訳だが…これもダメじゃったか?」

いや、気の遣い方が間違っている上、いきなりお手を触れたら驚かせるのは当然です、とのツッコミがありそうだが。
思った通りのツッコミが入ろうと、入らずとも、手の感触を楽しむように、もにゅもにゅと手を動かし揉んでみる。

「………おぉ、これは…見た通りの、良い尻じゃ。
このしっかりと引き締まった肉付き、しかし、しっかりと指が吸い付くような手触り、大したものじゃなぁ」

続く言葉は、今まさに触れている尻肉の評価を図っている風だ。
だったら評価を伝えた後は、止めたらどうか、と言われそうだが、言われて止めるなんてもったいない。
もうしばらくは堪能させろと、そう言わんばかりに揉み続ける指の動きは、少女がそうした意識を抱き始めるまで。
少女の反応を見詰めながら、それが刺激へとなってゆく…そこから、もう少し弄った後、ぱっと手を離すのだ。

パニア > 「えっ? ふえっ? やっ、あ、う、ぅん? そ、そーゆーことならしょーがないッスぅ………って、なんねーッスよ!? なんでお尻揉んでるッスか!? あっ♥ ちょ♥ い、いい加減揉むのやめろッス!? んあっ♥」
両の足先はスライムに囚われたまま、振り向く上体が片腕に押さえ付けられ拉げるたわわの柔肉をぷるんっと波打たせた。
驚愕に見開かれた黒瞳に映るのは卵色の長髪からぴょこんっと三角の獣耳を立たせた若い娘。年齢的にはパニアよりも2、3上だろうか。
先日プールで出会ったナンパなイケメンも獣耳だったが、美少女のそれはやはり破壊力がレベチである。モフってみたい。
そんな邪な感想を断ち切ったのが、鷲掴まれたままのお尻にむにゅむにゅ加えられる気儘な握圧。
尻肉から背筋に染み込む卑猥な悦感に思わず甘声を漏らしつつ、尻ソムリエに文句を言う――――のだけれども、キモノとか言うのだったか。
温泉旅館で目にする異国服にも似た衣装の浮世離れした少女、お姉さん? は、その雰囲気通りの泰然自若。
なにか自分の世界で生きてるなぁという自遊人の風格で、もみもみふにふに。

「いいいいいいつまで揉ん……あっ♥ ひゃ、んっ♥ も、やめ……ん♥ んんっ♥」

下肢の付け根を覆い隠す片手指にぬるりと生温かな感触が伝わる頃、ようやく愛撫を止めてくれた狐娘にはぁはぁはぁ♥
たわわを隠す腕にもツンと勃ち上がった乳首の感触が伝わって、理由もわからぬ状況にもかかわらず、しっかり感じてしまった自分に対する羞恥が頬の炎熱をじわりと広げた。

タマモ > 評論家は、その答えを出すまで黙って確かめ続ける…いや、評論家ではないのだが。
とりあえず、少女のお尻の感触を楽しみながらも、その視線は上から下まで、別の意味で確かめるように見定める。
まぁ、己がちょっかいを掛けるまで、ずっと眺めていたのだから、見て確かめるのは今更な気がしないでもないが。
それでも、体を弄られ、その反応を見られ続ける事を、少女に意識させる事には十分繋がるだろう。

もっとも、逆に己を見遣る少女が、己の事をどう思っているのかは、さすがに読み取れは出来ないか。
己の行動に対するツッコミの面は、なかなかに良いもの、突っ込まれても止めない事には変わらないが。

「ふふっ…ほれ、止めてやったぞ?
で、妾に言いたい事は、これを止めるだけで良いのかのぅ?
これは、もう良いのか?ん?」

手を止める際、ところどころを確かめれば、少女の体はしっかりと快楽を得て、疼いてもいるだろう事は読み取れる。
それでも、またすぐに手を出す、と言う事はしないものの…背後から身を寄せ、その耳元に唇を寄せ。
わざわざ吐息の掛かるように、そう囁き掛け、下げる視線で足を今だ拘束するスライムを示しておこう。

パニア > 「はあ…♥ はあ…♥ …………♥ ッは! いやいやいやいや、良くねぇッス! むしろそっちが本命ッスよ! つーかなんで尻揉んだんスかっ!?」

薄く汗濡れた背筋にぴとり。
キモノ越しの柔乳が押し付けられ、黒髪から覗く耳朶に妙に蠱惑的な囁きを注がれて思わずぞくり♥
が、横目で向けた黒瞳が、朱金の眼差しで示す下方に意識を向けた所で正気に戻る。ついでに尻揉みの真意を問うのは困惑が尾を引いているからだろうか。

「ええっと、あ、さ、先にゆっとくッスよ! これは罠ッス! う、うちが好きこのんでマッパでダンジョンに潜った露出狂のエロ娘ってわけじゃねーッスからね! なんかダンジョンに入って早々に変なトラップ踏んだみたいで、それで身につけてた物がいきなり消えて、その上このスライム溜まりにずっぽしと足がハマって、そんでにっちもさっちもいかなくなってたッス! そんな訳で、こいつ、なんとかしてもらえないッスかね!?」

よもやこの尻揉み狐こそが罠を仕掛けた張本人などとは知らぬチビなので、全裸でダンジョンにいる自分の潔白を最初に伝えておいた。
下腹で淡くピンクの輝きを滲ませる淫紋がそのセリフの信憑性を大いに損なっているのは自覚しているのか、もじもじよじよじ。
どうにかこうにか身を捩り、限られた細腕の面積でエッチな紋様を隠そうとするのだけれど、そんな身動ぎもダンジョン入口から差し込む明かりに照らされた全裸の肢体という実に卑猥なシチュエーションを際立たせた。

タマモ > 「おぉ、そうじゃったかのぅ?
いやはや、妾の目の前で何度も尻を揺らしておったから、てっきり誘っておるのかと…」

少女に気付かれぬよう、背後に回った事は、あえて伏せる。
紛らわしい事をしていたのは、そっちだし?みたいな、逆に少女がそうした風な言い回しをしながら、こんな風にとお尻を揺らしてみせた。
それに合わせ揺れる尻尾は、楽しんでいる風を感じさせるのだが…初見の少女には、判断は難しいかもしれない。
あむ、と耳たぶを一度甘噛みし…それも、すぐに離れてゆく。

「そうかそうか、罠のせいで素っ裸とは………あぁ、うん、大変じゃったなぁ?
となれば、妾がする事は、そのスライムからお主の足を引っこ抜く事、であっておるな?
そうであるのなら、妾が引っ張ったり何やらしても、文句は無しじゃぞ?良いな?」

そもそも真実を伝えるつもりもないし、偽りの言葉を見抜くような芸当は、この少女は不得手そうだ。
うんうんと、少女の言葉に頷きながらも、己の所業は隠し手伝う事を了承しておこう。
そして、そうした手伝いをする事に関して、さり気なく引っ張る事を強調しつつも、他にも何かする事をそっと添えた。

ちなみに、少女の淫紋の存在は何気に気付いていた。
罠発動時での再確認の際に、遠目でも少女の姿を一瞥していれば、十分に確認出来る特徴的な印だから。

さぁ、後は少女の言を取る事が出来たのならば、次の行動に移すだけだ。